【オルニト名所案内:森の蜥蜴牧場】

ここはオルニト森林地帯の一角。 林と森の下に生い茂る草とところどころ流れる小川。 木々を抜ける風が心地よい気温を維持している。

元は地上の鳥人の隠れ牧場であった
空からは見えず、広範な土地を囲む様に流れるのはひねくれた性格の風精霊により風の便りを遮り探知させないという。
加えて樹の高い位置に巣を作り縄張り意識が強く獰猛なグン・マー(“飛来する顎”という意)が多数生息していることで空からの侵入を忌避させた。
“空”に生産物を供物として納めていた“地上”が食糧を貯えるために空からの不可侵地帯に繁殖力の強い蜥蜴類を放したのであった。

蜥蜴牧場として素晴らしい土地
草食類の腹を満たして余りある栄養価の高い野草が常に茂っており、無数に点在する背の低い草むらは外敵から発見し辛い巣、産卵場所になっている。
寒気団が降りてくるのを遮るカライ・クゥ(燃ゆる実生る樹)が森の天井を覆っているために冬でも気温が下がらないために一年を通して繁殖期という状態である。
そして草食類を捕食する肉食類も多く生息しており、狩りきれずに土地の許容量をはみ出そうとする蜥蜴の総数のラインの維持に貢献している。

年に数回開催されるイベント
蜥蜴の繁殖に適しすぎたとも言える土地に人為的に放たれた蜥蜴達は、その密度の濃い生存時間の中で他所の土地よりも早い“進化”をする。
草食類は更なる繁殖のために要塞の如き巣とそれを防衛する強種が集う。もしその要塞が存続し増えたとすれば流石に土地の緑は食い尽くされるであろう。
肉食類は多くの獲物を得るために強い群れと強力なリーダーが生まれる。もしその群れが増えれば土地の草食類は激減し隠れてしまい、餌を失った群れは牧場の外に出てしまう。
なので牧場では年に数回、それら生態系維持に問題のある蜥蜴をターゲットとして広く狩人を募り討伐するのである。
強く育った蜥蜴は美味であり、狩った蜥蜴はそのまま持ち帰れるということで年々評判を聞きつけた狩人達がやってくるのだが、
必要な物資経費は自己負担であり、イベント終了まで救助も回収も行われないということで気軽に参加すると返り討ちに遭うという。


オルニトの名所を考えてみました

  • 異世界じゃ狩人って職業がまだメジャーっぽいな。中には飛来する顎すら狩る強者もいたり -- (名無しさん) 2017-05-21 16:31:53
  • 群れをつくるトカゲってめちゃんこ数密集してるんだよな。戦闘になったら無双ゲーの敵の波みたいになるか -- (名無しさん) 2017-05-21 20:07:27
  • ワニを食べるみたいな感覚に近いんかなトカゲ料理 -- (名無しさん) 2017-05-22 19:01:43
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最終更新:2017年05月21日 14:38