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放射性物質(放射能)セシウム等の食品規制 ver.2 (2012年以降)

ver.1はこちら http://www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/80.html
2012年4月に食品規制が変わりましたの。以前の規制についての記事は上記URLからどうぞ。どのように暫定基準値500Bq/kgが設定されていたのかなどが掲載されています。

関連: 海外・EUの放射性物質(セシウム等)に関する食品規制  http://www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/304.html

「セシウム」という表記について

※ここでの「セシウム」という表記は放射性セシウム、Cs-134,137を意味します。また、規制値はこのCs-134,137の合算となります。


2012年4月、500Bq/kgから新規制値100Bq/kgに

まず日本で2012年4月に導入された新基準は放射性セシウム100Bq/kg。これはとても厳しい基準です。放射能を気にされている方には意外と思われるかもしれませんが EU(欧州)は一般食品1250Bq/kg、米国は1200Bq/kgという数値で規制。

※ただし日本からEUへの輸入は日本の規制と同等の一般食品100Bq/kgとしているようです。
※チェルノブイリ事故の影響が考えられる国からEUへ輸入には規制が別途あります。詳しくは http://www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/304.html


食品規制の変遷

2011年事故以前 :国の指標「防災指針で定められた飲食物摂取制限に関する指標」として存在
※平成10年3月
※輸入規制:チェルノブイリ事故をきっかけに370Bq/kgとなる

2011年事故直後 :上記指標を元に「暫定規制値」として通知された。一般食品500Bq/kg
2012年3月までの暫定規制値については、こちら http://www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/80.html
2012年4月 :「基準値」に変更された。一般食品100Bq/kg

新しい基準値の内容

すべての年齢の人に配慮された基準値を設定


+...
新たな基準値では、すべての人が摂取し代替がきかず、摂取量が多い「飲料水」、乳児だけが食べる「乳児用食品」、子どもの摂取量が特に多い「牛乳」など、特に配慮が必要と考えられる食品については区分を設け、それ以外の食品は、個人の食習慣の違い(飲食する食品の偏り)の影響を最小限にするため、一括して「一般食品」として、4つの区分で次のような基準値を設定しました。

原発事故【前後】の食品規制

福島第一原発事故前後の食品中の放射性物質の規制値

以前の暫定基準値500Bq/kgも、健康被害を抑えるために充分な規制だった。

しかし事故直後の500Bq/kgというのが甘すぎる。という誤解が流れています。この「誤解」によって風評被害をより深刻にしました。

風評被害を煽るようなサイト
風評被害を煽るようなサイトがいくつかが作られて、それを鵜呑みにされた方も多いのです。
不安を煽るようなイラストを使って、一部の極端なデータを抜き出して不安を煽っています。
くわしくはこちら→http://www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/200.html

ストロンチウム込で内部被曝を(各食品分野毎に)年1mSv以内にするための500Bq/kg
参考:http://www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/90.html スライドの19ページ

年齢ごとに内部被曝は違う→全ての年齢で1mSvを超えないように設定
※2012年までの暫定基準値500Bq/kgについて

ストロンチウム込で内部被曝を 年1mSv以内 にするために2012年3月までの500Bq/kgは決定されている。
ストロンチウム込みで内部被曝を年1mSv(預託線量)以内に収めるために食品に含まれるセシウムを何Bqにすればよいか?
成人・幼児・乳児の中で最も厳しい数値を基に基準を作成セシウム・ストロンチウムは成人のほうが影響が大きく、子供は代謝が活発なため、セシウムの排泄も早くなる。
参考:http://www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/90.html
参考:「飲食物摂取制限に関する指標について」原子力安全委員会


現実の内部被曝について調べたい人は

内部被曝、WBC調査、放射性セシウムに関するノート
「内部被曝、WBC調査、放射性セシウム」についてのインデックスページです。
http://www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/234.html

「実際のセシウムによる内部被曝はどれだけ増えたのか」がわかるグラフ
グラフで見てみましょう。驚くほど小さいことがわかります。しかもCsの核実験時代のセシウム摂取より少ないのです。
県平均毎では宮城県が一番内部被曝をしているのですが、0.0057mSv/年というレベル。
http://www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/303.html

