志葉薫

「無礼者。年上であろうと、血が繋がってなかろうと、丈瑠は私の息子。 志葉家十九代目当主である」

【名前】 志葉薫
【読み方】 しば かおる
【俳優】 夏居瑠奈
【登場作品】 侍戦隊シンケンジャー
天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕
海賊戦隊ゴーカイジャー
【初登場話】 第四十四幕「志葉家十八代目当主(しばけじゅうはちだいめとうしゅ)」
【登場話(ゴーカイ)】 第11話「真剣大騒動(しんけんおおそうどう)」
第12話「極付派手侍(きわめつきはでなさむらい)」
【分類】 人間、戦隊ヒーロー

【侍戦隊シンケンジャー】

真の志葉家十八代目当主にして志葉家最後の生き残り。

志葉丈瑠が操るものとは異なる志葉家の「火」のモヂカラを受け継いだ女侍。

登場人物の中では珍しく実年齢が明らかになっており、設定では16歳で、現在の侍の中では最年少。

先代当主である父・雅貴の戦いの最中、彼女を妊娠していた母が家臣らの誘導で屋敷を脱出後、
人里離れた場所で隠遁生活を送りつつ産んだ娘で、志葉家の血を絶やさず次の代を残すために人知れず暮らしていたが、父の遺志を継いで血祭ドウコクを倒そうとする使命感を幼い頃から強く持ち続けていた。

そのため、「影武者(丈瑠)の影に隠れて生きるのは侍として卑怯」と必死に修行をし、歴代の当主達が会得出来なかった封印の文字を完成させ、家臣・丹波歳三と共に表に出てきた。

丈瑠からは「母上」、丹波らからは「姫」、花織ことはからは「姫様」、梅盛源太からは「(お)姫さん」、ドウコクからは「志葉の小娘」と呼ばれている。

終始袴姿の和装で、口調もやや時代がかっていて尊大ではあるが、これは丹波の教育の行きすぎによるもの。
本人も「時代錯誤」との自覚はあるが、特殊な環境下で丹波らにある意味偏った育てられ方をされてきたにも関わらず、物の見方は年齢の割には大人びている。
会った事のなかった丈瑠の心情にも思いやりを持ち、侍ではない源太からの協力も快く受け入れる等優しい性格で思慮も深い。

丈瑠や家臣達の心情を家臣達の行動などから理解しており、自らの使命のみを重視して表に出た結果、丈瑠達の絆を悪化させてしまった事を後悔していた。
丹波の行動が自分を思いすぎる故であることは十分理解しているが、自分以外の者に対する丹波の高圧的な態度を快く思っておらず、度々彼を扇子等で叩いたりして突っ込みを入れている(これには後に小松朔太郎に渡された巨大なハリセンを使うようになった)。

実戦に出た回数こそ少なかったが、シンケンブルーたちがダイカイシンケンオーでも手こずったアヤカシ・ヨモツガリを獅子折神一体だけで倒す等、当主としての実力は確か。
また、『銀幕版 天下分け目の戦』ではスーパーシンケンジャー状態のシンケンジャーが5人掛かりでやっと書き切った封印の文字を、彼女は本編中で苦心しつつも1人で書き切る程の力を持つ。


第四十八幕でブルー達がドウコクの足止めをしている中で封印の文字を使うが、半分人間であるはぐれ外道・薄皮太夫の体を取り込んだドウコクには効果が薄く封印出来なかった上、反撃されて手傷を負ってしまう。

その後、皆の言葉により立ち直った丈瑠を呼び出して、ドウコクに対抗出来る最後の手段として、2人だけの取り決めによって丈瑠を十九代目当主として養子に迎え入れ、当主を交代するという思い切った策を考案。
当初は丈瑠を「影」と呼んでいたが、彼が十九代目当主になるにあたって名前で呼ぶようになった。
外道衆との最終戦にあたっては予め丈瑠に渡しておいたディスクの他に満身創痍の身を押して志葉家のモヂカラディスクをもう1枚作り上げ、丹波を介してシンケンジャーに託した。

最終決戦の後は志葉邸を丈瑠と日下部彦馬に託し、自身は丹波と共に再び人里離れての生活に戻っていった(その際見合いを丹波に勧められるも「まだ早い」と断っている)。

【天装戦隊ゴセイジャーVSシンケンジャー エピックon銀幕】

当主の重責から解放されたためか、口調や物腰がより女性らしくなっている。
血祭のブレドランの手により外道と化した丈瑠を取り戻すべく指揮を取り、アラタのカードに志葉家の火のモヂカラを託した。

【海賊戦隊ゴーカイジャー】

シンケンジャーの力を奪還すべくゴーカイジャーに勝負を挑み、メンバー一の剣の使い手・ジョー・ギブケンと剣を交えその劣らぬ実力を披露し、また正々堂々とした戦いを貫く面も明らかになった。
ゴーカイジャーと交戦中にザンギャックが乱入し、結果キャプテン・マーベラスが負傷した際は刀傷に効く薬で手当てを行い、ゴーカイジャーの絆を認めると丹波に作らせた双ディスクをジョーに渡した。

ゴーカイジャーのことは丹波と共に「海賊衆」と呼んでいる。

彼女が変身するシンケンレッドはイエローとピンクのようにスカートが付いた女性仕様のスーツとなっている。
武器も基本的に同じだが小柄なため、巨大すぎて取り回しに難のある烈火大斬刀を使う際に足で蹴り上げて振り回す所が特徴。

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最終更新:2023年05月22日 23:25