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2015 GWオフ リスナーA

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ganajo

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だれでも歓迎! 編集
Aの場合。長いぞ今回は。

+ 東京編
2015/05/05
久々の旧ラオフということで、意気揚々と参加。
しかし寝坊をして開始早々出鼻をくじかれる。


初日はビックサイトで行われる「ゲームマーケット」に参加。電源を使わないゲームを取り扱うイベントである。つまりボードゲームとかカードゲームのこと。
最近旧ラボードゲーム部が始動し、これは参加せざるを得ないな!っということで、私とボーイが参戦。

同日にコミティアと刀剣乱舞のイベントも開催していたため、人出がすごいすごい。
ゲームマーケットも予想外に参加者が多く、割りと混雑していた。
他のイベントとは違い、参加している人達のキャラクターがやたらと濃かったのが印象的だった。


会場内は、市販されているボードゲームのサークルと普通のボードゲーム屋さんが出張販売しているブースが壁、同人系のサークルが島といった形である。
ゲームは一個一個がそこそこの金額で、1500円くらいのものから数万するようなものまで様々であった。
ただ価格の張るようなものは駒が木工品で受注生産だったりしたが。

日本でボードゲームといえば人生ゲームとかモノポリーなどがポピュラーであるが、本場といえばドイツ。硬派なゲーム群も多く、それらの愛好家が作るものもどこか無骨だった。
ボーイと「ゲーム性はともかくビジュアルで惹かれるよね」と話し、確かにインテリア的な趣のあるデザインのゲームも多かった。

最初のうちは各自気になるものをピックアップし、その後合流しようということになり、一人で発掘を始める。


まずは会場の雰囲気を確かめながら全サークルを巡ってみよう、とひたすら歩き回った。
物販のテーブルのそばにフリープレイテーブルがあり、そこでゲームの解説も兼ねた紹介が行われていた。
一人ではなかなか参加する勇気が出ず、人が群がっているところにひょこっと顔を出してそれっぽく振る舞うだけだった。
とりあえずプレイはボーイと一緒にやろうと思い、その辺は流していく。


ボードゲームは難易度の差が激しく、すぐ覚えられ数分で終わるものから、理解に時間を要し、場合によっては数時間かかるものまでピンキリだ。
今回くろくま邸にお邪魔して遊ぼうと決めていたので、できるだけ難解なものは避け、シンプルなものをチョイスしていった。
一個一個が高いため、会場では2つだけ購入した。

一つ目が「Kigi」というゲーム。プレイヤーそれぞれの根元から枝を伸ばしていき、そこに花や虫があれば加点していく、というもの。
とにかくビジュアルが綺麗で、配信的にも見栄えがいいだろうと購入。

二つ目が「こそあどリバーシ」。日本語のこれ、それ、あれ、どれを使い、駒を動かしていくリバーシである。自分の駒だけでなく相手の駒も動かすことができる。
これも見た目が可愛らしく購入を決定。
後から気付いたけど、これ二人プレイなんだよね……。

※画像右側のドメモは後述

他にも気になるものは色々あったが、値段に抵抗を感じたため控えた。
ただ、「量子ドミニオン」なる冊子が200円で売っていたので購入。

ドミニオン仲間から聞いたことはあったがイマイチよく分からなかったもの。
ルールはドミニオンと同じなのだが、王国カード(10枚のサプライ)が不確定な状態でゲームが始まる。
A~Jの文字のみが記載されており、カードを購入する際に「3金でこれを買います」と宣言する。
そうするとそのカード、例えばAのカードは3金のものとして扱われる。
その後このAのカードを「村」と宣言して使用すると、以後これは村として扱われる。

誰かがBを5金で買って、こうしようと思っていても、別の人がBを「魔女」として扱えば以降すべてBは魔女になってしまう。
すべての王国カードが不確定であるため、非常に戦略性の高いゲームとなっている。
やるやらないは別として、すごく面白そう。


ボーイと合流後、今度はフリープレイに参加しようと意気込み二人で散策を開始。

最初にプレイしたのは、6本の試験管に交互にビー玉を入れていき、そのビー玉の色が連続した個数と色の種類で点数を決める対戦ゲーム。
試験管には7個までビー玉が入り、途中で蓋をすることもできるため、相手に取られる前に奪うこともでき、なかなか読みあいの難しいものだった。
なんだか綺麗なお姉さんが横で解説してくれたが、結果は負け。
次だ。

