2-10

キルリア虐


下手ですが投下。


ちわーっす。キルリアだよー。
今回は、御主人が忙しいから、近所の男の人に預けられてるんだ。
そんでもってこの男の人、近所でも評判な「優しいお兄さん」なんだって。
よし!今回も頑張るぞ!



――ここはミシロタウン。
全ての始まりの町と言われている町。
そして今日もまた、何かが始まろうとしていた。

「あー、えっと・・・とりあえず、よろしくお願いしまーす!」
キルリアがその男に向かって挨拶をする。しかしその男は
「あぁ?気安く喋り掛けんじゃねぇ。ブン殴るぞ。」
と冷たい態度。
(あ、あれ?噂とはちょっと違うような・・・)
キルリアはそう思った。
そしてしばらくの時は流れた。

「おい。」
男が言う。キルリアはビクッと背筋を震わせて
「な、何ですか?」
と答えた。
「ちょっと来い。」
男はキルリアをある部屋に案内する。
(何だろう・・・?)
「入れ。」
男に入れられた部屋を見て、キルリアは唖然とした。
そこは・・・音を全く漏らさない構造で、鎖やら何やら、物騒なものがたくさんあった。
そして、血生臭い臭いが漂っていた。
キルリアは、とてつもない恐怖感に襲われた。
「あの・・・一体何を・・・?」
「さっさと入れ!」
どん!
キルリアは、突然男に押された。



「きゃあっ!」
その拍子に転んでしまうキルリア。
「痛ぁ・・・何するんですか!?」
「黙れ。お前、目障りなんだよ。」
男はそう言い放って、キルリアの髪を思い切り引っ掴む。
「いたたたた・・・!痛い!離してぇ!」
「・・・ほらよ。」
男は、髪を離すのと同時に、キルリアを床に叩きつけた。
「きゃん!あうぅ・・・」
そしてナイフを取り出す。
「やめて・・・嫌だよぅ・・・」
キルリアはすでに涙目だ。
「五月蝿ぇ!」
どがっ!
「きゃあ!」
男はキルリアの顔を蹴り付けた。
「あぅ・・・っく・・・」
とうとう泣き出すキルリア。男はそのキルリアの左頬にナイフを数ミリ手前で突き立てる。
「ぁ・・・っく・・・」
恐怖におののき、声にならない声を漏らす。しかし、ナイフに気を取られた隙に――
「おらぁ!」
ぼぐぅ!
男にみぞおちを思い切り蹴り上げられた。
「っ・・・かはぁ・・・っ」
キルリアがかすれた声を漏らす。と、その時。
ぐちゅぁっ!
ナイフが、キルリアの綺麗な頬を真っ赤に染め上げた。
「きュミゅあァ・・・!!」



ずぼっ!
抜かれるナイフ。溢れ出す血。
「ぅぐ・・・やめて・・・お願い・・・」
「黙れっつってんだろ!」
男は今度は、キルリアの首を鎖で締め出した。
みしみしと、鎖が柔らかい肉と骨を締めつける音が聞こえる。
「きゅうぅ・・・っけほっ!」
苦しそうに声を出すキルリア。
目は焦点が合っていない。口からはだらしなく唾液が垂れている。
このままでは窒息してしまいそうだ。
「おっと。ここで死なれちゃ面白みがない。」
男はキルリアを解放した。首には、鎖の跡が青白くくっきりと残っていた。
「ぅ・・・けほっごほっ・・・」
息をするのもつかの間。すぐに男の手がキルリアの服を捲り上げる。
「・・・え?あ、ちょっと・・・嫌ぁぁ・・・」
キルリアの、白く柔らかい、綺麗な胸、腹が露わになる。
「ちょ・・・やめ・・・」
と、その綺麗な肌に――



グサァ!
「いっ・・・きゃあぁアアァぁ・・・!!」
ナイフが突き刺さる。
刺されたところからは、一気に血が溢れ出し、キルリアの口からも大量の血液が流れていた。
「嫌ぁぁぁ・・・きゃあぁぁぁ!!」
「五月蝿ぇよ!」
グサッ!
「やぁぁぁ!!」
「うらっ!」
グスゥ!
「あァぁ!!」
「やるぁ!」
「きぃ・・・やあぁぁ・・・!!」
ズグちゃっッ!
「・・・っ!」
めった刺しにしていたナイフを、キルリアの心臓目掛けて突き立てると、キルリアは息を詰まらせ、それきり動かなくなった。
「う・・・ふふ・・・うふふ・・・はぁーっはっはっは・・・!!!」
血生臭い部屋に、薄気味悪い男の笑い声が響いた・・・。

――この後どうなったかは・・・
  皆さんのご想像にお任せしよう――
最終更新:2011年04月16日 14:23
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