チェルノブイリ原発における対処
- 大型ヘリコプター、特殊装甲車等、合計2000台投入
- 上空より砂、ホウ素、白雲石、粘土、鉛5000トン投下
- 兵士、消防士、労働者等、合計86万人動員、うち5万5千人死亡
- 石棺完了までの所要日数;半年(こんなにかかるんかい)
福島第一原発における対処(3月17日付)
- 自衛隊ヘリコプター2機、自衛隊特殊消防車11台、機動隊高圧放水車1台投入
福島原発「石棺」で封じ込めも=チェルノブイリに倣う-専門家
- 17日付の日刊紙・香港経済日報によると、カナダの原発運営会社に20年以上勤務した経験がある物理学者、胡仲豪氏(香港理工大学教授)は福島第1原発の事故について、最悪の場合、1986年に大事故が起きた旧ソ連のチェルノブイリ原発に倣い、施設全体を石棺のようにコンクリートで固めて放射性物質を封じ込める方法しかなくなるとの見方を示した。
- 胡氏は同紙に対し、「冷却作業が失敗し、水素爆発が相次ぐと、原子炉格納容器が破壊される恐れがある」とした上で、「1~4号機の格納容器がすべて破損して大量の放射性物質が飛び散れば、対処する手段はなくなる」と警告した。(2011/03/17-19:50)