毒罠マラソンとは、シーフスキル 『ポイズントラップ』 を使い、高いHPを持つ敵を効率的に倒すための狩りの一つ。
元々、シーフや、継承でポイズントラップを持ったプレイヤーたちが罠を設置し、逃げて走って罠を踏ませるその様が
まるでマラソン大会のように見えたことからついた名前。
毒罠マラソンで主に使用されるスキルは、以下の物が代表的である。
・ポイズントラップ (シーフスキル) 重宝度:★★★★★
→ 狩り方の名前にもある通り、ポイズントラップがダメージ源である。
スキルレベルはMAXが基本。6からでもOKというパーティもあるが、特に明記されていない場合は、ウィスパーチャットで確認を取ろう。
・ポイズンガス (メイジスキル) 重宝度:★☆☆☆☆
→ もう一つの毒の手段として、メイジのポイズンガスがある。
ただし、ポイズントラップに比べて単体にしか効果がなく、クールタイムも長い、効き始めるまで時間がかかるなど、劣る面が多いので、
ポイズントラップが使える人がいる場合は、素直にそちらに任せよう。
・ステルス (シーフスキル) 重宝度:★★★☆☆
→ ステルスを使うことによって、罠役が稼いだヘイトをリセットするのに使う。
マラソン中の走者は、基本的に毒罠を置いている暇などないので、罠役が稼いだヘイトは自分でなんとか処理する必要があり、役立つ。
後述するヘイトブレイムと併用するならスキルレベル1でも十分だが、これだけで運用する場合は少々クールタイムが長いのが欠点。
・ヘイトブレイム (シーフスキル) 重宝度:★★★★★
→ 罠役がポイズントラップのダメージで稼いだヘイトを、自分で走者に渡すことができる。
スキルを使う余裕があるのは罠役のほうなので、そちらがヘイト処理をできるのは非常に利に適っており、効率的である。
単に自分のヘイトを消すだけのステルスと違い、走者にヘイトを集めることで、敵のターゲットを安定させることができる点が大きい。
ただし、狩り始めてすぐは不安定ではあるので、ステルス等と併用したり、こまめに使用するなどを忘れないようにする必要がある。
スキルレベルは、51%以上のヘイトを移せるレベル4以上が推奨されるが、それ以下でも使えないことはない。
スキルレベルには射程も関係してくるので、高いと使いやすくはある。
・ヘイトレシーブ (シーフスキル) 重宝度:★★☆☆☆
→ ヘイトブレイムとは逆に、走者が罠役のヘイトを吸い取るために使える。
ただし、走者がスキルを使用すると敵に殺される危険性が非常に高いので、ターゲットが全て罠役に向き、自分がフリーになった時などに留めよう。
また、ヘイトブレイムと併用し、高ヘイトを稼いでいる罠役のヘイトを吸い取って、走者にパスする……といった使い方も可能ではある。
(しかし、ヘイトを吸い取った瞬間に近寄って来られて殴り殺されることもあるので、事前にステルス等で自分のヘイトはリセットしておこう)
・デコイ (シーフスキル) 重宝度:★★☆☆☆
→ 特定の罠に敵を誘導したい時や、走者が死んだ時、ヘイトがハネた時など、とっさの事故を防ぐ時に使える。
しかし、あまり乱用しすぎると狩りのスピードを落とすばかりか、置く場所を間違えて事故の元になったりするので、乱用は控えて、あくまで緊急時に
留めると良い。
クールタイムの長さがたまにキズ。
・ディフェンドスタンス (ファイタースキル) 重宝度:★☆☆☆☆
→ 必須ではないが、走者が使用することで、一撃を受けても耐えられることがある。もちろんある程度のHPと防御力は必要である。
ワンミスが許されるようになるという意味では便利だが、基本的には攻撃は全て避けることが前提なので、あくまで保険程度に思おう。
毒罠マラソンの会場として、おそらく一番有名なのが
愛欲の淫虐の館、1F入口付近(第一決戦場付近)である。
第一決戦場の北の扉を開け、先に進む(要:第一決戦場突破)と、廊下の途中に3匹のムービングアーマーがいるので、
その3匹を広間まで連れて戻り、そこで行う。
