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福島は放射能で危険なのか?
最終更新:
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福島は放射能で危険なのか?-放射能情報を探しながら考えたこと- ツイート
2012.9.22
9.25, 11.24追加修正
9.25, 11.24追加修正
「原状の福島、日本は危ない」という情報を検証してみるとデマ
「実際に見つかっているじゃないか」という人もいますが、私の調べた限りはすべてデマ・誤解です。
デマ・誤解のリスト
デマ・誤解のリスト
福島には放射能によって病気や死が増加する?
私が調べた限り、福島や東北、いや日本が放射能汚染で危険だ。という事実は見つからないんです。「危険だ」という情報は真偽が怪しいものばかり。また、危険だとする説の根拠を検証していくと引用や解釈間違いがあって、専門家でない私でも反証できてしまいます。私が検証している限り「放射能で人が病気になったり死ぬ」というデマのようなことを起きていないし、起きると予想されるような(信頼できる)科学的知見がありません。
※「放射能で人が病気になったり死ぬ」という信頼できる根拠があれば教えてください。掲示板
低線量被曝についての研究をいろいろ探しても福島は危険である根拠は見つからない
世界中の今までの研究のコンセンサスは「100mSv以下の低線量では人体への影響は見えないほど小さい」です。もちろん、あるかもしれませんが、調査しても他の発がんや健康へ影響する因子のほうが影響が大きいために、小さすぎてわからない」ということ。
怪しい研究はある。しかし世界中の研究者から相手にされていない。
バンダジェフスキーというお医者さんがいます。その人だけは「セシウムという放射性物質が心筋(心臓)に溜まるから危険」と言っています。しかしこの研究論文は不備が多いと多方面から指摘されており、科学者の間では相手にされておりません。(=ちゃんとした学術誌に掲載されていないし、それについてさらに研究している人はいない。トンデモといってもいいレベル)
※このバンダジェフスキーについてもまとまった記事を書こうと思います。もし疑問があれば掲示板へどうぞ。
バンダジェフスキー(タグ)のあるページ
※このバンダジェフスキーについてもまとまった記事を書こうと思います。もし疑問があれば掲示板へどうぞ。
バンダジェフスキー(タグ)のあるページ
「安全とは言えないから危ない」という誤解
「あるかどうかわからない」ではなく、「影響が存在したとしても、影響は小さすぎてわからない」
不安を煽る人は低線量被曝の影響は「わからないから危ないじゃないか」といいます。実際には、「あったとしてもデータに出てこないほど小さいからわからない」ということです。
いくら調べても他の原因(酒・タバコ・運動不足etc.)のほうが明らかに健康に影響するので、影響が見えないほど小さい(または無い)のでわからない。ということです。
「おおよそゼロだとわかっているのに、完全にゼロだとわからないと危ない」というのはナンセンスです。そのリスクを気にするよりも、タバコとか酒とか運動不足のほうが何倍も健康に影響を与えるということはわかっています。
最近MIT(マサチューセッツ工科大学)の研究で「DNAの修復システムがあるため、低線量被曝では放射線によるDNAの損傷(の増加)は認められない」というのも発表されました。
でも、避難するのは自由。
実際に研究では低線量被曝での健康被害はないとわかっているけれど、もしかしたら今までの研究が間違っているかもしれません。将来の科学の進歩でそういう事実が見つかる「かも」しれません。なので避難するのは自由。言論、思想の自由があるように、居住の自由も個人にあります。避難したい人はすればいいのです。
避難しないと死ぬ。と脅す人たち
避難する自由があるように、避難しない自由もあります。自分たちの考えを福島の人に押し付けることはできないはず。それでも、デマを流し、不安を利用して自分の考えを通そうとする人も多いので問題です。
福島で酷い健康被害が起きると断定する人たち
福島で酷い健康被害が起きると断定する人たち
リスクゼロは不可能。だからリスクの程度を考える。
たしかにリスクは完全にゼロのほうがいい。しかし、人間が生きる上ですべてのリスクを回避することはできません。お金を銀行に預けても、銀行がなくなり国が補償してくれないかもしれない。ハッキングされて口座の残高が書き換えられるかも。いや円が暴落するかも、ハイパーインフレになり紙くずになるかもしれません。
車の運転でもそうです。車で通勤しないとお金が稼げない。でも車の運転をしているかぎり事故を起こしたり巻き込まれるリスクはある。リスクをゼロにするために一切のリスクを回避するのでしょうか?もちろん、そんなことはできません。
だから、リスクの程度を比較して、判断するしかないのです。
だから、リスクの程度を比較して、判断するしかないのです。
避難する自由。しない自由。リスクの考え方は人によって違う。
避難しないほうがいい。と考える人もいます。
(目に見えないほど小さい)放射能のリスクより、家族離れ離れになったり、仕事や家、コミュニティを失い新しい生活をするためのリスクのほうが大きいと考えるひともいるでしょう。
(目に見えないほど小さい)放射能のリスクより、家族離れ離れになったり、仕事や家、コミュニティを失い新しい生活をするためのリスクのほうが大きいと考えるひともいるでしょう。
もちろん、逆に考えるひともいます。別のリスクやコストがあっても、放射能のリスクがより大きいと思えば避難すすれば良いと思います。
政府機関・学会などが「放射能の危険を隠蔽している」という事実は見つからない
私なりに調べましたが、政府機関・学会などが「放射能の危険を隠蔽している」という事実は見つかりません。陰謀を信じている人が少なからずいると思います。しかし「放射能の危険を隠蔽している」のであれば、危険だという証拠(研究)をつきつければいいのです。が、信頼に足る証拠は見つかっていません。
実は反原発な人が見つけられない「放射能の危険」
これだけ原子力行政が批判する人たちがいる中で決定的な「放射能の危険」が見つからないのがおかしいのです。全てとは言いませんが、原発に反対している人の中には殊更に放射能の不安を煽っている人や団体が多いのも事実。放射能の知識、科学がわかっていない人も含まれて、混乱させることによって運動につなげているのかと思うほど酷いものです。