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2017 静岡男ばっかり五人旅 セギナー

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匿名ユーザー

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- はじめに
4月中旬、らなもさん(以下ボーイ)とこんな話をした

私「今年のGWはオフやるんですか?」
ボーイ「やるなら東京だろうけど、オフの目玉になるような場所が挙がらない」
私「錦糸町にボドゲできるスペースがありますよ、あと静岡に寄ってまぼろし博覧会に行くのはどうでしょう」
ボーイ「静岡行くならハトヤホテルに泊まらないと。あと沼津ー♪のところも良いね」
私「であればさわやかにも寄ってハンバーグ食べたい」

後日参加者を募ったり、沼津経験者のひつじこさんに深海水族館の情報をもらったりして、以下の日程を立てる


一日目:昼に三島駅集合→沼津みなと新鮮館でCD探し→沼津港深海水族館
    →駿河健康ランドで可能なら部屋を取って宿泊(無理なら雑魚寝)し、ボードゲーム合宿

二日目:さわやかでハンバーグを食べる→まぼろし博覧会
    →ハトヤホテルで宿泊し、ボードゲーム合宿

三日目:解散(翌日が平日のため)

参加者(敬称略):ボーイ、じゆにち、A、かろひ、セギナー


せっかくなら静岡に集中したいので、東京へ行くのはまたの機会となった。
半月前に企画を立て始め、行く場所は数日前に決まり、初日の宿泊すら確定していない静岡旅。
小さな不安と大きなどうにかなる精神を胸に家を出た。

+ 一日目
○一日目
電車で揺られ三島駅、時刻は11:30。
集合時間が12:00なので、先に車で到着したAさんとセブンイレブンで合流。
名古屋から新幹線でやってきたボーイ・じゆにちコンビも何事もなく12時前に合流。

5人目のかろひさんは集合時間を間違えるという見事なかろひりを見せていた。
Aさん曰く、「かろひさんが合流するときに問題が起きなかった試しがない」とのこと。
以前の仙台オフのときでのやらかしを知っていたので、これには同意するしかなかった。

かろひさんは13:30に着予定なので、気にせず昼食を取る。
あらかじめじゆにちさんが昼飯候補を上げてくれていたので、
まずは鶏肉の店『る・ぶぁんぶる』に向かうも、
三島大社のある通りに面していたためひどい渋滞に呑まれる。
駐車場も空いてないので、離れた場所にある定食屋『梅よし』へ。

問題なく車を停め、中に入るとおばちゃんがお出迎え。
やたらバラエティの富んだメニューを眺め、テーブル席で各自注文を取る

じゆにちさん:ラーメン&ミニ鉄火丼セット
Aさん:炙り(?)マグロ定食
ボーイ:カツカレーラーメン+ご飯トッピング
セギナー:煮魚定食


煮魚定食。身はトロトロ煮汁はヒタヒタ、とてもおいしい。

じゆにちさんとおばちゃんとのコミュニケーションを間に挟みつつ皆完食。
ボーイはメインとメインとメインが喧嘩したお盆を制するのに苦戦していた。

13時頃になっていたのでかろひさんを拾いに行こうとするが、
そのタイミングで皆のツイッターが見れなくなる。
かろひる<動>(-る)に、「情報共有が必要なタイミングでツイッターが落ちる」の意味が加わった瞬間である。

ツイッターが落ちる前に得ていた情報からなんとか落ち合うことに成功し、そのまま沼津港深海水族館に向かう。

~道中、車内にて健康ランドの宿泊予約を行う~
じゆにち「予約を取らせていただきたいのですが」
店員  「何名様でしょうか」
じゆにち「男ばっかり五人です

今回の旅のタイトルが決まった瞬間である。

ほどなくして沼津港エリアに入るも、GWの影響で車がほとんど動かなくなるほど渋滞しており、
係員に誘導されていった結果、各施設から最も遠い地点に駐車することになってしまった。

もともとは水族館に行った後、沼津みなと新鮮館に行く予定だったが、
水族館と新鮮館が予想外の至近距離(徒歩30秒)だったため先に新鮮館でテーマソングのCDを探すことに。
しかし館内に物販コーナーがなく、どこにもCDが売られている様子がなかったため断念。