二つ目は5×5の盤面に色のカードを置き、指定された配置を完成させたものが得点を獲得するというゲーム。
これにはサークルの人も参加し、3人でプレイ。
自分が特定の形を作ろうとしても他の人に邪魔されてしまい、思い通りに形が作れない。
ゲーム自体はかなりシンプルなためすぐ終わり、サークルのおじさんにあっさり勝利を奪われる。
ただなかなかシンプルで分かりやすかったので買いましょうか、と物販に寄ったらなんと価格は2500円。強気だ。
なんとなく、これエクセルで作れません?とボーイに問いかけ、買わずに撤退。
高いんだよ!!

あと何をプレイしたかな。思い出せないので割愛。
人出が多いのもあり、なかなかプレイできない場面もあった。
ボードゲーム愛好家は多い。


途中うどんフェスなるものがやっていたので寄ってみたが、遅い、高い、不味いの三拍子が揃ってしまった。
ボーイは明太高菜うどん、私は油うどんの列に並んだ。同じ位置に並び始めたのに気づいたらボーイは遙か前に進んでいた。格差。
うどん1杯900円、量は少なく味もしょっぱい。頭にきた。許せん。


一通り遊んだので、コミティアに参加していた46252とかろひさんと合流。と思ったがニコフがよそのサークルの方と話して遅れると言うので、フードコートに行くことを伝えずに移動。
その時大体15:00ごろで、ファーストフード店くらいしか開いておらず、しょうがないからまたうどんを食べた。早いし安いし美味い。満足。



一同はくろくまさんと合流するために秋葉原方面へ。
くろくまさんは500%帽子を被っているのですぐ分かります。


1度くろくまさんの家へ行き、一息つく。

ここで一つくらいボードゲームをやろうということで、ボーイが買ってきた「ダイエット&フレンズ」というゲームを遊ぶ。
手持ちの食べ物カードをダイエットして消費したり、他の人に押しつけたりして、見事すべての食べ物を処分できたら勝ち、というもの。
カードにはそれぞれ1~8までの数字が書かれており、それがそのままkgとなる。
ダイエットではサイコロを振り、出た目のカードを捨てられる。しかしサイコロは6までしかないので、7,8のカードを捨てられない。
そのためカードを一枚捨て、山札から引き直す交換ができる。
また食べ物カードは8種類(くらい?)あり、そのカードを持っている人を予測してランチに誘うことができる。
例「ボーイさん、ラーメン食べに行かない?」「いくいく~」
ということで、自分の持っているラーメンカードをすべて押し付けることができる。
他にも細かいルールがあるが、色々戦略を練って自分の食べ物を他のみんなに押し付ける。
結果的に痩せてもいないし、デブばかりになる。
ボーイが37kg太って終わった。
ダイエット&フレンズ。


秋葉原への目的はイエローサブマリンにボードゲームを買いに行くこと。「放課後さいころ倶楽部」という漫画にも載っていた「ごきぶりポーカー」を買いにきた。

しかし、店内を探しても一向に見つからず、店員に聞くとメーカー側で欠品しているとのこと。
つい最近まで普通に売っているのを見かけていたので、余裕で手に入ると思っていた。

この後さらに二店舗を探したがなかったので、ヨドバシカメラで「ドメモ」というゲームを購入。
皆さん連れ回してごめんなさい。



秋葉原第2の目的は、牛タン定食のお店「ねぎし」
店内が狭く、ぎゅうぎゅうになって待ち続けた。(牛だけに)
やっとありつけた牛タンはとても柔らかくて、最高に美味かった。三日後に仙台行くんだけどさ。



ここでニコフとはお別れし、くろくまさんの家へ戻る。

皆一様にヘトヘトであった。

近くに銭湯があるとのことなので、行くことにした。
昭和っぽい香りのする雰囲気で、初めて銭湯にきた私は否応なしにテンションが上がる。
しかし!その気持ちは脆くも崩れ去ることになるのだった……。









・・・・・・その銭湯は思ったよりか小さかった。
番台のおばちゃんが本当に存在していたことを知り、マンガとかドラマの世界だけじゃないんだ!と感慨深い気持ちになった。