チェルノブイリ(旧ソ連)の食品基準

『ウクライナとベラルーシの食品基準の変遷』
旧ソ連時代の 粉ミルクの基準は18500Bq/kg
http://togetter.com/li/208694

EUの食品基準

海外・EUの放射性物質に関する食品規制
EUの規制などについてまとめたページ。「ドイツの基準は大人4Bq・子供8Bqという誤解」などにも触れています。
http://www47.atwiki.jp/info_fukushima/pages/304.html

以下は上記ページ内容の抜粋など
事故当時EUの一般の食品基準は1250Bq/kg
その他放射性核種の半減期が10日間以上のもの(特にCs-134,Cs-137)(注6)
ベビーフード 400Bq/kg
乳製品  1000Bq/kg
それ以外の食品  1250 Bq/kg
豚:1,250 家禽類、子羊、子牛:2,500 その他:5,000

日本からの輸入食品の放射線検査の許容水準上限を引き下げ(EU)2011年4月
原発事故の起きた日本の基準が500Bq/kgだったこと受け、EUは(日本からの輸入規制が)1250のままじゃおかしいという話になり日本の500Bq/kgに合わせたようです。

輸入食品の放射能に関するEUの現行基準は、1986年のチェルノブイリ原発事故翌年の1987年に定められたもので、24年間変えられてこなかった。基準値は年間の個人の食品の消費の10%がこの値の汚染レベルにある場合を想定しており、放射線への暴露が年間で1ミリシーベルトを超えないように設定されている。また、基準値は国際機関(WHO、FAOなど)のガイドラインに沿って作られている。

欧州委員会のバローゾ委員長は5日、欧州議会で、食品の安全基準が高い日本では、上限がEUよりも低く設定されていることから、 EUもさらなる科学的分析の結果がでるまで、暫定的に日本の基準を適用 すると説明した

資料PDF: 海外における食品中の放射性物質に関する指標

海外からの輸入食品

日本の原発事故以前の 輸入食品の基準値はCs134,137の計で370Bq/kg
つまりEUでは一般食品1250Bq/kgという基準だったのに、日本の基準はそれの1/3の厳しい基準370Bq/kg
チェルノブイリ原子力発電所事故により放出された多量の放射性物質によって汚染された食品の国内への流入が懸念されたため、厚生省(現厚生労働省)は輸入食品中の放射能を規制する暫定限度を設定(134Csおよび137Csの濃度として370Bq/kg以下)し、この暫定限度を越える食品については積み戻し措置を指示してきた。

輸入食品が新基準100Bq/kgを超えてしまう現実
370Bq/kgでもEUより厳しい基準であった(前項参照)のですが新基準は100Bq/kgが導入されたため、EUなどでOKなものも日本に輸入できなくなりました。
世界が拒否するのではなく、日本が拒否するくらい厳しいのです。

東京都健康安全研究センター http://www.tokyo-eiken.go.jp/
輸入品の放射能濃度の資料(PDF)のリンク:http://goo.gl/hrj1UC

上記データをまとめたブログ記事
http://d.hatena.ne.jp/ebi_j9/20120323/1332512720




関連「世界が拒否する日本の食品」なんて嘘

資料
資料:食品規制値の国際比較

資料:輸入食品の基準超 「輸入食品の検出事例(2012年4月~8月」
輸入食品の検出事例(2012年4月~8月)
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       品目
   月  放射能[Bq/Kg]/原材料原産国
  ----------------------------------------------
  4月 オーストリア産ブルーベリージャム 140Bq、180Bq、220Bq /ポーランド原産
  6月 フランス産ブルーベリージャム 180Bq /ウクライナ原産
  7月 フランス産ブルーベリージャム 150Bq /ポーランド原産
  8月 英国産ブルーベリージャム 190Bq /ポーランド・ウクライナ原産
  8月 フランス産キノコ(ラッパタケ) 220Bq /フランス原産
  ----------------------------------------------
  厚労省・輸入時における輸入食品違反事例より   
http://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/ihan/