水族館には入口から伸びる列が。なんと建物をぐるっと周り40分待ちの大行列。
途中かろひさんが列を抜けて沼津ビアを飲んでいた。
受付を前に「こうすればバレませんよ」とビール瓶を器用に袖に隠すかろひさんは慣れた手つきをしていた。

中にはヒトデやらカニやらを始めとする海の生き物がいた。
深海の生き物だけでなく浅い海の生き者も見かけたが、沼津近海の生態に焦点を当てているようだった。
また、深海生物食べてみたレポが館内にあったり露骨に深海魚バーガーの宣伝をしてきたりとお茶目な印象を受けた。


ダイオウグソクムシ。微動だにしなかった。

お土産ショップではメンダコのキーホルダーとぬいぐるみを購入。

水族館を出て比較的人通りの少ない通りを歩いているとアイスクリームの看板を発見。
観光地あるあるの変わり種アイスがあったので、

かろひさん:日本酒味
Aさん:わさび味
じゆにちさん:豆腐ミルク
ボーイ:しらす入り
セギナー:黒バニラ(竹炭入り)

をそれぞれ購入。
黒バニラは炭の味は全くせず美味しいバニラアイスだったが、食べたあとは歯が「おはぐろ」のようになった。
かろひさんをして「このバニラは良い」と言っていたので、変わり種に走らなければ相当良いお店なのでは。

CDを諦められず一通り店を回ってみるも置いている様子がない。
土産屋のおばちゃんに聞いても、「あるとしたら新鮮館かなぁ、大昔の話だからねぇ」と言われる始末。
時刻も17時と良い時間なので、新鮮館でCD探す組(A&じゆにち)と飯屋探す組(他)に別れる。
しばらく歩き飯屋のアタリを付けたところで新鮮館組からCD入手の報が入る。

新鮮館へ向かうとそこにはPCで焼いたと思われるCDを手にしたじゆにちさんがいた。
どうやらCDは売り物ではなく、サービスカウンターで希望すればもらえる仕組みだったらしい。
しかしながらサービスカウンターの担当は既に仕事を上がっていたため、
周囲の店の人の「勝手にとっていいよ」の許可(?)を受けて戴いたとのこと。

沼津みなと新鮮館の写真と収録曲リストがプリントされたCDをよく見ると曲数が5つのみ。
事前情報ではCDは9曲入りだったので、カウンターの中を見ると「ベスト」と書かれたCDと
「新曲入り2」と書かれたCDを発見。

最初に戴いたときと同様に、関係者以外立入禁止のカウンターを乗り越えてCDを取ってくる
じゆにちさんを見て、(知らない人が見たら不審者だよなぁ)と思わざるを得なかった。

CDを手にしてホクホク顔の一行は、先程アタリを付けた蕎麦屋に向かう。
かろひさんとAさん:二色せいろ
ボーイ:炙り〆鯖そば
じゆにちさん:海鮮丼(豪華)
セギナー:そば屋のカレー丼
をチョイス。


「そば屋のカレー丼」は給食のカレーに近い甘口で、専門店には及ばないものの安心する味だった。

そば屋にいる間、外を見るとねこがいました。


カメラが悪すぎて抽象画のようになったねこです。よろしくお願いします。




夕食を済ませた一行は、来たときとは打って変わってガラガラになった駐車場に行き、駿河健康ランドへと向かう。
港の店は開店時間も閉店時間も早いので。昼に混んでいた道もスムーズに通ることができた。

目的地までおよそ1時間弱、カーステに先程手に入れたCDを入れ早速鑑賞。
代表作「沼津みなと新鮮館」でテンションを上げていると、隠れた名曲「沼津ラブストーリー」が流れる。
一切の濁りがなく心地よい裏声に何度もリピートしてしまう。

歌っているうちに駿河健康ランドに着いたので、近くのコンビニでお菓子を買い込む。
受付でじゆにちさんが手続きを終え、先程予約した部屋へ向かう。
中に入ると、ビジネスホテルの一室のような感じで、ベッドが二つと畳の上に布団が三つ敷かれていた。
畳があればボドゲができる、ということで宿泊場所としては十二分。一息ついて大浴場へ。

