6話~10話(ジョウト物語)

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6話 「普段おとなしい奴程怒るとめちゃくちゃ怖い」 カイ「邪魔だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 ここは30番道路。 平和な道に凶暴トレーナーが居た・・・・・・ トレーナー1「オイ!そこのお前!勝負しr」 カイ「どけぇぇぇぇぇ!!!」 ゲシィッ!!! トレーナー1の顔面にキックをぶちこんだカイ。 リア「・・・・カイさん・・・急いでるからってトレーナーを蹴って気絶させるの止めて下さい・・・・・・もう4人目ですよ?」 カイ「うるせぇ!ウツギ博士には何かとお世話になってんだ。はやくかりを返さないとなぁぁぁぁ!!!」 リア「じゃあたまごは私が持ちます!後で行きますのでカイさんは先に!」 カイ「・・・じゃあ頼んだぜぇぇ!!」 リアにたまごを渡すとカイはソウとともにめちゃくちゃ早く走った。 というかソウの方が早い。 え?ナエトルなのに何でこんなに早いの!?作者にも分からない!(黙れや リア「・・・・・私はこの人達をどうにかしないといけませんね・・・・フレア。頑張ってくれますか?」 フレア《・・うん。》 トレーナー2「勝負だ!」 リア「あ・・・はい。」 トレーナー2「いっけぇ!ポッポ!」 リア「火炎放射です!」 フレア《・・・・フン》 ボオォォォォォォォ!!! ポッポ。丸焦げ。真っ黒 「な・・・何だあいつ」 「つ・・・強すぎるだろ!」 「あんなの勝てねーよ・・・」 「に・・逃げろぉぉぉ!!」 それを見た大抵のトレーナーは怖気づいて逃げてしまった。 リア「さて、急がないと!」 その頃、カイは・・・・・・ カイ「29番道路か・・・よし、もうすこしだ。」 ドンッ・・・・・ カイは赤い髪の少年とぶつかった。 カイ「・・・・すまねぇな」 *「・・・・・・」 赤い髪の少年は走って行った。 カイ「・・何だったんだ?」 でも、研究所に向かったのである。 そしてリアは・・・・・・・ ヨシノシティに居た。 リア「フレア!もうちょっとです」 フレア《・・・・・・・》 ドンッ・・・・・・ リア「あっ!ごめんなさい!」 *「・・・・・・・・」 赤い髪の少年とぶつかった。 *「それは・・・ヒノアラシか」 リア「?」 *「お前にそのポケモンはもったいない。・・・・勝負だ。」 リア「え・・・?いまいちよくわからないのですが・・・」 *「ワニノコ!」 ワニノコ《・・・・ヒノアラシ!》 フレア《!・・お前は研究所の・・》 リア「貴方・・・・・泥棒ですか!」 *「ワニノコ。水鉄砲!」 リア「フレア!避けて・・・・穴を掘る!」 フレアはすばっしっこい動きで水鉄砲を避けて、穴を掘るで地面に穴をあけた。 *「・・・・・ワニノコ。穴に水鉄砲だ。」 リア「出てきてもう一度穴を掘る!」 フレアはそくざに地面から出てくると、また地面に穴をあけた。 その繰り返しで地面に10つほどの穴があいた。 *「・・・何をしている?逃げてばかりじゃ勝負にならないぞ」 リア「穴は全部つながっています。フレア!穴の中に入って火炎放射!!」 フレア《・・・!・・・そういう事・・・》 フレアは今まであけた穴の中に入り、火炎放射をした。 10つの穴から、炎が噴き出す。 リア「これが・・・・炎の大噴火!!」 ワニノコはすさまじい炎によって倒れていた。 *「ッチ・・・・・・使えないな」 リア「・・・・!?」 リアの目の色が綺麗な金色から怒りをそのまま色にしたような赤色にかわった。 リア「一生懸命戦ったのに「使えないな」!?ふざけんな!ポケモンは一生懸命戦ってんだよ!!!」 *「何をあつくなってんだ、お前・・・・・俺にとってはポケモンは”道具”だ。」 リア「なっ・・・・・」 *「じゃあな」 赤い髪の少年がヨシノシティに行った。 その時、リアは地面に何かを落ちているのを見つけた。 リア「トレーナーカード・・・アイツのか?」 *「待てぇぇぇぇぇぇぇ」 リア「あん?」ギロリ *「見たのか・・・・・」 リア「文句あるか?」 *「ちっ・・返せ!」 赤い髪の少年はリアの手から自分のトレーナーカードをひったくると、走り逃げてしまった。 リア「・・・・・・・」 リアはその場に立ちつくしていた。 そして、目の色が赤色から金色へと戻った。 リア「・・・・・・っは!研究所に行かないと!」 リアは、29番道路をかけぬけ、研究所に向かった。 7話 「んな名前あるか馬鹿ヤロー!!」 カイ「ウツギ博士ー!」 カイはいま、研究所に居た。 ウツギ「あぁ!カイ君。・・・・リアちゃんは?」 カイ「あ・・・・リアはもうすぐ来ます。」 その時、扉が開く音がしてリアが来た。 リア「カイさーーん。」 カイ「噂をすれば・・・・・・」 ウツギ「とりあえず・・・・話を聞いてよ」 ・・・・・・・・・ リア達は、ジュースを飲みながらウツギ博士の話を聞いていた。 ウツギ「僕が机につっぷして寝そうになってた時なんだ。