【別管理】支援について4月9日にききました

越喜来地区災害対策本部にいらした大船渡市役所職員の方とお話しすることが出来ました


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平成23年4月9日(土)に越喜来地区の災害対策本部を訪ね、支援物資の流れについてお伺いしました。
出身者たちで越喜来地区の情報提供サイトを立ち上げており、それを見た支援者から支援の申し出がある場合にどのように案内すればいいのかという観点から、本部で望ましいと考えている流れをお話ししていただきました。

ご対応していただいた方は大船渡市役所の物資担当の方で、chinofuruが聞き取ったご説明内容をまとめ直しました。
あくまで私がこのように聞き取りました、という内容であり、一言一句違わず書き起こしているものではありません。
そのため市及び越喜来地区災害対策本部が意向を表明したというレベルではないこともお断りしておきますので、ご理解いただけますようお願いいたします。

ご説明内容

<物資の流れについて>

越喜来には地区ごとに避難所が8つあります。
各避難所からの物資の要望は越喜来地区災害対策本部で受け、東区公民館の集積所に物資があればその日のうちに届けています。
東区公民館にないものは大船渡の対策本部へ要望します。
大船渡からは、毎日朝9時に前日の要望分を自衛隊が運んできます。
大船渡に要望の物資がない時は、アピオから取り寄せになります。
越喜来地区災害対策本部にはPCとプリンタを設置していますので、市や避難所との連絡に不都合はありません。

今(4月9日時点)足りないものは、ペーパータオルなどの衛生用品です。(※1)
(服と靴が足りないとツイートした方のいる)南区には、洗剤、トイレの殺虫剤、洗濯機などを届けてあります。服と靴は把握していません。いずれにせよ物資の手配は「避難所(地区公民館)からの要望」に基づいて行います。

※1:ツイートで補足をいただきましたが、診療所で使うための医療用のペーパータオルらしいです。

<自宅被災者について>

避難所には、大船渡からの様々な情報を配布し、掲示しています。
自宅にいる方も情報が不足していると感じたら避難所へ来ていただいて掲示物を確認してほしいですし、また物資の要望も避難所を通してして構わない(してもらいたい)と対策本部では考えています。

各避難所をとりまとめているのは区長(地区公民館長)です。
越喜来は地域の結びつきというか自治会での絆が非常に強いので、情報の共有や交流は自治会にお任せ・お願いしています。
皆知り合いで誰がどんな状態というのは(自治会単位で)把握できるので、孤立はないと思います。
市としては、全戸をまわることはできませんが、自宅にいる方で特に支援が必要そうなお宅は保健士さんなどが回って要望を聞き取るよう努めています。

<支援の申し出について>

復旧が進んできていて、今は端境期。支援が必要な人の数も減ってきています。
いつまで避難所にいなければならないのか、という不安を抱えている方もいらっしゃるでしょうが、電気が通ったり仮設住宅ができてきて避難所から出られれば、もっと落ち着いて自分自身のことを考えられるようになるのではないかと、越喜来対策本部では見ているようです。

支援を申し出たい方は、まずは大船渡市災害対策本部へお問い合わせしていただくのが一番良いです。
越喜来に思い入れがあって、「ぜひ越喜来に」と申し出られる方は、お気持ちを汲んで越喜来地区災害対策本部でも受け入れます。
各避難所と外部が個別にやり取りすると、情報が混乱しますのであくまでも対策本部を経由するという本流にのってほしいと越喜来地区災害対策本部では考えています。

(聞き取りここまで)

<聞き取り者の感想>

越喜来地区災害対策本部は、物資の支援面ではあくまで市と避難所とをつなぐ中継点に徹しているという印象を受けました。
「市対策本部→地区対策本部→避難所(≒地区公民館)→各戸」というツリー構造で情報が流れる事を期待しているようでしたが、避難所→各戸の部分には強制力があるわけでなく、お願いという形ですので、そこは各自治会の自治能力によりけり(※2)となりそうです。

※2:私の実家が所属する仲区では、概ね自治会も必要最低限の情報は各戸へ提供しているようでした。(プリントを作るなど)情報提供の機会も限られていると思いますので、どうしても絞り込まれるのは致し方ないと思います。

<支援要望・支援の申し出へのご対応について(5月5日更新)>

5月に入り、すでに健康と安全を確保するための物資の不足はほとんど見られなくなってきている様子です。
また、避難所から他へ移られた方も増えていくつかの避難所は解散しており、災害対策本部を通す必要性は次第に薄くなっていくと見られます。
市としても、仮設住宅へ移った後は自立を促す方針と過去にコメントを出しており、今後は、行政をぜひ介す必要はなく、小規模なグループや個人への個人的な支援が主流になっていくと考えられます。

4月は、経路の混乱や物資の過剰な集中を避けるために、行政ルートを優先することをご提案させていただいておりましたが、状況の変化に伴いまして、物資の支援方法についてのお願いは終了させていただきます。



(更新履歴)
5/5
  • 「支援要望・支援の申し出へのご対応について」を更新しました。

4/14
  • 地区災害対策本部の発言部分がわかるようにしました。関連して、冒頭文4〜6行目の説明も変更しました。
  • 連絡先前後の行間を調整しました。
  • 支援要望に対してRTがもたらす成果について説明を補足しました。
最終更新:2011年05月05日 02:21
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