乳白色の風呂や全身入れるぬるめの風呂、露天風呂の他に高温サウナや氷サウナなど豊富な取り揃え。
丁度こどもの日だからか、風呂の一つが菖蒲風呂になっていた。

風呂でのぼせたらぬるめの風呂へ、で無限ループが可能なくらい最高。
スーパー銭湯よ永遠に。

風呂上がり、館内を一通り回ってみる。
マッサージやゲームセンター、食堂は大きなスーパー銭湯なら入っていることが多いが、
居酒屋や焼肉屋、カラオケまで取り揃えられており、ここに住んでも一切不自由しないと思った。
お土産コーナーへ行くと、ホタテが大量に積まれたディスプレイ(食品サンプル)があった。

部屋に戻り、ボードゲームを広げる。

この日に遊んだゲームは次の通り
  • そっとおやすみ
対象年齢が99歳までと書かれており、「そっとおやすみ」が別の意味に思えてくるから不思議。
基本は同じ絵柄を四枚揃えるババ抜きライクなゲームで、揃ったら手札を伏せるルールなんだけど、
誰かが伏せたら自分も伏せて良いというルールになっており、伏せるのが一番遅れた人が負けという変わったゲーム。
初プレイでは他の人が伏せていることに気づかず、「意外と気づかないもんだね」なんて言っていたが、
それ以降は反射神経ゲームになっていた。目が冴えるゲームである。

  • エセ芸術家ニューヨークへ行く
ゲームマスターがお題を考え、一人のプレイヤーを除きお題が書かれたプレートを渡す。
残りの一人のプレートには何も書かれておらず、プレイヤー同士は誰が白紙かわからない状態で、
一人一筆ずつ線を書き加えていく。
他の人が書いているところで、「その線はなかなか渋いねぇ」などとそれっぽいことを言いつつ、
二巡したらエセ芸術家だと思った人を一斉に指差す。
多数決でエセ芸術家がバレた場合には、エセがお題を当てられれば勝利、外せば他プレイヤーの勝利となる。
行き着く先は抽象的な線になるため、画力を必要としないぶん人を選ぶことなく良いゲームだと思った。

  • DIXIT
山形芋煮オフでもやったゲーム。楽しかったので再度静岡でも遊ぶ。
前回ではあまり点数を取れなかったが、今回は勝つことができた。
かろひさんが「愛」のカードで全員の票を集め、千葉の底力を見せたのがハイライト。

  • ジャングルスピード
反射神経を競うゲーム。2016名古屋トリエンナーレのときに一度プレイ済。
何種類かの色や模様のカードがあり、場においた各自のカードとかぶった場合に
中央のトーテムポールを先に奪ったものが勝利となる。手札をすべて消化した人が王者。
その模様が物凄く紛らわしく、お手付きが連発してあーだこーだとなるのが楽しい。
一戦目は良いところまで行ったが、その後は多くのカードを抱えることに。

  • インフェルノ
UNOに似たゲームで、カードが出せなくなるor任意で降りると、
カードの枚数分のマイナス点を背負うことになるゲーム。
ただし赤色のカードは書かれている数字分のマイナス点となり、
場に赤色のカードが溜まっていったときのドキドキ感がたまらない。
ゲーム自体も楽しいが、赤色のカードに書かれている女性悪魔の絵柄が扇情的なためそっちでも盛り上がっていた。

以上をプレイしたところで夜も更けたので就寝。


+ 二日目
○二日目
皆起きて、朝風呂入り、至高の一時。
朝食バイキング(部屋料金込)では皆が思い思いのおかずを盛っていく。

どれも美味しそうだったので少しずつ盛る。この後を考えてコメは少なめに。

宿泊施設付きのスーパー銭湯の素晴らしさを実感し、
静岡限定のファミレス『さわやか』のハンバーグを食べに行く。
さわやかの開店時間は11時。開店30分前に行くも既に駐車場にチラホラ車が。