各自衣服をキャストオフし、意気揚々とお風呂へ突入。



まず一番に目に入ったのは、全身に刺青のはいった「ヤ」のつくお方がいらっしゃったことだ。


おいおい。ありえないだろ。
人生初の銭湯がこんな…こんなことってあるのか…。
これこそマンガやドラマじゃないのか…。
都市伝説レベルだろ…。

※イメージ画像 実際は一人


全員が得も言われぬ緊張感を持ちながら体を洗い、湯船に浸かろうとしたら今度はお湯いっぱいに菖蒲が。
そう、その日は5月5日のこどもの日であったため、菖蒲湯デイだったのだ。

いやしかし、ちょっと数が多すぎて…。
ネットとかでまとめてもいなかったので、どう見てもネギです。本当にありがとうございました。

※イメージ画像 実際は菖蒲

大量のネギとやーさん遭遇という一生記憶に残る初銭湯は、もう忘れたくても忘れられないよ。



全員がすごいテンションのまま三度くろくま邸へ。
今度は今回ゲームマーケットで購入したボードゲームを遊ぶことにした。


最初に取り出しましたるは「ダイエット&フレンズ」
ルールは大体理解したのでサクッとプレイ。誰が勝ったのか思い出せません。


次は「Kigi」
ルールを読んでも理解しづらいし、サイトを見に行っても大したこと書かれていないので探り探りのプレイに。
終始微妙な雰囲気が流れ、よく分からないまま誰かが勝った。誰だっけ。
ビジュアルはすごいステキなのに、ルールがいまいち理解しきれなかったので、もったいなかった。
売り子さんに聞けばよかった。


お次は「Right」(だったはず)
ボーイが購入したゲームです。
5~10までのカードがあり、それぞれ数字分の枚数がある。
各プレイヤーは3枚ずつ手札があり、それを1枚ずつ場に出していくのだが、それぞれの数字を一番多く出している人へ
ゲーム終了時に手持ちのお金を渡す、というもの。
場に出せる枚数が決まっており、規定の枚数になるとゲーム終了になる。
他にも細かいルールがあるのだが、これがシンプルな割になかなか奥の深い駆け引きができる良ゲーであった。
プレイ時間が短いので何度も遊べた。パッケージは完全にこんd


次はじゆにちがらなもさんに預けた「三つ目」なんとかかんとか。名前を忘れました。
割愛。よく思い出せない。


次は「ドメモ」
1~7までのタイルがそれぞれの数字分存在し、各自に規定枚数分配られる。
特徴的なのは、配られた自分のタイルを見ることができない点にある。インディアンポーカーのように。
自分が持っているタイルを言い当てることができたらそのタイルを除外し、一番最初にすべて捨て去った人が勝ち。
残りタイル数から自分のタイルを推測して、言い当てることができた時の快感はなかなか。
このゲームも凄まじい早さで終わるため何度かプレイ。すごく好きだこれ。


最後は「こそあどリバーシ」
これは二人用なため、私とくろくまさんとでプレイする。
翌日朝早いボーイは就寝。キッチン周辺で寝る羽目に。ごめんよ。
このゲーム、やれることが制限されている割に自由度が高いので、非常にプレイの幅が広い。
あれ、これ、それ、は一度使うと全部処理しない限り再度使うことができないため、先を考えて使用しなければならない。
どれ、はゲーム中一度だけ相手のあれ~を変えさせることができる。ただしゲーム中一度しか使用できない。
また手駒の狼にはそれぞれ矢印が記されており、自分が動かした先にいる狼をその矢印方向に押し出すことができる。
それを利用してオセロよろしく挟むことができ、挟んだ相手の駒を自分の手駒にできる。
リバーシに加え、将棋、囲碁、その他色々な要素を含んだこのゲームはかな~り奥が深いはず。
まだ全然遊べてないので是非もっとプレイしたい。


いよいよ力尽き、泥のように眠る。



2015/05/06
ボーイのゴソゴソ音で目が覚める。
いってらっしゃい、と言ってまた寝ました。

この日はボーイだけが植草甚一個展なるものに行きました。
私は目的地が非常に遠いため、前日に「行ける確率は20%くらいですね」と行かない理由を伝えていた。


今回一番の楽しみであった「マスク展」

現地にてボーイ、セギナーさん、dollさんと合流するため、荷支度をする。

確か前日、「マスク展を見終わってからご飯」という話をしていたような気がしたが、ボーイがTwitterに「食べました」のメッセージを残したため、我々は窮地に追い込まれる。

