電子タバコとは
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電子タバコとは、 電熱で気化し発生させた風味付の霧(ミスト)を吸引する装置のこと。
電子タバコの煙
水蒸気と表現されることも有るが正確には水蒸気プラス微粒子化したベジタブルグリセリン(VG)やプロピレングリコール(PG)など。煙草と違い、有害なタール・一酸化炭素などを含まないミストで、部屋や歯を茶色く汚すいわゆるヤニも出さない。ミストの元となる液体(リキッド)はPGやVGと水そして香料からなる。
電子タバコの有害・無害
煙草の煙の成分は主に、発がん物質を多く含み肺を黒くするタール(ヤニ)・酸欠をおこす一酸化炭素・依存症があるニコチン。
電子タバコのミストはこの内、タールと一酸化炭素を含まない。ニコチンは任意で含ませることが出来る。よって発がん性は無いはずだが、香料や添加物・ニコチンの代謝物などを考慮すると全くないとは言い切れない。しかし煙草と比べて安全な成分と言える(2011年現在)。
ニコチンの有害性は依存症の他に、一時的な覚醒作用・血管の収縮などがあり、過剰摂取で嘔吐や下痢を引き起こす。乳幼児が誤飲すると死亡する恐れがある。劇薬扱いなので充分注意して利用する必要がある。
リキッドに含まれるグリセリンやプロピレングリコールは4〜5リットル原液を飲むなどの過剰摂取を除き、体に害は無いとされている。しかし気化しての吸引はその用途での日が浅く、未確認の健康被害がある可能性は否定できない。アレルギーを引き起こす場合もあるので、吸い始めは注意が必要。
まとめると、発がん性などの有害性は確認されていない。肺や部屋を茶色く汚すこともない。ニコチン入りだとニコチン特有のリスクがある。
いずれにしても自己責任での利用を求められる。
電子タバコのミストはこの内、タールと一酸化炭素を含まない。ニコチンは任意で含ませることが出来る。よって発がん性は無いはずだが、香料や添加物・ニコチンの代謝物などを考慮すると全くないとは言い切れない。しかし煙草と比べて安全な成分と言える(2011年現在)。
ニコチンの有害性は依存症の他に、一時的な覚醒作用・血管の収縮などがあり、過剰摂取で嘔吐や下痢を引き起こす。乳幼児が誤飲すると死亡する恐れがある。劇薬扱いなので充分注意して利用する必要がある。
リキッドに含まれるグリセリンやプロピレングリコールは4〜5リットル原液を飲むなどの過剰摂取を除き、体に害は無いとされている。しかし気化しての吸引はその用途での日が浅く、未確認の健康被害がある可能性は否定できない。アレルギーを引き起こす場合もあるので、吸い始めは注意が必要。
まとめると、発がん性などの有害性は確認されていない。肺や部屋を茶色く汚すこともない。ニコチン入りだとニコチン特有のリスクがある。
いずれにしても自己責任での利用を求められる。
電子タバコのマナー
タバコに似せた用途から20歳未満での利用は推奨されていない。
また世間的に認知度が低いため、禁煙エリアや煙を嫌がる人の近くなどで利用することはマナー違反であり、周囲の反感を買ったり余計なトラブルを招いたりするので避けたい。電子タバコであっても利用を禁じられている場所(空港や飛行機内、一部の駅・列車内、一部の屋内施設)も有るため併せて注意が必要。
ニコチンを含むリキッドもあるため、それの使用は幼児や乳児、妊婦の近くでは避けたい。
また世間的に認知度が低いため、禁煙エリアや煙を嫌がる人の近くなどで利用することはマナー違反であり、周囲の反感を買ったり余計なトラブルを招いたりするので避けたい。電子タバコであっても利用を禁じられている場所(空港や飛行機内、一部の駅・列車内、一部の屋内施設)も有るため併せて注意が必要。
ニコチンを含むリキッドもあるため、それの使用は幼児や乳児、妊婦の近くでは避けたい。
電子タバコのかたち
発売当初は形状を含めて市販の紙巻煙草に似せた製品が多く、火種をLED・煙をミストで再現していた。煙草にあまりに似てるので差別化のためなのか、海外製品を中心に黒い機種や赤以外のLEDが出始めデザインも多様化。今では煙草型のワクにとらわれない様々な種類がある。
禁煙補助具のいわゆるパイポなどの製品より高級感やスマートさを感じるデザイン、様々な色・形・性能のパーツを組み合わせる楽しみ、自分好みのリキッドを探したり配合したりなど、ガジェットとしての魅力も強い。そのため煙草の代わりとしてのアイテムではなく、電子タバコの魅力に惹かれ使い続けている人も多い。
禁煙補助具のいわゆるパイポなどの製品より高級感やスマートさを感じるデザイン、様々な色・形・性能のパーツを組み合わせる楽しみ、自分好みのリキッドを探したり配合したりなど、ガジェットとしての魅力も強い。そのため煙草の代わりとしてのアイテムではなく、電子タバコの魅力に惹かれ使い続けている人も多い。
電子タバコと禁煙
国内では劇薬として販売・譲渡を禁止されているニコチンだが、海外から個人使用の範囲内(つまり少量ということ)でニコチン入りのリキッドを輸入することは認められている。ニコチンは煙草依存の主要成分であるため、その摂取を目的とし禁煙補助具として使う人もいる(元はそれが目的の製品だと思われる)。しかし禁煙効果を謳った製品ではないため、その効果を保証するものではない。禁煙できないから電子タバコを使おうという人は、その点を注意してもらいたい。
だが発ガン性を持つタール・酸欠を生む一酸化炭素が発生しない電子タバコで、徐々にリキッドのニコチン濃度を下げて使い続け禁煙に成功した例はある。
だが発ガン性を持つタール・酸欠を生む一酸化炭素が発生しない電子タバコで、徐々にリキッドのニコチン濃度を下げて使い続け禁煙に成功した例はある。