道路向かいに電器店のノジマがあったので暇を潰す。
常に歩きたがるじゆにちさんを除く4人はマッサージチェアに吸い寄せられる。
開店時間になるも、偵察に出ていたじゆにちさんからまだかかるとの情報が。
ひとまずマッサージチェアと別れ、店の前で時間を潰し、入店できたのは12時くらいだった。

中に入ると肉の焼ける良い匂いが鼻腔を刺激する。
テーブル席へ案内され、メニューを見るも皆目的はハンバーグ。
じゆにちさんが200gのおにぎりハンバーグ(訂正、Aさんレポのよくばりコンビが正解)、
他4人は250gのげんこつハンバーグを頼み、
各々セットメニューを付ける。

待つこと10分程、下敷きの紙が配られる。肉汁が跳ねるのでそれでガードしろとのこと。
それからすぐに、背は高いが思ったよりも小振りなハンバーグが運ばれてくる。
確かに鉄板は熱々だけどそこまで肉汁跳ねるかな…と思っていると、
おもむろに店員が大きな包丁を使ってハンバーグを真っ二つにして、
まだ中の赤い断面を思い切り鉄板に押し付け始めた。
肉の焼ける音と、立ち上る煙。降りかかる肉汁をガードした紙にはかなりのシミができていた。

上手く表現できる気がしないので、このCMを見つつ追体験してもらいたい(飯テロ)

店員のパフォーマンスに期待度がマックスになったところで、ついに実食。
普通のハンバーグとはナイフを入れた時点で違う。
まず肉がぎっしりと詰まっていたのでステーキを切ってるかのようなナイフの手応えだった。
そして口に入れた瞬間あふれる肉汁と、肉々しいとしか表現できない味。オニオンソースとの相性もバッチリ。
つなぎを使わず脂身の少ない赤身でのみ構成されたハンバーグは、しつこさもなくどんどんと食べ進めることができた。
はじめ小振りと感じたのは肉がぎっしり詰まっている証左であり、
食べ終わることにはかなりの満腹感を味わうことができた。

店を出てもハンバーグを讃える声の収まらない我々は、次の目的地「まぼろし博覧会」へと向かう途中、
「韮山反射炉」と書かれた案内板を目にする。
かろひさんが反射炉に興味を持っていたので、急遽寄り道をすることに。
どうやら反射炉ビヤというビールの銘柄があるようで、それが目的だという。

反射炉までの道すがら、「なんか反射炉って聞くと魔晄炉(※)をイメージしません?」とかろひさん。なんとなくわかる。
※FF7に出てくる怪しい光の漏れる炉のこと。厨二病をくすぐる。

韮山反射炉に着くと、そこにはのどかな景色と大きな反射炉、そして記念館があった。

「ニブルヘイム(※)みたいな所だったらどうしよう」とかろひさんと話していたが、流石にそんなことはなかった。
※魔晄炉のある街。街中パイプとかがむき出しになっているような工業地。

まずは記念館へ。入館料を払って中に入り、反射炉ができるまでのパネルなどを見る。
奥へ行くと、15分ほどのムービーが繰り返し上映されていた。
反射炉が動くCGが結構デキが良く、鉄をどうやって溶解・加工していたかの概要を容易に理解することができた。
どうやら去年(?)に遺産指定された記念に作られたムービーらしい。

記念館を出て、反射炉の前へ。
炉の建物外観しか残っていないので、ムービーが無かったらどう動いていたか想像できなかったと思う。

最後に売店へ。反射炉クッキーみたいなよくある記念品が売られていた。
かろひさんは反射炉ビアのビールを2杯飲んでいた。

各々が売店を回る中、ボーイが「着替え忘れちゃって」と言って
【反射炉プリントTシャツ】を買っていた記憶が、反射炉の如く煌々と脳裏に焼き付いている。

売店内を歩き回っていると、ホタテが大量に積まれたディスプレイがあった。

全員が用事を済ませ、Aさんとじゆにちさんが試飲のお茶(ほぼ出涸らし)の感想を言いつつ、
男ばっかり5人組は当初の目的地「まぼろし博覧会」へ。

道が細くカーブも多い山道を走っていると、急に賑やかなエリアが現れる。
あまりの色彩に、誰もが驚きの声を上げていた。


マスコットキャラクターのセーラちゃん。館長(♂)がコスプレしている。


山道に突然こんな景色が現れる。


「常人が入ると頭がおかしくなる」という前情報の通り、
統一性のない不思議アイテムが延々と陳列されているかと思えば、
四肢がおかしなことになってるマネキンや人形が現れたり、
昭和コーナーと銘されたそこそこ真面目な近代文化史のコーナーがあったり。


