元猟師ジョセフの話


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  • 墓荒らしについて
「俺らが気付いたのは、そうだな……1年くらい前、だったかな。だが、それこそ獣の類の仕業じゃないかと思ってたのは本当だ。そういった被害が、出たことが無かったわけでも無いんでな。勿論、めったに或ることじゃあないが……。」
「今みたいに派手に掘り返されるようになってきたのは、ここ何ヶ月かの間のことだ。「アレ」らがやってるって分かったのも、まぁその頃のことだったかな。俺も墓所の傍に潜んで、確認した。そのころは、1~2匹しか「アレ」はいなかったが……最近じゃあ、数が増えてきてるみたいだぞ?足跡のカタチや付き方で見分けてみたんだが、少なく見ても20匹前後は居る筈だ。」
「前にいちど後をつけてみたが、いつのまにか何処かに逃げさっちまってた。山を登っていってたのは、間違い無いんだがな……途中で足跡を、見失っちまったよ。まるで、どっかに掻き消えたか、地面に潜りでもしたみたいにな……。」
  • ユキガクレについて
「アレは食わんほうがいい、理由は知らんが俺も爺さんからそう聞いたし、爺さんも爺さんから聞いたそうだ。このあたりの狩人だったらたぶん、代々、口伝されとるはずだが……そういえば先生様も、何度かそんなようなことを俺に確認されとったなあ?」
  • チャールズ博士について
「先生様は新しい農法を教えてくださっとったし、「雪腐れ」を追い払ってくださった。先生様のやり方を受け容れた者はみんな、安心して冬を越せるようになっとった。俺みてぇに、都会の生っちろい学者なんぞ端ッから信じちゃあいなかったような男にも、ちゃんと手を差し伸べてくれた……そりゃあ大した、方だった。ああいうのが本当の、紳士っていうモンなんだろうさ?」
  • 5年前の事件について
「けれどな……あるとき突然、村の若い連中を中心に、また「雪腐れ」が流行りだした。しかも先生様の息子さんにまで、な。先生様は――俺は学が無いから、良くは解からんが――自分の農法や忠告を守らない連中のせいだって、そうおっしゃっとった。ちゃんと先生様の言うことを皆が守っとれば、こんなことにはならなかった筈なんだ、とな……。」
「それから暫くして、息子さんが亡くなっちまってから……、先生様は……、すこし、おかしくなっちまった。ある夜、自分の言いつけを守らなかった連中の家や倉にな、火をつけてまわったんだ。建物ん中におった者や家畜の類は、ぜんぶ松明突きつけて追い出して、それから火をつけてたそうだから、怪我人や死人は出なかったが……。」

「村の連中、それですっかり怯えちまったそうでな。俺が騒ぎに気付いて村に行ってみたときには、男連中は半狂乱になって、先生様のお屋敷に押しかけていったあとだった……。奴らはな、先生様がお屋敷の地下で化け物を飼って、邪教徒の儀式を執り行ってる真っ最中だった、なんぞと抜かしとるが……とにかく村の連中は、先生様の居た地下室の入り口を塞いで、館に火をかけやがった。俺は、村にまだ少しはいたまともな連中と一緒に、燃えさかっとる館に飛び込んだり、燃えそうなモノを片っ端から壊していったり……いろいろと、したがな。地下室におられた先生様は、もう……消し炭みたいになっておった……。先生の亡骸はボロボロに崩れちまったが、それでもできるだけ掻き集めて、お屋敷の裏庭の隅に埋めたよ。」
  • 村人たちの反応
【昔からの村人】
●チャールズ博士の新しいやり方に反発、農法や忠告を守らない。
●邪教徒の儀式を執り行っていたとして、屋敷に押しかけ火を放つ。
【マルコ】
●新しいやり方には反対も賛成もせず様子見。
●自分で畑はいじらないが、遣り方を習うのには熱心だった。
●事件時は、その場にはいなかった。
 「呑み過ぎて眠っていた、とか抜かしおったが……おおかた何処ぞの家の女房とでも、遊んでおったんだろうさ?」
●事件後に、馬鹿やった連中を全員集めて説教した。
【当時の村長】
●村の税が取りやすくなるのは歓迎したが、昔からの村人との軋轢を生みたくない様子だった。
●館に火を放ったほうがいいと言ったのは前村長だった、という噂がある。
●チャールズ博士が亡くなった翌月くらいから、食欲が失せたり寝不足になりはじめ、3年ほど前には誰がどうみてもおかしくなった。