イストモス

~鋼に身も地も包んだ東方風騎士団国家~
異世界国家


社会体制

正式にはケンタウロス首長連合国である
部族性国家の緩やかな連合体であるが大別してイストモス・ケンタウロス(西側に住むケンタウロス
重装を好む)とオストモス・ケンタウロス(東側に住むケンタウロス、弓術に長け軽装を好む)のニ派に分かれている
各部族をそれぞれのハーン(族長)が統率しており、
かつては偉大なる建国者を祖とする大首長を王としていたがその血筋が途絶えた現在は首長達の合議制で国の方針が決定している
クルスベルグを緩衝地帯とし、ラ・ムールとは過去の因縁から歴史的にも何度も領土などを巡って衝突を繰り返しており現在も微妙な緊張関係にある。
イストモスのケンタウロスの装備はその多くを隣国のクルスベルグに頼っている
比較的豊かといっても装備を揃えるためにクルスベルグに支払う予算の捻出がなかなか難しいのが悩みどころ

イストモスの風土

平原と森に囲まれ比較的穏やかな気候であり農耕や牧畜に適した豊かな環境

イストモスの種族分布比率

ケンタウロス30% 狗人60% その他の少数部族・種族10%

イストモスの主要産業

特筆すべき産業はないが豊かな国土での農業・牧畜が盛ん

イストモスの風俗・文化

イストモスのケンタウロスと狗人はケンタウロスを家長とした大家族的な共生とも言える良好な主従関係を作っている
  • 住居
一般的なケンタウロスの住居は平屋でそこにケンタウロスと狗人の家族が共同で生活している
ケンタウロスの騎士や貴族など地位の高い者は複層住居を建てる場合があるが、これはつまりそれだけ仕える狗人の一族が多いということを意味し、主人であるケンタウロスは一階を生活スペースとし狗人は二階三階に家族単位で住む
狗人を従えていないケンタウロスは一人前と見なされず、ケンタウロスの脚についていけない狗人もまた一人前とは見なされない

  • 蹄鉄文化
イストモスのケンタウロスは成人の儀式として蹄鉄を填める文化が根付いている
彼らにとって蹄鉄は足を保護するという目的だけではなく様々な場面で自らの地位や状況を示すためのアピールアイテムとしての意味合いが強い
イストモスの婚礼には夫となる者が妻となるものに特別な蹄鉄を贈る風習があるなど冠婚葬祭と密接に結びついている

  • 星神信仰
星神とは地球で言う所の北極星、一年を通して位置がズレず天体航行を行う際に固定点となる星を司る神のことを指す
古くは大陸全土を風のように渡り歩き、今も広大な大地に住まうケンタウロス族にとって道標となる星は深い信仰の対象となった
どんな種族よりも遥か遠くを見渡すことが出来ると言われるケンタウロスの眼は、太陽の照る昼間の空の中でさえ星を見ることが出来、どんな遠方へ望んだ旅路でさえ道を失うことはないという

またイストモスの建国者の伝説にちなみ「英雄として死んでいった騎士は星神に召され夜空の星となる」という言い伝えもある
現に歴史に名を残したイストモスの騎士の名を冠した星や、それらで繋ぎ合わせた星座などは他国の星図にも記されている

イストモスの歴史

1000年ほど前、ラ・ムールにおいて猫人に奴隷として扱われる狗人の姿を見た羊飼いのケンタウロスの青年が、星神に導かれ狗人をラ・ムールから連れ出し彼らと共にイストモスを建国したのが始まりといわれている。
当時のケンタウロスの王、反逆王と呼ばれたかつての放浪の民の男は、今では彼らが崇める星神の座する星天球を示す不動の星の近くでイストモスの地を見守っているという

イストモスの主なネタ ※人物・用語目録(独自設定)参照

  • 騎士王、マリアンヌ
  • 大ハーン スヴォーロフ
  • ポルスレーヌ
  • ブレソール
  • トールスとウーフの物語
  • アネーヌとショーター

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最終更新:2014年03月29日 13:04