両方向の非常口看板。なお、右に向かうと袋小路である。


館長はペンギンが好きなのだろうか。ここだけでなく各所にペンギンがいた。

なまほうそうで慣れていなければ(1/1d3)のSANチェックが入りそうな狂気の空間。
退館するころには、館長(♂)によるセーラちゃんのコスプレが可愛く見えてきたのであった。


2日目のイベントは残りハトヤホテルのみ。翌日に用事のあるかろひさんはここまで。
近くの駅で別れを告げ、残った男4人組はハトヤホテルへ。

やたら急斜面の小高い丘を登ると、いかにも年季の入った外壁のホテルが現れた。


ハトヤホテルのロゴに少しだけテンションを高めつつ建物に入ると、
そこには昨日の健康ランド受付とは比べ物にならないくらい広くて豪華なロビーがお出迎え。
ホテルマンもシャキッとしてるし如何にもな老舗感に気圧されつつ、部屋に向かう。

部屋はちょっと広めの和室と、窓側の小さい区画だけフローリングとテーブルといったよくあるスタイル。
まずはハトヤの4126(よい風呂)へ向かう。
風呂は3種類あったが、内2つは物凄く熱かったため、実質1つの風呂に入ることしかできなかった。

不完全燃焼な我々は部屋に戻る。どうしても前日の健康ランドが至れり尽くせりだったため、
健康ランドより高価な宿なのに…という雰囲気が渦巻いていたが、
ボーイの「でもハトヤは一度は来てみたかった」という言葉に皆おおむね納得する。ハトヤは実績。

夕食までの時間つぶしにお土産コーナーに行くと、ホタテが大量に積まれたディスプレイがあった。
メーカーがここいら一帯の売店に飾るようお願いしているのだろう。

夕食は大ホールでバイキング形式。


天ぷらからローストビーフ、果ては大量に積まれたカニまでも揃っており、
老舗の意地を感じた。味も最高。
suohさんから年配の女将が舞うという話を聞いていたが、その日は何もなかった。
年配だからだろうか。

大ホールからの帰り道、キネティックアーティスト『南蛮渡来』ごっこをしつつ部屋へ。

なんで急に南蛮渡来ごっこを始めたかはよく覚えていない。まぼろし博覧会の後遺症かもしれない。

部屋に戻り、昨日手を付けられなかったボドゲを広げる。

  • 星コロ
大量に振ったサイコロを、各々が4つずつ確保する。
その4つで自由にペアを2つ作り、ペア内の目の合計値と対応した星座カードに小さいブロックを載せる。
星座にブロックが5つ積まれたらその星座カードを裏返し、そこに載せられていたブロック数に応じた得点を得るというゲーム。
2d6の期待値7に近い星座カードは裏返されても得点は低く、2や12のカードは裏返されたときの得点が高い。
規定の枚数裏返った時点でゲームが終了してしまうので、他のプレイヤーの動きを見つつ自分のブロックをなるべく裏返る星座におかなければならない。
そこまで難しくなく、ちょっとした戦略要素もある良ゲー。

  • 捕込 とっこめ
馬を捕まえてより多く自分のものにした人が勝利するゲーム。
場が2つあり、そこに馬カードが溜め込まれていくので、上手く自分のものにすれば良い。
基本的なルールは理解して挑んだつもりだが、戦略的なことは全くわからなかった。
またやる機会があればちゃんと評価したい。

  • Night Clan REVISED EDITION
少女が襲われるので、夜警で守るゲーム。
街に8つほどエリアがあり、それぞれ最大収容人数があるので、
怪物(?)のカードで相手を攻めつつ手持ちの少女を上手く守らなければならない。
一度しかプレイしなかったが、ルールは簡単なので楽しむことができた。