目黒駅から庭園美術館までの道程、全然ご飯屋がない。あるんだろうけど、ささっと食べられる所がない。
どうしたもんか、と悩みながら結局美術館に着いてしまった。

dollさんが少々遅れるとのことなので、この時間に飯を食ってしまおうと急いで店探し。

大きな交差点左右にオシャレそうなお店と古びた中華料理屋があったが、かろひさんの「旧ラ的にはこっち」の一言で中華料理屋に決定。


店内はめちゃくちゃ狭く、5人座って満席状態になった。

各々好きなモノを頼み、私は中華料理屋に来たらまず肉炒め定食を頼むというポリシーのもと、それを頼む。
ボーイがそれいいですね、と同じものを頼んだが、え?
「食べるの!?!?」と大きな声で突っ込んでしまった。ダイエット&フレンズ。

やたら馴れ馴れしい店員のおばちゃんを鬱陶しく思い、急いで食べ終わらせて店を出る。


そうこうしているうちにdollさんと合流。美術館内へ。

季節的に緑がいっぱいの時期だったため、庭園内はすごく自然豊かで綺麗だった。ここ歩くだけで気持ちいい。

少し歩くと美術館発見。後で知ったが、アールデコ様式なるものらしい。美術館っぽくない雰囲気。


館内にはいたるところにマスクが展示されており、それにきちんと解説が書いてあった。
書いてあったが、何のことを言っているのか分からない。

基本的にアフリカ系の民族、さらにその中の結社で使用されていると考えられているらしい。
精霊や自然などの力を借りたり、帰依したり、基本的知識がないとあんまり理解できなかった。もったいねぇ。

アメリカ、東南アジア、中国や日本のマスクも展示されており、国によって特色でるなぁと感じた。
やっぱりその国の人の顔に似るんだね。

マスクをじっくり見てるとなんだか自分でも作れそうな気になってくるので、後でなんか作ってみよう。作るかなぁ。


じっくりのんびり見て回っていたため、みんなの合流に少し遅れる。
時間気にせず見たい、ってのがありますな。
途中かろちんと合流したため、適当に見て回り、写真をパシャリ。いい笑顔だね。



そこから今度は六本木の21_21design sightで行われていた「単位展」に。

以前「デザインあ展」でも訪れたこの地にまたしても参戦。
正直何が展示されているのかよく分からないまま来ちゃった。


この時15時位。全然待たずに館内へ。

入場料と引き換えに長ーい紙のメジャーをもらう。これで館内の色んな物を測れ、という粋な計らい。はかりだけに。

ボーイの「今度はまとまって動きましょう」という言葉を無視して館内を突き進む。


そこには色んな単位――mだのkgだのGBだの――がモノと一緒に展示されていた。
この単位はこのくらいの大きさ、重さなど、視覚的に分かりやすく、かつ楽しく紹介されている。


もう少し進むとだだっ広いフロアーに所狭しとナニかが展示されている。

ひらがなの重さだったり、お酒の4斗樽はお尺だとこの数になるよ、とか。


くろくまさんと名前の重さを勝負。


自分の体を色んなPixelで映したり、カメラの前で手をかざすとそれに見合った大きさのモノを表示してくれたりもする。


一番印象的だったのは、柱時計の中にいるおっさんが一分ごとに分針を書き換えていたこと。
ご苦労さまです。


色々探索ツアーも終わり、一同はアキバのお魚の美味しい居酒屋へ。

みんなこの時はもうヘトヘトだったので、言葉少なに黙々ご飯を食べる。
お魚、美味しかったです。


割りとテーブルが広かったため、dollさんの持ってきたカードゲームをプレイ。

かなりサイケデリックな内容で、人格破綻者を真人間にしたら勝ち、というとんでもゲームだった。
絵柄も奇抜ながらその背景が極彩色で、作った人頭おかしいんちゃうかという印象。

