偽トロキャプチャー3DSの作り方

偽トロ3DSの組み立て方

この手順は偽トロキャプチャキットを使用してフレキシブルケーブル
(以下フレキ)を取り付ける手順です。半田付けの難易度は経験者でも失敗します。
20Wのはんだごて、工業用はんだは必須です。
仕上がりが悪いと60fps出ません。
ゲーム機の分解、ケースの加工など綺麗に仕上げるためには
専用の工具が必要です。
電子工作が初めての方は、素直に制作代行にお願いしてください。
かなり無理です。泣きながら持ち込んでくる人が大勢います。
いまならキット購入者には「組立無料で!」と書くと無料になります。

<注意事項>

この手順に従って作業を行ったいかなる結果も全て自己責任でお願いいたします。
ゲーム機を分解/改造すると、メーカーの保証/修理が受けられなくなります。
ゲーム機本体のロットなどにより、ここで紹介する手順通りに行かない場合があります。

<キットに含まれるもの>

偽トロキャプチャーキット本体
フレキシブルケーブル
電源用配線材(10cm、8cm) ストリップ済み(そのまま半田付け可能)
サウンド用配線材(11cm 3本)
0.8mm有鉛半田(30cm)

<必要な道具>

半田ごて(20W前後)
テスター
フラックス無洗浄タイプ(半田付けがブリッジしやすいので必ず塗布)
ケースに穴を開ける工具(超音波カッター、ハンドドリル、カッターナイフなど)
ハサミ
ピンセット
ルーペ



<フレキのカット>

フレキシブルケーブルを白い線に沿って切り取ります。

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<ゲーム機の分解>

分解の前にまず服を脱ぎます。
静電気で基盤を破損しないためです。

フレキを取り付ける前にゲーム機を分解します。

部品は非常に細かいので、ねじをなくさないようにしてください。

ねじをつける場所もすべて決まっています。
コネクタは壊れやすいので慎重に行ってください。
コネクタが壊れた場合、元に戻せません。

修理も高額になります。(メイン基盤交換のため10,000円以上)

分解方法はifixitに詳細に乗っています。参考にしましょう。

写真の裏ぶた上の4か所を外します。
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裏カバーのねじを外します。
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LRボタンのフレキを切断しないようにはずします。
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超音波カッターでフレキシブルケーブルを通す穴をあけます。
失敗したとき用に基盤が通る大きさを開けてください。
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全てのねじと音声マイク、SDカードスロット、無線基盤、アナログスティックを外し、基盤をはずします。
コネクタを外す際に破損すると元に戻せません。
慎重に行ってください。コネクタの交換は不可能です。
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<ゲーム基板にフレキを取り付ける>

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フレキをずれないようにはんだ付けします。ずれると動作しませんので
慎重に行います。

写真のようにGNDと音声端子用の線を配線します。
写真以外のところからGNDをとると60fpsでません。
細い線を使うとノイズが乗ります。



<基板を戻す>

写真のように基板を元に戻します。
スライドパッドのところは断線しやすいので注意してください。
コンデンサから1.8Vの配線を行います。
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<裏カバーを戻す>

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空けた穴から、「フレキ+サウンド+1.8V」を出します。
ねじを全て止めます。
基盤のはんだ付け前に電源が入るか確認してください。
電源が入らない場合はケーブルがちゃんと刺さっていない場合があります。



<基板の半田付け>

フレキを基板の端子の上に乗せ、直接半田付けします。

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事前に、フレキの端子の箇所の穴を半田で埋めておきます。
はんだが多いとブリッジやショートでゲーム機と基盤が破損します。

写真の量ぐらいです。
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仮止めしたら、順次端子を半田付けしていきます。
フレキが浮かないように、上から押さえつけながら、
右下から左上の端子に向かって、半田付けします。

ずれたりブリッジすると60fpsでません。60fpsでない場合ははんだ付けのミスです。
最後に1.8V、サウンド 3本を直接半田付けします。
電源は長さ、サウンドは色で端子の場所を判別します。

<動作確認>

最初に脱いだ服を着ます。
バッテリーを入れて、正常にゲーム機が動作するか確認します。

ゲーム機の正常動作を確認後、PCとUSBケーブルで接続して、ビューアソフトを起動します。
(ビューアソフトはご購入の方にご連絡しています。)



<筐体への組み込み>

専用カバーで写真のように組み込めます。
他社でバッテリー用のカバーも販売していますが、大量の在庫が余り
カバーだけ売れると困るので、高額になっています。(最初は1,800円だったものがいまは5,000円)

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<トラブル事例と対策>

症状原因と対策ゲーム機の電源スイッチを入れても、起動しない
WiFiモジュールの接続ミス、配線した電源がショートしているなどが考えられます。

ゲーム機の表示は正常だが、ビューアの下画面にノイズが出たり、表示されない。
下画面データの取り込みタイミングを、ビューアアプリの設定 -> キャリブレーションで調整する。

ゲーム機の画面、ビューアの画面の両方がノイズや色調がおかしい。

基盤とフレキの半田ブリッジの可能性があります。
ルーペなどでブリッジしていないか確認して、フラックスを塗り半田ごてを当て、解消します。

ゲーム機の画面は正常だが、ビューア画面の色調がおかしい。
基盤とフレキの半田不良(未接触)や、ゲーム機本体側とフレキの半田漏れや、半田不良の可能性があります。

ゲーム機のネジを強めに締めると、ゲーム機の画面が乱れたり、色調がおかしくなる。
ゲーム機本体側のフレキの半田箇所に尖っている部分があり、それが液晶パネルの
シャーシとショートしていることが考えられます。

ビューアの画面は正常だが、ゲーム機本体の画面が乱れる。
液晶パネルのマージンが低く、キットを取り付けたことにより、正常に信号が認識できなくなっている可能性があります。
100台に1台ぐらいのケースで、個別に対応が必要と思われます。

PCと未接続状態で、ゲーム機本体の上画面が乱れる(同期信号がずれる)ケースが現在確認されています。
このケースでは、基盤側の#4b、#4c、#4d、#4eにそれぞれ、2.2Kオームで+1.8V(#1d)に
プルアップすることで解消しました。
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最終更新:2016年03月08日 18:04
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