また、左右の螺旋階段を登り、2F、第二決戦場奥の広間(要:第二決戦場突破)にいる3匹も連れて1Fに戻り、
1Fの3匹と、2Fの3匹、計6匹のムービングアーマーを同時に狩る方法もある。
以下は、その付近の見取り図である。
ここでは、『罠を設置する場所』 と 『走者(ヘイト集め役)の走るルート』 を説明したい。
あくまで一例であり、その他のルートが決められていたらそれに従うのが良いと思われるが、
いずれにしても大切なのは
1.罠役は、決められた場所以外に余計な罠を置かない
2.罠役は、走者の進路上からはすぐに退く
3.罠役は、こまめにヘイト管理をする
4.走者は、効率を重視しすぎて事故を起こさない
5.走者は、安全を重視して遅くなりすぎない
ことである。
6匹を同時に狩る場合にオススメのフォーメーション。
走者は2台のテーブルをコーナーに、その外周をぐるりと止まらずに走りつづけ、罠役がその進路上3ヶ所と、中央に罠を置く。
走者は納刀し、できるだけムービングアーマーに剣を振らせないようにノンストップで走りつづけること。
通常、止まらずに走り続けてしまうと、遅れたムービングアーマーに毒が回らない事態になるが、このフォーメーションの場合、
遅れたムービングアーマーが、追いつくために中央を通過する。そのため、中央にも罠を置くことが推奨される。
※ 6匹同時に狩る場合は、パーティの人数も多く、また敵のヘイトがバラバラになりやすく、混乱が起きやすいため、敵に剣を振らせるのは危険を伴う。
そのため、敵に剣を振らせない、ことを徹底するためのフォーメーションであると言える。
狩り始めてすぐは、特に混乱が起きやすいため、罠役はヘイトブレイムを持つことが推奨される。
なくても狩りは可能だが、6匹狩りの性質上、走者が最初にいくつか罠を踏ませてヘイトを稼ぐ、という作戦が取りづらい上、
いちいちステルスのクールタイムを待ったりするのが非常に面倒くさいので、できれば3人、最低でも2人はブレイム持ちが欲しい。
3匹ずつ狩る場合で、パーティメンバーがある程度いるならこのフォーメーションを推奨する。
正三角形を描くように罠を3つ配置し、走者がそのコースのやや外周を走ってまわり、
三匹同時に罠にかけていくように調節しながら走るやり方である。
走っていても、ムービングアーマーが1匹遅れたり、逆に1匹だけ突出したりすることが多いので
最初は三匹まとめて罠にかけるのは難しく感じるかも知れないが、コツをつかめばそう難しくはない。
1.罠の上を直接またがず、罠の外周を走って抜ける。
2.遅れている敵が追いつくまで、時間を稼ぐ。
3.遅れている敵が追いつくタイミングで、次の罠に向かって走りだす
⇒ まとめて敵を罠にかけられる。
利点として、罠を置く場所がそれぞれ離れているため、走者以外にターゲットがハネるとしたら誰か、がわかりやすい。
⇒ 事故が起きそうな時も余裕を持って対処できる。
誰が置いた罠かを明確にするためにも、罠を置く場所は、『自分はここ担当』 という風に決めておきたい。
スキルは、ヘイトブレイムを持った罠役が欲しい。
無くとも一応可能ではあるが、その場合、三匹同時に罠にかけることを徹底的に守らなくてはならず、プレイヤースキルが要求される。
3匹まとめて狩る場合で、パーティメンバーが2人しか集まらない、また、意図的に経験値90%の美味しい狩りをしたい、
という場合にオススメのフォーメーション。
配置は非常にシンプルで、ある程度の距離を置いた2か所を、ぐるぐると交互に踏ませ続けるだけ。
走り役は、三匹同時に罠にかけることが要求される。
また、罠役が1人になるため、狩りはじめはもちろん、少し安定したと思っても油断するとターゲットが外れることが多いので、
ヘイト管理はこまめに行うこと。
罠役はヘイトブレイムがほぼ必須である。
例外的に、走者もポイズントラップが使える場合のみ、お互いに罠を設置しあい、交互に罠役と走者を交代しながら行うことも可能ではあるが、
2者ともが、三匹同時に罠にかけることを徹底する必要があり、ミスした時に事故が起きやすいので、効率はガクッと落ちる。