自分は酔いも回って頭回ってなかったので見に入る。


カードをピラミッド上に5枚並べ、その頂点に対象の人格破綻者を置けばクリア、というもの。
ただし、カードにはマイナス点が表記されており、その5枚の点数合計が-200点を超えていると人格破綻者を置けない。
他人のピラミッドにもカードを配置できるため、手札内にある高マイナス点カードを押し付けることができる。
ただしそう上手くも行かない要素として、特殊カードがある。
自分のピラミッドを隣に移したり、カードを捨てさせたり。
なかなか思い通りにいかなそうなゲームだなぁと思いました。



というところでゴールデンウィーク東京編は終了。

次回、仙台編。

+ 仙台編
第2章

2015/05/08-09
この日は仕事だったため、夜中に車で仙台へと向かう。
車だと荷物積めるし、何より個人的にドライブしたかったこともあり車。
友人にドミニオンセット(重い)を借り、いざ。



仙台までは東北自動車道一本で行ける。
ただ、ひたすら真っ直ぐ走り続けるので眠気だけが心配だった。

運転すると眠くなる症候群の私はサービスエリアで何度も休もうと決めていた。
というかサービスエリアに行きたいだけの人。

夜行バスを使うと、サービスエリアに15分しか停車してくれないので、あまり堪能できないのだ。


今回停まったサービスエリアは「那須高原SA」「安達太良SA」「菅生SA」
ただどこも真夜中だったので、出店とかはない。しょうがない。

真夜中のサービスエリアで、カップ式のコーヒーを買い、ずずっとすする。
この雰囲気、何ものにも代えがたい。


朝食は仙台港で取ろうと決めていたので、できるだけ何も食べないようにしていた。
(食べると眠くなるのもある)



ひたすらひたすら、ただひたすら起伏の激しい道を走り、朝7時位に仙台港周辺に着く。
さすがにこんな時間だと誰も集まらないと思ったので、朝食の取れるところを探す。

しかし検索しても、近くにある三井アウトレットモールが出るだけで、めぼしいお店が見つからない。
イメージでは、港に隣接して鮮魚を出してくれる定食屋がいっぱいあると思っていたんだけど、そうもいかないらしい。

しょうがないので市場内でご飯が食べられるという、「塩釜水産物仲卸市場」へ向かう。
みんなもそこへ合流するというので、時間まで寝る。



おおよそ11時頃、かなくろうカーに同乗して皆が到着。
ボーイ、かなくろうさん、かろひさん、セギナーさんと私を含めた5人で市場へ。

海無し県に住む私は市場に初めて入った。
思ったより生臭くない。やはり新鮮だと臭くないんだなぁ。

所狭しと鮮魚が売られており、活気あふれる市場はとてもいい雰囲気だった。


市場の一角に、白米と味噌汁で300円、というお店があった。
市場内で買った魚をその場で広げて好きな丼を作れる。

これはもう、やるしかないだろう。

全員それぞれ散開し、被ってもいいから好きなモノを数品購入して集まることにした。


ここからはもうテンション上がりまくり。

意外とパック詰めで売っている店は少なく、そこはやはりというべきか、魚がまるっとそのまま売っている。
ただ、店員さんに言えばその場で捌いてくれるらしい。
そこまではしてもらわなくてもいいかな、とその時は思ったが、やっぱり捌きたてのものをいただけばよかった。

私は無難にマグロとイカ刺しを購入。


各々買ってきたものを披露しあう。
場にはサーモン、白魚、赤貝、イクラなどなど、ちょっとやりすぎなくらい揃った。


リアルメシヨソイゲームを堪能した後に丼をパワーアップさせる作業に入る。
こんな贅沢ありかよ。


どれもこれも美味しかったが、ボーイが買ってきた「ほや」だけはダメだ。
市場のいたるところで売っていたが、近くで見てもなんだかよく分からない物質である。

貝のような食感だが、何となくハーブのような不思議な風味がして、それが吐きそうになるほど苦手だった。
特産品っぽい。
申し訳ないが、もう二度と食わない。


さすがにすべての魚介類は食べきれなかったので、パックし直してニコフへのおみやげとした。
贅沢。

これだけだとずるいしなんとなく許せなかったので、なぜか市場内で売っていたジャンボどら焼きを購入。
ボーイたちも駄菓子屋ゾーンでつけ爪手作りブレスレット梅干しを買っていた。
感謝しな。




