■平成ライダー等肩アーマーのあるフィギュアは大抵腕側に肩アーマーが付いているが、実際のスーツでは胴体側についているのでそのままだと印象が異なりポーズによっては不恰好な隙間や位置になる。
それをスーツに近付けるための改造。
■肩アーマーの独立
難易度☆☆
①腕を垂直にした状態で中央に置く。その状態でアーマーの切り欠き(肩関節にはめ込む部分)の背中側から線を伸ばす形で胴体に印をつける。
②関節から肩アーマーの取り付け部分を切り落とす。再利用はしない。
③ミニ四駆用のGUP、「中空ゴムタイヤ」のタイヤからゴムシートを切り出す。短冊切りで接地面の平らな部分だけを使う。タイヤの肩の部分は使わないので切ってしまって良い。
④ゴムシートを肩アーマーの切り欠き、背中側の角の部分にだけ接着する。肩アーマーには大抵間接に嵌めるためのでっぱりがあるが、切り取ってしまっても一向に構わない。
⑤胴体側にゴムシートを差し込んで接着するための溝をカッターなどのナイフで掘る。そこに長さを調節したゴムシートを接着する。アーマーは胴体に上側が密着するぐらいが良いが、加工前に隙間の多いライダーの場合はそのままでは隙間が目立つ(例:RX、ハイパーカブト)。
⑥そのままでは隙間が目立つ場合、腕の方や肩アーマーの内側を削って調整することで改善出来る場合がある。
腕は肩関節のカバーを分解して削るだけでいい(上腕を抜けばカバーを外せる)。最初はカッターなどで荒削りして、最後に紙やすりやスポンジやすりで整えると良い。
肩アーマーの内側を削る場合は窪みになっている形状のため、ナイフや金属やすりなどでの荒削りがしにくいので、紙やすりを調色スティックの匙の部分に付けて削る、ドリルの刃で窪みを付ける形で徐々に削っていくなどの工夫がいる。
肩アーマーの内側を削る場合は窪みになっている形状のため、ナイフや金属やすりなどでの荒削りがしにくいので、紙やすりを調色スティックの匙の部分に付けて削る、ドリルの刃で窪みを付ける形で徐々に削っていくなどの工夫がいる。
ルーターがある人は新調に作業すれば問題ないが、パワーがあり過ぎるので穴を開けない様に注意が必要。
肩アーマーの上下の高さは、上下の稼働域の中間程度の位置、で肩に乗っかる高さが良い。他のライダーの場合はおかしくならない範囲でお好きにどうぞ。
肩アーマーが存在しないライダーには当然加工出来ない(フォーゼ等)。