現在の絵師様手引きは「デジタルツール」でイラストを描いている場合の手引きになっているかと思います。
そこでここでは、紙に描いた原稿(以下、イラストと略)をツイッターにUPする方法に触れたいと思います。
まず、アナログ絵をUPするには携帯カメラ・デジタルカメラなどが必要となります。これでイラストを写真に撮り、フォト蔵・twitpicなどにアップロードします。
次にツイッターでイラストの所在を告げるツイートをしていただく、という手順です。
「携帯電話しか持たず、パソコンも家族共有でそんなに独占できない」という方は、以上の方法で絵師様として参加していただけます。
もちろんデジタルカメラを使い、パソコンに取り込み画像処理ソフトなどで画像処理ができる環境であれば、その後アップロードしていただいた方が絵の解像度が高いものになり、より綺麗な装丁が作っていただけます。
さらにスキャナーをお持ちという環境の整っている方は、イラストをスキャナーで取り込み、アップロードしていただく方法もあります。
「携帯の写メで参加するのは、無理なんじゃない?」と思われるかもしれませんが、携帯の写メから素晴らしい絵をお寄せ下さっている絵師様もおられます。
「絵が先」に多数イラストをお寄せ下さっている芳賀沼さらさんは、作品すべてを携帯写メからアップロードされていると思います。
同じく、「絵が先」や「恐怖箱 怪談とか。(上下巻)」にイラストを描かれています、近藤 宗臣さんも手描き原稿をスキャナーで取り込んだり、大きな絵は写真を撮ってアップロードされているそうです。
苦労や工夫をぜひ、聞いてみて下さい。
同好の士から意見が聞ける、交流できる。それが竹の子書房のいいところです。
何となく、輪の中に入りづらいという時も会話のきっかけがあれば、そこから参加しやすいのではないでしょうか。
また今いる社員さんたちも尋ねられたら、できる範囲で意見を交流していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
携帯電話で撮影した絵の解像度、及び装丁の見本となる例を挙げてみます。
@kurorororo1101さんの描かれた、「其は夜鳴き鶯」の表紙絵は手描き原稿を携帯電話で撮影し、アップロードしたものです。
参考に撮影サイズをお聞きしたところ、『480×854』サイズとのことでこれはかなり小さなサイズだと思いますが、できあがりを見ていただければデジタルツールの絵と遜色ない仕上がりを納得していただけると思います。
ちなみに同じく画課の近藤 宗臣さんはスキャナーで取り込んだ後、画像解析度をサイズに合わせて加工されているそうです。
※画像サイズについては画像のサイズ/解像度/保存形式をご参考下さい
どちらも、素敵な絵を描かれます。この機会にデジタルツールがなくても、どうぞご参加下さい。
ここではこれ以上の詳細を記載いたしません。ぜひ、ご本人からコツや苦労をお聞き下さい。
そこから貴方の世界がさらに広がることを、竹の子社員一同願っております。