一同市場を後にして、近くの海をフラフラする。

干潮だったのだろうか。潮が引いた海岸をガシガシ進んでいく。
途中岩肌にフナムシが大量発生しており、相当えげつない光景をしていた。

遠くの景色はどことなく松島っぽかったので、松島に来た、ということにして満足感を得た。



そろそろ夜勤上がりのニコフが仙台に着く頃だったので、我々は仙台駅へと向かう。
かなくろうカーにボーイとセギナーさんが。私の車にかろひさんが乗った。

この前バンドルで購入(2ドル)したGLOBALでイマイチな音楽を流しながら、オーサムとかの話をした。


仙台駅前はやはり車が多く、どこで待機したらええんじゃい状態だった。
車2台を置く余裕はなかったので、かなくろうさん達には先にキツネ村方面へ向かってもらい、途中のサービスエリアで合流することにした。


ニコフが着いたらしいので、かろひさんが迎えに行く。
この選択が……いけなかった……。


体感で30分位待ち、暇を持て余してネコを撮ったりしていた。

かろひさんから、「どっち向かえばいいんでしたっけ!?!?」という電話が来た。
知るかよ。

その後現れた、引きつった笑顔のかろひさんと酒臭いニコフを乗せてキツネ村へ向かう。


車中、パック詰めした市場の残り物を渡したが、意外と感謝されてがっかりした。
つまらないリアクション。



みんなと合流するために菅生PAへ。
あまり広くはないがスナックやおみやげが充実している。

「ずんだソフトクリーム」なるものを食べたが、これはただ異物感のある普通のソフトクリームだった。
昔どこかで食ったお米のジェラートに似ている。あれも異物感あってイマイチだった。

せめて豆の味くらいしたっていいじゃない。




すごくくねくねした山道を登り続け、ようやくキツネ村に辿り着く。
辿り着いた。
辿り着いたが、ここで大事件が起こる。




かろひさんがかろひった!(訳:財布をトイレに置いてきた)




面白いくらいに凹んだかろひさんをみんな心配してたが、私はその凹みようが変だったのでずっと笑ってた。

結果的に先ほど停まった菅生PAに手付かずのまま残っていたらしい(電話で確認)ので一安心。
より一層笑いものとなる。ゲラゲラ。

財布が無事と分かったかろひさんは少しテンション高かったように思う。




いざキツネ村へ。

臭い。
結構ケモノ臭い。

雨が降っていたこともあり、ケモノ臭が強くなっていた。
「これは山の下にいる豚野郎どもの臭いだよ」という看板があったが嘘だ。


しかしそれを差し引いても可愛い。モフモフのお化けやで。
入ってすぐのエリアではケージに収まったキツネ共が我々に媚を売ってくる。



なんだこれは。
尻尾が、尻尾がすごい、モフモフしてる。

今すぐその尻尾を引きちぎって自分のモノにしたい。
今すぐその尻尾を引きちぎって自分のモノにしたい。

尻尾がすごい。
尻尾ほしい。

もうすっかり尻尾のとりこになった私は、キツネというか尻尾をかわいがっていた。


その後キツネ抱っこタイム(有料)が始まり、かなくろうさん、かろひさん、セギナーさんが可愛がる。
赤ちゃんキツネだが非常に暴れまくるので、抱っこするのも一苦労っぽかった。
いっぱい写真撮ってあげたけど顔映りまくりなのでBOXでご覧あれ。

※一部


入り口付近みたいな感じが続くのかな~と思ってたら、メインがあった。

「放し飼いゾーン」

100匹ほどいるキツネが放し飼いになっている。
OH MY GOD
なんてこった。


ただ、そのエリアに入る前にこの看板を見せられたため、恐怖の方が勝っていた。


いよいよ本物のキツネ村へ。
エリアの特定の小屋から餌をあげられるようで、餌袋を持って入る。

林を囲っただけのような広場にうろちょろと蠢く茶色い毛玉たち。
キツネ。
キツネが近い。


そういえば入る前に「餌を持っているのが分かると襲ってくる」という説明を聞かされた。
怖い。怖すぎる。
今すぐ跳びかかって噛み付いてくるんじゃないかという恐怖に怯えながら、恐る恐る餌撒き散らしゾーンへ進む。

みんな必死に餌を隠している。
まるでゾンビから逃げる人々のように、急いで小屋を目指す。


小屋は小高いところに建っており、上からキツネ共に餌を投げつけるシステムのようだ。
恐怖から一転、今度はキツネ野郎どもに愚民らしさを味合わせることができる夢の様な施設である。


