月の石

～月の石～

今から５００年ほど前、この空には八つの月が浮かんでいた。

大災厄と呼ばれる出来事でそのうち六つが砕け大地に降り注いだ・・・
それはそれはたくさんの文明や命が失われただろう。

それと同時に宙に浮かぶ月からそれぞれの力を引き出す技術も失われたが
世界のありとあらゆる場所に散らばった月のかけら・・・
月の石からそれぞれの力を引き出すことができた。

このページには人に聞かれたときカッコつけて答えれるように
八種類の月の石とおまけの一品それぞれの効果などを記そうと思う。

焔石

（えんせき）
炎を司る月の石。

常に発熱していて強い衝撃で炎を発する
純度の高いものはすごく熱い、ヤバイくらい熱い
料理の時には欠かせない。

寒石

（かんせき）
氷を司る月の石。

放っておいてもひんやりとしている
純度が高いものはそれこそ周りのものを凍らせる程
食材の保存には欠かせない。

灯石

（とうせき）
雷を司る月の石。

刺激を与えると光り純度に応じて光も強まる
雷なんかで充電できるけど割るとビリビリってする
暗い遺跡に潜るときは欠かせない。

滴石

（てきせき）
水を司る月の石。

石からきれいな水がたらたらと滴り浄水作用もある
純度が高いと水には困らない
どんなときでも欠かせない。

疾石

（しっせき）
風を司る月の石。

コレを持っていると風を呼ぶ
帆船なんかに組み込むのが一般的かなぁ
船旅には欠かせない。

恵石

（けいせき）
土を司る月の石。

どうもよくわからないけど
土に混ぜると作物がよく育つのは確か
趣味の園芸には欠かせない。

煌石

（こうせき）
命を司る月の石。

今空に浮かんでいる形のゆがんだ銀の月の石
過去の人はこれを使って生命をも生み出したという
粉にして振り掛けると大きな傷も治癒するが・・・
どうも命を削っているように見えてならない
怪我はしないに越したことはないですな。

滅石

（めっせき）
生を司る月の石。

藍の月からまれに落ちてくる、瘴気を出すキモイ石
この石があるところは瘴気の影響で草木が育ちにくい
一部のコケやそれを好むモンスターには居心地がいいらしいが
キモイから嫌いだ、あぁキモイ。

錬月鉱

（れんげつこう）
あらゆる月の力を吸収する鉱石の総称。

今はもう失われた技術で精製された人造物のよう
月やその石と共鳴し方角を示す
トレジャーハンターとして絶対持っておきたい一品。