敗船の逃亡


能力


解説

治癒呪文と、概ね相互互換なカード。
状況によっては治癒呪文の上位カード。
敗北時発動で相手ユニットがあたえるLPダメージを1減らし、バトルエリアのユニットを手札に戻すスキルを持つ。

敗北時で考えた場合、消費SP、消費手札は治癒呪文を使った場合と同じになる。
例えばLPが3の時、治癒呪文は5SP消費して敗北時に3SP増加するため、実質的な消費SPは2になる。
さらにダメージドローで手札が1枚増える。
敗船の逃亡は4SP消費して敗北時に2SP増加するため、実質的な消費SPは、これも2になる。
スキルの効果で手札が1枚増加するが、ダメージドローは発生しないため、増える手札は1枚である。


敗船の逃亡治癒呪文にない弱点をいくつか持っている。
グリモアメタカードに弱い点がまず挙げられる。
治癒呪文はLV5のオープン発動で役割が終わるため、その後発動不能にさせられても、墓地に送られても問題にならず、
魔滅者『ヴォル・アグニ』を除くグリモアメタカードに対して強いという特徴がある。
一方敗船の逃亡は敗北時に発動するため、魔法王国の偉大なる騎士などのスキルで発動不能にさせられるというリスクがある。
また、治癒呪文は魔法王国の偉大なる騎士のサポートに付けてもスキルが発動できるが、敗船の逃亡はスキルが発動せずに墓地送りとなる。

次に、LPダメージを軽減するスキル全般にいえることであるが、勝利時にLPアドを稼げない点が挙げられる。
LP1で使用する場合を考えると、治癒呪文を出したターンに勝利した場合残りLPが2になるため、次のターンノーセットにしてSPと手札を補充する、
というような戦法を取ることができる。
一方敗船の逃亡をサポートにおいて勝利しても、LPが増えるわけではなく、残りLPは1のままである。
使用したSPは回収できない。

その他細々した弱点では、バトルエリアのカードを回収してしまうため、LPが1の時に敗北エリアを活用する目的で使うことができない点や、
スキルが対戦プレイヤーのバトルエリアのカードに対して働くため、英霊『アッシュバース』死竜など、勝利時に手札に戻る
カードに対しては働かない点が挙げられる。
オープン発動時に入替が発生してもLPダメージを軽減することができるため、その点は聖域の守護者『メイリーン』より有利である。
また、ファルカウのサポートをメタにした侵魚/正義を司るモノなどには注意。


このカードは治癒呪文にない利点も持っている。
治癒呪文を使用するより少ないSPで出すことができる。
治癒呪文はバトルエリアのユニットを含めて最低6SPなければ場に出すことができなかったが、敗船の逃亡は5SPで出すことができる。

ファルカウのカードであるため、延命潰しで有名な啓示を受けた者『ラステ』を回避することができる。

また、敗北時にバトルエリアのカードを手札に戻すため、白髭の大剣士『鋼』死体の王『ズガテロザ』などオールカラー
ユニットを使いまわすことができる。
後述の光の娘『ネリッサ』を連打するのも有効な戦術かもしれない
ただし消費SPも膨大に必要になるため、この使い方をするならSPを溜め込む工夫が必要である。

サポートにファルカウのカードが必要なカードとシナジーを持っているというのも従来の延命カードにない特徴である。

敗北時、LV4のタイミングでユニットを手札に回収するため、LV3以下の敗北時発動を無効化することもできる。
死の踊り子『レレイウ』殺人兵器『ラ・ボォ』幽鬼の魔術師蒼き閃の聖騎士『イベール』(← 、などをリスクなしに使用することができる。
(最も、素出しのレレイウで勝利できるかどうかは微妙なところであるが・・・)

LP変動カード、光の娘『ネリッサ』神罰修道女『クラリッサ』とも治癒呪文にないシナジーを持つ。
上記のユニットはLV4以下のオープン発動で自分のLPを参照するため、LV5でLPを増やす治癒呪文とは相性が悪い。
ネリッサの方は相性がよいHP援護を持つ医術研究生『ニコル』という選択肢があったが、クラリッサはニコルのHP援護との相性がいまいち、
さらにLPを回復した上でアタック発動を狙うとなると13SPという膨大なSPが必要であった。
敗船の逃亡を使えば必要消費SPは11SP、このくらいならファイルを工夫すれば捻出できそうな数字である。



コンボor必殺コンボ

敗北時のデメリットスキルを踏み倒す事が可能な為、ドローロックを仕掛ける事が可能となる。


カード背景

ラヴァートの世界ではどんな人物or事件or魔法なのか


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収録

カードくじ、第10弾『私達は、因果の果てよりやってきた』ボックス 、第10弾『私達は、因果の果てよりやってきた』パック


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最終更新:2012年10月03日 11:07