餌を食え。

すでに大量に群がっていたキツネさんに餌を投げつける。
我先にと一斉に飛びつくキツネさん。

こいつらすぐ喧嘩するぞ。


キツネはコンコン鳴くかと思っていたが、こいつらのは「ギャー」である。
林全体から聞こえてくるギャーという悲鳴。

餌とか関係なしに喧嘩ばっかしてる。


そこそこキツネにも馴れてきたので接近する。
おとなしいやつはおとなしい。そしてすごくモフモフしてる。可愛い。

ゼロ距離まで近寄り、撫でよう・・・とするとすごく怒る。
犬のようにはいかない。
触れられるのがすごくイヤなようだ。


触るのは諦め、園内をうろつく。

全力疾走していくキツネや、喧嘩を吹っかけまくるキツネ、端っこでボーっと佇むキツネなど、多種多様なキツネを拝める。
やっぱこういう時はおとなしいやつが可愛い。
怖くない。



時間もそこそこに、キツネを堪能した我々はその場を後にする。



帰り際に売店へ寄る。

そこには俺が望んでいた通りのキツネの尻尾が売っていた。

これだよこれ。
こういうのでいいんだよ、こういうので。

まさにキツネの尻尾を引きちぎったかのようなこのキーホルダー。
案外毛が抜けるのでいまだに部屋のなかを転がっているだけ。
ただ時々触って臭いを嗅ぎます。



みんなが何やら盛り上がっていた。
キツネ村のハンドタオル内に混じって「ヘルクレスオオカブト」があった。


_人人人人人人人人人人人_
>  ヘルクレスオオカブト  <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄


意味がわからなすぎて笑いが止まらなかった。
幸い他のお客さんがいなかったので助かった。

ボーイが購入。440円也。



キツネ村を後にし、雨で冷えきった体を癒やしに温泉へ行く。
近くにそれっぽいところがあるらしいので向かう。

そのお宿は非常に趣きのある、いかにも老舗って感じの佇まいであった。

ただ想像してた温泉ではなく、銭湯、宿に付属しているお風呂、って感じであった。
露天風呂がいい!露天風呂がいい!

贅沢は言わない。大人だから。


お風呂を出た後はグビッとフルーツ牛乳を・・・。
ない!!
フルーツ牛乳がいい!フルーツ牛乳がいい!

なんもねーなぁ。
微妙に不満の残る温泉であった。
しょんぼり。



この後はかろひさんの財布を取りに菅生PAへ戻る。



時間が中途半端だったが、仙台のお魚が美味しいと噂のお店へ。
セギナーさん推薦。

ちょっと早かったが店内へ入れてくれた。


まず最初はエビとお魚(謎)を炭火焼きでいただく。

うんまい。今日魚介ばっかだな!

次にビッグタイフーン、鮮魚の盛り合わせ
一番に目に入ってくるマグロ様。スプーンでねぎねぎするセルフねぎとろさんだ。

テレビで見たことあったけど、まさか体験できるとは・・・。
贅沢すぎる。

画像では片面だけだが、実はこれ裏面もあるのですよ。
結構な量のマグロが食えた。6人もいるのに。


次はブリのかぶと焼き・・・と見せかけてホヤ
間違えました。と愛嬌のいい店員さんが出してきたのはホヤ
許さん。
もうホヤはイヤ。
死んで。


みんな食べないホヤをすべてニコフに押し付けた。
さすがの量にうんざりといったニコフさん。やれやれ。


次は魚の唐揚げ(謎)。

なかなか攻撃的なビジュアルだが、すごく美味かった。

次はコースの〆、ぶり大根

これがほんとに、癒やされるほどに美味かった。
幸せ三昧。

最後になにか注文しますか、ということでカニクリームコロッケ

熱々でやけどしそうになったが、安定して美味しい。

何食っても美味いな仙台!!!!
(ホヤ以外)