  • らくがき工場
お題カードが2つ配られ、そのどちらも採用した絵を30秒で描かなければならない。
親は何のカードが配られたかわからないまま、参加者×2+ダミーのカードから、
それぞれの描いた絵がどのお題で描かれたかを当てる。というゲーム。
画力がモノを言うゲームではあるが、なくても十分楽しい。
ただし「美少女」「男」のような相反するお題が来ることがあるので、
誰しも頭を悩ますことになるのであった。

  • 王への請願
特殊カードを駆使して7つのダイスでゾロ目を出せば良いゲーム。
どんどんとダイスがインフレしていくのでつい長考してしまうが、
後半は自分の狙った目を自由に出せるようになるので楽しい。
すべてのカードを広げるとかなり場所を取るので、広い場所かオンラインでやるのが望ましい。
オフにしろオンラインにしろまたやりたい。

  • ワンス・アポン・ア・タイム
物語の要素(お城、王子、川、倒れるなど)のカードを手札とし、
それを使って即興で物語を作っていくゲーム。
物語の展開はあまりに強引すぎなければ良いのではあるが、だんだん整合性を取るのが難しくなるので、
最終的に「すごいフライパンを手に入れるために王妃が黒幕になる昼ドラ」な物語ができた。
これはもうちょっと頭が働く時間帯にリベンジしたい。

ここまで一通りやって夜も更けたので、就寝。


+ 三日目
○三日目
ハトヤに泊まると、系列のサンハトヤの海底温泉が安くなる。とのことで、
起床した一行は朝食を済ませ、海沿いにあるホテルサンハトヤへと向かう。

到着し、案内板に従い海底温泉へ。
中に入ると薄暗い空間に、やたら青々とした一角が。
近づくと温泉に面した壁の先に水族館よろしく大量の魚が泳いでおり、
なかなかの眺めではあるが、湯の温度は熱かったのでゆっくりとは見れなかった。

露天風呂に向かうと、小さい温泉に、"たまに異臭するけど近隣施設のせいだから!"といった趣旨の立て札があった。
宮城蔵王キツネ村をデジャブしつつ、ハトヤは実績だからと割り切る。

サンハトヤを後にして、近くにあったお土産に特化した施設に向かう。
職場用にミカン餅なるものを買って、店内を歩き回る。4度目の大量のホタテが。
ボーイとじゆにちさんは「-5kg茶」みたいな健康茶の試飲コーナーでサンプルを一通り飲んでいた。

一度外に出ると、幸せになるアイスクリームなる看板を発見。
いろんなフレーバーのあるアイスだったので、各々注文。
私は3種類ほどのベリーソースがかかったアイスを食べた。酸味が相まって美味しい。

全員がアイスを食べ終わるのを待っていると、違和感のあるシュークリームの看板を発見。


これは手元を見ていませんね。食事警察の案件でしょう。

近くに同じシュークリーム店の看板が。


だから手元を見ろ!!!霊長類の威嚇をしてる場合じゃないだろ!!!!!!!

皆アイスを食べ終わったので、別棟のお土産屋へ行くと、
『花チーズ』なるものが売られていました。鰹節状にしたチーズで、以前テレビで紹介されたとか。

オニオンスープと花チーズの試食があったのでいただく。オニオンスープに花チーズを投入すると良いとあったので実践。
花チーズがお湯でほのかに溶け、オニオンスープに香りと風味を与えており美味い。
さらにトロトロの塊になった花チーズを口に運ぶと、これでもかとチーズが主張してくる。
Amazonでもお土産屋とそう値段が変わらないので、チーズ好きは是非お試しあれ。

お土産屋を楽しんだ我々は、明日が平日という現実と戦うため、熱海駅で解散する。
Aさんに駅まで送ってもらい、駅で切符を買っているうちにボーイ&じゆにちさんとはぐれるというポカをしつつ、静岡旅は終わった。


以上、みなさまお疲れ様でした。
車の運転してくれたAさん、ホテルの予約と資金調整をしてくれたらなもさんありがとうございました。

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