立神吼

「我望様への疑念・・・。 それはすなわち、反逆だ!」

【名前】 立神吼
【読み方】 たつがみ こう
【俳優】 横山一敏
【登場作品】 仮面ライダーフォーゼ
【初登場話】 第33話「古・都・騒・乱」
【分類】 人間
【名前の由来】 たてがみ、咆吼

【詳細】

我望光明の秘書兼ボディーガードを務める野性的な雰囲気を醸し出す男性。

以前はストリートファイターとして無類の強さを誇っていたが、我望と出会ったことで現在に至る。

我望が「自分のこととなると何をしでかすか分からない」といわれるほど我望光明に心酔しており、我望に危害を加えると判断した者は徹底的に排除し、彼にとって有益になると判断したことに対しては進んで助言するなど我望に対する忠誠心は高い。

ホロスコープスの一員でもあり、いざ戦闘となるとレオ・ゾディアーツへと変身し圧倒的な力で相手をねじ伏せる(変身しなくとも、リブラのダスタードを一掃したり、クルミを握り潰すなど戦闘力の高さを見せている。)。
それに加えて他のホロスコープスのスイッチがあれば、そのゾディアーツにも変身できるという特異体質を持っており、さらに自身の戦闘力と兼ねる事で元の持ち主よりもその能力を引き出すことができる。

その戦闘能力の高さや特異体質は我望からも一目置かれ、スコーピオン、キャンサー、アリエスのスイッチを託されるなど、ヴァルゴ・ゾディアーツと並ぶ組織のNo2として様々な権限を与えられ、絶大な信頼を得ている。物語の終盤ではカプリコーン、アクエリアス、ジェミニ、ヴァルゴのスイッチも使用していた。

修学旅行前後からヴァルゴに変わり速水の監視役を任されていた。

エリーヌ須田の日本語の間違いを指摘し、からかうなど、気さくな顔を覗かせることもあるが、忠誠心の高さからか自分以外の人物が我望に自分よりも高く評価される事、我望より優秀な人物を忌み嫌い、ユウキの不正行為の真相を聞くため、接触してきた弦太朗に対し、彼が去った後「君の方がよっぽど大物だよ…」を我望が呟いたため、(表面上はあくまでも静かに)激しい怒りを覚え、レオ・ゾディアーツの姿で「よくもあのお方に馴れ馴れしい態度を!!」と襲いかかる嫉妬深い部分がある。
リブラ・ゾディアーツこと速水公平のことは、その自信過剰かつ慢心した態度から快く思っておらず、彼の言動に対して度々皮肉や嫌味を言い放つ事もある。
ヴァルゴ・ゾディアーツこと江本州輝が、裏で我望を倒すことを模索していたと知った際には弦太朗の時と同様、激しい怒りを覚え、リブラと共に彼を徹底的に痛めつけ、最終的にトドメを刺した。

この手の人物にありがちな「脳味噌まで筋肉」という訳ではなく、すでコアスイッチは失われたと思っている我望に対して「コアスイッチ」は失われていないと考え、速水からチを捜索しようと目論み、見事に的中させた思慮深い一面も覗かせる。

また、計画をことごとく妨害してきたフォーゼに警戒心を持ち、何度も痛い目に遭ってきたにも係わらず、未だに彼を軽視している(京都編時点では)超新星にも目覚めていない自分よりも弱いリブラ=速水に警告をする等、強者と認めた相手に対しては一定の評価をしている。
一方、弱者と判断した者には自身の力を過信して油断してしまう所があり、(弱者と思っていた)メテオに思わぬ反撃を食らい辛酸を舐めた事もある。

本人曰く攻撃を手加減するのは性に合わないらしい。
江本の粛清後、共に残っていた幹部の速水が死亡した事で我望を除くホロスコープスの中で唯一の生き残りとなり、最後まで我望と並ぶ障壁として仮面ライダー部の前に立ちはだかるが、最終話にて、因縁の相手であったメテオに敗北し、彼への怒りを顕にしながら消滅した。

実はその肉体はゾディアーツ化が進んでいた事によってスイッチを失う事があれば消滅を免れない状態になっていた。メテオに倒された時に消滅したのはこのため。
これを理由に我望が自分すらも犠牲にして宇宙に旅立つ事を告げられても、その忠誠心もあって何も気にする事無く受け入れていた(DC版より)。
また、このことから彼の特異体質、我望が口にしていた強制的な超進化の代償とは「肉体のゾディアーツ化」とも推測できる(我望も他のホロスコープススイッチを使用する事が出来ていた)。

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最終更新:2024年02月06日 21:56