滝沢直人

「浅見。お前は、変えてみせろ…」

【名前】 滝沢直人
【読み方】 たきざわ なおと
【俳優】 笠原紳司
【登場作品】 未来戦隊タイムレンジャー
【登場話】 Case File 28「再会の時」~Case File 48「未来への帰還」
【分類】 人間、戦隊ヒーロー

【詳細】

高校・大学時代の浅見竜也の空手のライバルで、竜也とは違い普通の一庶民。
本編当時は22歳。

インターハイ決勝では竜也を破り優勝し、大学に推薦入学するが、金持ちばかりの環境にうんざりして2年後に退学する。

その後、竜也の父・渡が組織した民間警備会社「シティガーディアンズ」(以下CGC)に加入して第2班に所属していた。

ある事を切っ掛けにブイレックスの制御装置にしてタイムファイヤーの変身アイテム「ブイコマンダーを入手したことから、元々の彼の運命はリュウヤ隊長によって大きく変わっていった。

「庶民」から脱するための権力(何者にも屈しない力、自分の行く道を遮らせない力というニュアンス)を欲する余り、
自分の力だけで伸し上がろうと強い自己顕示と反骨心が敵対的な姿勢を作り、他人にはイヤな奴に受け取られてしまう。

現実主義者で、理想主義者の竜也とは人生の価値観の違いや権力を嫌っている姿勢、
自分のことを「友人」だと思っていることから何かと突っ掛かり衝突することが多いが、
自分の信じるもののために生きる姿勢はお互いに多少は認め合っており、自分が力を追い求めている者なら竜也は力から逃げている者であったことを気付かせた。

プライベートでは飼っている2匹の小鳥(トラ、サクラと名付けており、Case File37で引越しのついでに少女にプレゼントした)に愛情を注ぐ優しい面も持ち、
1度は断った入院中のタイムファイヤーのファンである少年への見舞いを後で行ったり、トゥモローリサーチが倒産の危機を迎えた際、アヤセに泣き付かれたのを一度は笑って一蹴するが、最終的にブイレックスの清掃を依頼するという形で大金を渡し彼らを救うなど、素直ではない所がある(俗に言うツンデレ)。
子供には慣れていないのか、上述の少年、少女にはドギマギしていた。

レダーウイルス事件ではワクチン生成のために必要なドン・ドルネロの血を購入した際に、
そのために用意した5億も取り戻して手柄を立てようとするが失敗し、自身の出世のために数百人の命を危険に曝したことでアヤセに殴られた。
この後、アヤセの病気を知った際にはその償いもあってか、自身の手柄以上にワクチン輸送に懸命になった。

タイムファイヤーになった後はCGCの隊長、本部長と順調に昇進し、渡が倒れた隙に治安維持局の伊吹貴敬長官に取り入り、
CGCの全権を握ろうとするが、回復した渡が伊吹の過去の不正を暴き退任に追い込んだ事やブイコマンダーのボイスキーが解除されたことで逆に失脚する。
CGCに戻れなくなった状態でゼニットの攻撃を受け負傷し、一旦は竜也に助けられ救護所に辿り着くが、少女が逃がしてしまった小鳥を捕まえに行った際、ゼニットに撃たれて致命傷を負い、ブイコマンダーを竜也に託して命を落とした(上記の台詞はその際のもの)。

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最終更新:2023年05月22日 20:19