2-15

ニャース虐

作者:虐待犯

第6回『近代文明と産業の恐怖!説明なき科学の危険性』
今回のインタビューに応じて下さったのは、あの※「ニャース爆裂事件」で
愛猫を亡くされた○○婦人です。

《あたくしはただ、ニャースちゃんを暖めてあげたかっただけなんです》

婦人「あの日突然夕立が降ってきて、うちのニャースちゃんは帰ってきた
ときにはビショビショにぬれていました。かわいそうな位震えて、
水を拭き取ってあげてもまだ乾ききりませんでした」

記者「なるほど。そうなると暖める手段が必要ですが」

婦「ええ、そのとおりです。でもうちのニャースちゃんは、ストーブの
臭いやクーラーの音に敏感でしたし、ドライヤーも嫌がりました。
それに本当にひどく寒がっていて、できるだけ早く暖めてあげたくて」

記「それで、あの時ニャースを」

婦「そうです。あの時はあんなことになるなんて思わなかったんです(泣)」

婦「ニャースちゃんを中に入れて、スイッチを押せばすぐに温まると
思ったんです。そうしたら、ニャースちゃんが苦しみだしたあと、
急に体が膨らみ始めて・・・」

記「破裂した?」

婦「・・・はい。レンジが壊れるかと思うくらい揺れて、あたくしは怖くて
腰を抜かしてしまいました。その間もレンジはずっと動き続けて、のぞき窓に
ニャースちゃんの目が張り付いて、血まみれになってあたくしを見続けたんです」



婦「レンジの中から、何回も何回もボン!という音が聞こえて、止まった時には
中からお肉の臭いがしました。今はもうこうして話せますけれど、いまだに
止まったレンジの中を覗くのが怖くて怖くて・・・」

記「心中お察し申し上げます」

この後、婦人は泣き崩れてしまったためインタビューは中止となりました。

それにしても許せないのは、レンジの機能原理の説明を怠った会社の
怠慢であります。
子供に言い聞かせるように、いくつもの注意書きを書くよりも先になぜ
「電子レンジは電磁波により水分を振動させるため、生物等は
絶対に入れないでください」等と書かなかったのでしょう?

こうした簡潔な説明文ならば、長々しい説明と違ってきっと婦人も注意して
読んでいたでしょうし、そうすればあの悲惨な事件も起こらなかったこと
でしょう。

そのものの本質を書き表せば、想像力のちゃんとした大人ならばきちんと
対応ができたはずです。それをおためごかしのように「○○しないで」と
読むのにさえ疲れる小さな文字で長文を書き「読んでいないほうが悪い」
などと突っぱねるような不親切かつ不誠実な会社があまりにも多すぎるのです。

こうした「会社側の都合のみで、細々しい説明文で逃げる」という企業全体に
みられる悪しき風潮を、われわれは今後とも断固追求していく姿勢であります。

文責:アカハタタキジ


※ニャース爆裂事件=○○年×月△日、電子レンジで暖められた猫が
爆死した事件。原告の婦人は一審で請求を棄却されたものの、現在
二審に上訴してなお係争中。

P47:今月のピックアップ記事

「ポケモニア文明とUFOの関連性!?ケンタロス牧場を襲った
キャトルミューティレーション(内臓・血液消失事件)を
古代ミュー神への聖牛生贄説が裏付ける!!問われる現代文明の
肉食産業と、古代神からの警鐘~われわれの受け止めるべきメッセージ~」

P52:襲われた牧場主のインタビュー
I saw. Kidnapping of shining unidentified flying object my bulls one
after another.
Later..come back..bull..skin.

「おらぁ見ただ!町のネオンみてぇにベカベカ光るユーホーが、うちの
ベコたちをみーんな連れて行っちまっただよ!
後からけえって来たのは、ベコの皮だけだったぁ」
最終更新:2011年04月16日 14:25
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