我々のよく知る、かの惑星『地球』の属する太陽系。そこから星の海を越えて進むこと数億光年。
とある銀河にあって、漆黒の宇宙を照らすは恒星ヌアヴ。女神の名を与えられた太陽にとてもよく似た星だ。
そのヌアヴの周囲には12の祝福された惑星と、1つの忌み嫌われた星が廻っている。
とある銀河にあって、漆黒の宇宙を照らすは恒星ヌアヴ。女神の名を与えられた太陽にとてもよく似た星だ。
そのヌアヴの周囲には12の祝福された惑星と、1つの忌み嫌われた星が廻っている。
あるとき女神から最も離れた位置にある、13番目のその忌み嫌われた星からひとつの黒い雫が零れ落ちた。
蒼い尾を引きながら、漆黒の闇を切り裂き、その黒き雫はある惑星に流れ落ちた。
その惑星とはヌアヴ系第2惑星『フローティア』――地球によく似た水と植物に満ちた青い星だった。
蒼い尾を引きながら、漆黒の闇を切り裂き、その黒き雫はある惑星に流れ落ちた。
その惑星とはヌアヴ系第2惑星『フローティア』――地球によく似た水と植物に満ちた青い星だった。
黒い雫は、水槽の水に落ちた一滴のインクのように、その青い星にじわじわと黒い波紋を広げていく……
これはそんな物語である。
これはそんな物語である。
第一章(「黒」の起源)
第一章外伝(大樹大陸の過去)
フローティア1『プランティア』 放置中
第二章(大樹大陸物語)
第三章(人と竜と魔法)
フローティア3『魔法戦争』 進行中