[名前]凱聖バルスキー
[出典]超人機メタルダー
[性別]男性型
[一人称]俺 [二人称]お前、貴様

ネロス帝国戦闘ロボット軍団凱聖で、非常に部下思いな軍団長。
部下の行動に関してもトップガンダーのような異端も含めて概ね個性を認めており、「責任は俺がとる」が口癖のようになっている。
自分がネロスに利用されていることを知りつつも、ロボットゆえにそれを口に出さず、任務に忠実な行動をする。トップガンダーのような裏切った部下も内心では気にかけているが、命令されたとおり軍団の総力をあげて襲撃している。
そんな使命の中にありながら、心のどこかではメタルダーの生き方に憧れている。ただし、敵として戦う際にはそんな素振りを見せず冷酷に振る舞い、「俺に心の回路は不要!」と吐き捨てたこともあった。
終盤、戦闘ロボット軍団が自分とローテールだけになってしまい、ローテールも団員全員の戦闘データをバルスキーに移植した直後に死亡したため、部下の仇を討つべくメタルダーと一対一の勝負をする。
結局死力の限りを尽くした彼もまたメタルダーに敗れ、メタルダーの生き方に憧れていた自分の内心を打ち明け、「お前は誰にも利用されずに生き続けてくれ」と言い残して死亡した。
メタルダーとはこの最後の戦いで友情に近い何かが芽生えており、これは彼の意思で戦った唯一の戦いである。


[能力]
戦闘ロボット軍団最高のパワーとスピードで格闘術に長ける他、目からの熱線ビーム、指のバルカン砲を武器とする。
最終的には全軍団員の技能と能力を移植されているので、全軍団員の技が使える。


[性格]
非常に部下思いで、その思いと殉じる覚悟さえ持つ。
ローテールの恋心に応えたり、裏切り者とトップガンダーを気にかけたりと、戦闘ロボットの中でも特に人間らしい感情を持っているのだが、「俺に心の回路は不要」とも言っている。
内心ではメタルダーに憧れているが、彼と戦う際には非常に冷酷な手段も使い、正々堂々と戦ったのは最後の一戦のみ。
ゴッドネロスの命とあれば何でもするが、自分自身の感情と美学があるのは確かで、ネロスの命令でも気に食わない場合は反論したり説得することもある。


[バルスキー退場話の名言]

「豪将ガルドス―俺の片腕として軍団の名誉を守りぬいた男…。
 暴魂クロスランダー―部下のゴブリット、デデモスを縦横に使い、スナイパーのプロとして目的達成のためには手段を選ばぬ非情な男…。
 雄闘ジャース―機甲軍団にも劣らぬビーム砲を全身に備え、メタルダーの弱点を突きもう一歩の所までに迫った男…。
 爆闘士ゴチャック―その優れた格闘術でメタルダーの主要回路を破壊しながらも敗北した男…。
 烈闘士ザーゲン―地位も名誉も望まず、敵を葬る事だけに命を賭けた、別名『死神ザーゲン』と呼ばれた男…。
 そして、元豪将ビックウェイン― 一度は戦いを捨てながらも、若い軍団員たちのために蘇り、メタルダーと見事な戦いを展開し、壮絶に散った伝説の巨人…。

 様々な男たちが、死力を尽くしてメタルダーに挑み、散っていった…。
 帝王ネロスと帝国のために、戦闘ロボット軍団員として見事に戦い抜いて…。
 それに比べ…軍団長であるこの俺はッ!」


「世話になったな、ローテール…。お前は身を隠し、戦闘ロボット軍団を弔い、ひっそりと暮らすがいい」


「所詮人間に作られ、与えられた使命でしか生きられないのがロボットなら俺は力の限り戦うッ!」


「俺たちロボットに、情けもッ!悲しみもッ!人間の心など無用ッ!!!」


「俺には貴様に倒された軍団員たちの技とパワーが与えられた。俺は軍団員たちのために貴様を倒す!」


メタルダー「バルスキー!」
バルスキー「…あぁ…俺は…もう駄目だ…。メタルダー…、俺も…お前のように生きたかった…!」
メタルダー「!?…バルスキー!」
バルスキー「さがれ…もうすぐ、俺の自爆装置が爆発する…」
メタルダー「どうすれば自爆を止められる!」
バルスキー「…もう遅い…」
メタルダー「バルスキーッ!」
バルスキー「これでいいんだ…。俺は精一杯戦って敗れたのだ。…俺は、ローテールや、皆の所に逝く…」
メタルダー「バルスキー…」
バルスキー「メタルダー…、お前は誰にも利用されずに、俺たちの分まで生き抜いてくれ…。さら…ばだッ…」
メタルダー「バルスキーッ!?オイッ――」
バルスキー「さあっ、早く俺から…離れろッ!」

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最終更新:2011年08月24日 14:49