【23日のニュース】
東京の水道水にヨウ素「乳児飲用控えて」
共同通信などによると、東京都は23日、葛飾区の浄水場1カ所の水道水で、1キログラム当たり210ベクレルの放射性ヨウ素が検出されたと発表した。乳児の基準100ベクレルを超えているとして、東京都23区と武蔵野、町田、多摩、稲城、三鷹市で乳児の水道水の飲用を控えるよう求めた。
水道水の検査は22日に3カ所で実施。金町浄水場以外の1カ所は基準を下回る32ベクレル、もう1カ所は検出されなかった。
水道水の検査は22日に3カ所で実施。金町浄水場以外の1カ所は基準を下回る32ベクレル、もう1カ所は検出されなかった。
これは、大人の摂取量の上限となる基準値、水1リットル当たり300ベクレル以内に収まっているが、乳児の摂取量の上限となる基準値の1リットル当たり100ベクレルは超えている。
東北新幹線で高架補修:全線開通には「1カ月以上」-仙台
JR東日本は23日、東日本大震災で損傷した東北新幹線の高架補修作業を仙台市で公開した。仙台駅付近では耐震補強をした高架柱の一部にひびが入り、約70人の作業員がモルタル樹脂を注入して補修。停止した東北新幹線「はやて」の近くの高架の壁面にも、大きなひびが見られた。
東北新幹線は東京-那須塩原、盛岡-新青森間で運転を再開。しかし、高架の損傷や送電線の断裂など約1110カ所の損傷が残っており、在来線も含め、約3500人の作業員が補修に当たっている。(2011/03/23-12:39)
東北新幹線は東京-那須塩原、盛岡-新青森間で運転を再開。しかし、高架の損傷や送電線の断裂など約1110カ所の損傷が残っており、在来線も含め、約3500人の作業員が補修に当たっている。(2011/03/23-12:39)