ペニーオークションとは

ペニーオークションとは、入札時に手数料(平均75円程度)を使って入札する新感覚オークションです。その仕組みを簡単に説明すると、
(1)オークションで入札する際に、手数料を支払って入札
(2)すると、あらかじめ設定されている1~15円の範囲で商品の価格が上昇
(3)入札されると残り時間も10~30秒程度延長
仕組みは通常のオークションと同じで、一番高い価格で最後に入札した人が落札できるというものです。

入札すること自体に手数料が掛かるため非常に安い価格で商品を落札できることもあるが落札できない場合、支払った手数料は無駄になります。
もともとは、アメリカのEntertainment Shopping社が始めたショッピングサイトswoopの仕組みで、娯楽性、ギャンブル性が非常に高いオークションであるため最近日本でも増えてきているようです。


仕組み

たとえば液晶テレビが1円で出品されていたとして入札者が2円で入札し、 他に誰も入札してこなかった場合、たったの2円で液晶テレビを購入できることになる。
(「Yahoo!オークション」などのこれまでの国内のネットオークションと異なり、入札時の価格に制限がある。 例では、1円単位でしか値段を上げられない制限とする。)

しかし、ほかの誰かが3円で入札すると入札者が入札時に支払った手数料が失われてしまう。 そして、再度入札するために手数料をもう一度支払わなければならないといった仕組みである。


他のユーザーと競いあった場合には何度も入札手数料を払うことになってしまう。
熱中するあまり、市場価格以上の手数料を支払ってしまうケースもある。
また、収益を得るためにユーザーに何回も入札させようとサクラなどを用いて手数料をせしめる悪質な運営者もいるようだ。

ペニーオークションはエンターテイメント性に優れているが出品できるのは運営者のみであったりと運営者の介入も大きいため、 利用する際は運営会社の性質を見きわめての利用をオススメしたい。


通常のオークションとの違い

1回の入札額上げ幅は、各オークションサイトで定められた上昇額(通常1円~15円)しか入札価格が上げられない設定になっています。
yahooオークション等に代表されるネットオークションでは入札者が自分で入札額を決めて入札したり、一気に入札価格を上乗せして即時落札する事も可能です。
しかしペニーオークションでは、ソレができません。

商品がどれも格安な値段で落札される理由はここにあるのです。


カテゴリーの種類

■ 1円オークション
ペニーオークションの名前の由来となった1回の入札で1円(約1ペニー)ずつ、落札価格が上がるオークションです。 5円オークションとか15円オークションというのも1回の入札で上る落札上げ幅のことです。 ■ 初心者オークション(ビギナーオークション)
まだ落札実績の無い方だけで行なわれるオークションです。
いきなり熟練された人とばかり競っていてはいつまで経っても落札できない人が出てしまうので初心者に優しく親切なオークションといえます。 ■ フリーオークション
1回の入札ごとに課金されないオークションです。
商品はそのサイトのコインやお菓子等が多く高額商品はありませんが、ペニーオークションに慣れていない登録直後などはまずコレから始めてみると良いでしょう。 ■ 手動オークション
自動入札設定ができないオークションです。
※自動入札
予め、お目当ての商品の入札上限額と入札回数を設定しておくオークションです。
途中で自分が最高入札者となった場合は設定上限額に達していなくても落札されます。

オークション情報の見方

システムはどのサイトもほとんど同じです。
利用方法は基本的には欲しい商品の入札ボタンを押すだけです。

しかしオークションが終わるまでパソコンの目の前でクリックをするだけではありません。
ショッピングオークションには「自動入札機能」というものがあります。これは

「入札開始価格」――――入札をスタートする価格

「自動入札終了価格」――入札をストップさせる価格

「自動入札回数」――――入札を行う回数


の3項目を決定して開催しているオークションへ自動的に入札する機能です。
前もって自分で予算を決められるので安心してオークションに参加することができます。
最終更新:2011年04月05日 23:00