素晴らしい充足感のなか、次はドミニオンをやれる場所を探す。
くっそ重いドミニオンを手で運び続ける。全セット入ってるからね。カードとスリーブとケースがあるし。

色々都合のいい部屋はやっぱりカラオケ、ということで近くにあったシダックスへ。


ドミニオンを準備する。時間かかるんですわ。


基本セットを使い、ランダムで決めたサプライで遊ぶ。
みんなオンラインで慣れているせいか、かなりめんどくさそうだ。

実際にプレイすると、カードの循環とか山の減り方とかが分かりやすくていいんだけどなぁ。
意外と不評のまま終わる。

個人的にはどっかの宿にみんなで泊まって、夜通しプレイしたい。



このあと再びダイエット&フレンズを遊ぶ。
私とニコフがぶくぶくに。僅差でニコフに勝つ。でもブービー。

再びRights。
どうなったか覚えてない。




一同ここで解散。
しかし宿が決まっていない私とニコフさんとかろひさんとセギナーさん。
かなくろうさんは帰宅、ボーイは悠々とホテルへ。


カプセルホテルに行くが入れず。なんだと・・・。
二軒目のカプセルホテルも二人しか確定で入れないとのこと。キャンセル待ち二人。
そのためセギナーさんは帰ることに。申し訳ない。


キャンセルを待つためすぐ近くにあった居酒屋へ。
ママさんが一人で切り盛りするようなお店。

地酒があったので適当に注文。
あとは厚揚げ。いいですなこういうの。

お店で聞いた話しだが、翌日にマラソン大会があるらしい。
そのせいで混んでいたんだろう。ばかちんが。


なんとかキャンセルが出たので、3人でカプセルホテルへ。
特筆すべき点のない普通のカプセルホテル。

コンセントがないから携帯の充電ができない。ちんちん。



2015/05/10
最終日。暑さで目が覚める。寝心地最悪だ。

適当に身支度を整え、ホテルを後にする。


ボーイと合流まで若干時間があったので、早朝でもやってるすき家へ。
カレー辛いのね。


早朝から開店しているスタバで甘いコーヒーを買い、ボーイを迎えに行く。

ここから宇都宮へ向かう。



車中、俺が眠くならないようにガヤをお願いしたが、みんな静かだった。
流れるトクマルシューゴを聞きながら何度目かの菅生PAに停まる。

仙台土産をすべてここでまかなう!
ずんだ餅とか牛たんカレーとか、それっぽいものをいくつか購入。


次は国見SA。ちっちゃい。
なぜかお土産売り場とレストランが離れていて、200mくらい離れてる。不便。
ただ、近くの展望台から見える景色はとてもよかった。
キツネ村の時は曇ってて景色がよく見えなかったので。


安達太良SA。下りとは違うウルトラマンがいた。名前は分からない。
かろひさんがコーンがラングドシャのソフトクリームを食ってた。
この後行く那須高原SAでソフトクリーム食べようって決めていたので我慢したが、すごく美味しそうだった。


那須高原SA。ここは広い。
栃木土産へと色を変えたお土産売り場。いちごジャムがいっぱい売ってた。
個人的にウィンナーとかつお節みたいなチーズが気になり購入。


この後はまっすぐ宇都宮へ。


ボーイが那須高原SAで買った「宮崎駿ベストコレクション」を聴く。
なぜか白い犬がジャケットを飾っており、これまた意味わからんビジュアルをしている。

歌ってる人達もオリジナルとは違い、全体から漂うパチもん臭さがたまらなくシュールだった。



長い長い道のりの果て、鹿沼ICから餃子店、正嗣へ。
実は正嗣の餃子は冷凍しか食べたことがなく、初めて来た。
餃子オンリー、ご飯くださいと頼むと怒られる、ということだけ聞いたことがあった。

それぞれ割りとお腹いっぱいの中、焼きと水を一人前ずつ注文する。

これが美味いこと。
するりと食べきれたのでもう少し食べたかった。冷凍くらい買っとけばよかったかな。


ここでかろひさんが、「熱い水餃子って初めて」というトンチンカンなことを言い始めた。
冷たい水餃子を知りません。この人やばい!


ニコフとかろひさんが宇都宮のブルーマジックというお酒のお店へ行くというのでその近くで降ろす。
(実は場所間違ってた)

そのまま宇都宮駅へ。ボーイともお別れをする。



ひじょーーーーーーーーに長かったGWなまオフ。これにて終幕。
皆様お疲れ様でした。


すごくエネルギーを使った旅だったけど、とても充実して楽しかった。
たまにはこういうのもいいよね。

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