掏摸人(すりっと)ワニ
あらすじ
もの凄いスリが現われた。神出鬼没、千変万化、同業者のスリをもカモにする。警視庁のエース・モサ哲といえどもかなわない。正体不明のその男は"掏摸人ワニ"と呼ばれ、スリ仲間に賞金をかけられている。いったいワニとはどんな男か。ワニへの憎悪をむき出しに執念の鬼と化したモサ哲は、ついに彼の正体を暴いた。逃げきれるのか、掏摸人ワニ!!(1巻表4より)
しのぶのために金を稼がねばならない。たとえどんな手段を用いても、まだ春を知らぬ若い命を守らねばならないのだ。そんなワニの行く手に立ちはだかる刑事・モサ哲は、なにもかも捨て去ってワニに決戦を挑んできた。ワニの執念が勝つか、モサ哲の意地が勝つか。病室でワニを待つしのぶの命運はいかに!?最後の勝負のサイは、今、静かに振られた!!(2巻表4より)
単行本
備考
第2巻巻末に原作者の小堀洋の解説を収録。
最終更新:2021年11月13日 22:34