窓ガラスがバリーンって割れた音がして・・・・・気づいたらワニノコのモンスターボールが無くなってたんだよ!」 カイ「まぁいつ盗られても仕方ない場所だったからな。この研究所。」 リア「あの~・・・・まさか赤い髪のツンツン少年だったりしませんか・・・・・」 ウツギ「あ、赤い髪の少年だったよ!」 リア「29番道路で見たん・・・ですけど・・・ワニノコ使ってました・・・・」 ウツギ「え!?そうなの!?じゃあ名前とか分かる!?」 リア「えーと・・・・フレア。なんでしたっけ」 僕は覚えてる。けどわざと違うのにしてやろうか。ワニノコ盗ったんだし。 フレア《んーと・・・・・・チキン》 リア「・・・・チキンですって」 カイ「んなわきゃねーだろ!」 ああ・・・あっさり撃沈(;ω;) リア「シルバー・・・・だった」 ウツギ「分かったありがとう」 そして・・・・・・・・ リア「カイはこれからどうするんですか?」 カイ「そーさな。せっかくシンオウ地方から引っ越してきたんだから・・・ジョウト地方めぐりでもするかぁ」 リア「じゃあ・・・私もついていっていいですか?」 カイ「ん?別にいいが・・・・・」 リア「ありがとうございます!」 カイ「じゃあ、キキョウシティがあるだろ。あそこのマダツボミの塔の前で朝10時集合だ」 リア「10時って遅くないですか?」 カイ「うるさい。俺が寝坊なんだよ。朝8時起きるんだよ」 リア(私は6時ですが・・・・・・) カイ「じゃあな」 リア「はい~(逃げたような気が・・・・・)」 フレア《ソウも大変だな・・・・・》 8話 「フレアのPC探索記 ~謎の穴」 ここはヨシノシティのポケモンセンター(以下PC) 今は大体7時ぐらいである。外はうす暗い。 リア「宿泊したいんですが・・・・・」 ジョーイ「はい。ではトレーナーカードの提示を・・・・・」 ジョーイさんにトレーナーカードを見せると、部屋のカギを渡された。 ジョーイ「2階の21室となります。」 リア「ありがとうございます。」 リアはお礼を言うと、エスカレーターの方を使ってニ階へ上がった。 フレア《何でエレベーターを使わなかった・・・・?それと何故PCで泊まる?》 リア「一旦「行ってきます」って行ってしまったので今戻ったら恥ずかしいじゃないですか。それと私はエレベーター苦手なんです。」 フレア《?》 フレアは「エレベーターが苦手」という事の意味が分からなかったがほっとく事にした。 リア「あ・・つきました。」 自分の部屋の前につくとカギで扉を開ける。 フレア《・・・・・・・・・・・》 部屋には、ベットとテレビとテーブル、イスというシンプルなものが置かれていた。 フレア《冷蔵庫もあったよ・・・・》 リア「あ、本当ですね」 すみっこの方に小さい冷蔵庫があった。 開けてみたら、2ℓのジュースが一本入っていた。紙コップ付きで。 リア「ふぅ、じゃあ夜ごはんを食べましょうか。」 フレア《ここで?食堂があったから食堂いこうよ》 リア「え?食堂なんてありましたっけ?木の実食べようかなと・・・」 フレア《食堂ー》 リア「はい・・・(だいぶなついてきましたね・・・・・)」 そして食堂でご飯を食べて、風呂にも入って部屋に戻ってきまして。 リア「ふぁ~・・・今何時ですか?」 壁にかかっている時計の針は9時をさしていた。 リア「フレア・・・テレビ見るのも10時までにしてくださいね」 フレア《うん》 リア「おやすみなさい・・・」 そしてリアは部屋の電気を消して眠りについたわけである。 フレアは音を消した状態でテレビを見ていた。 その時、フレアは部屋のすみの冷蔵庫が何故あんなところに一つポツンとあるのか気になった。 フレア《うんしょ・・・うんしょ・・・》 冷蔵庫をどけてみると・・・・(ちなみに冷蔵庫の大きさはフレアの2倍) フレア《穴!?》 冷蔵庫をどかした場所の下には穴があった。 しかもフレアがぎりぎり通れそうなぐらいの。 フレア《・・・・・・・》 フレアはべットの方を見る。 リアはすやすやと寝息を立てて寝ている。 フレア《いってみよ・・・・》 フレアはほんのちょっとの好奇心から謎の穴に入って探索する事にした。 9話 「フレアのPC探索記 ~ポケモン泥棒~」 フレアは穴の中に飛び込んだ・・・と同時に落ちた。 フレア《こんなのあり~~!?》 フレアのむなしい叫びも誰にも聞こえなかった。 ドサァッ!! フレア《いてて・・・・・》 そしてフレアが落ちたのはPCの食堂。 フレア《食堂・・・・・・でも何で穴があったんだろう・・・・》 その時、となりから話声が聞こえた。 *「なぁ・・・・・こんなポケモン奪ってどうすんだ?」 *2「知るか。だが・・・おおかた実験だろう。ダークポケモン化の。」 *「でもあれは不完全なんだろう?システムは・・・・」 *2「それを改良したらしい。唯一の成功作品は逃げてしまったがな。」 *「あぁ、あの色違いのロコンか」 *2「ああ、バクフーンとキュウコンも一応成功したらしいが・・・・・ものすごい暴れんぼうらしい。こんな施設・・・いや、町ごと焼き尽くすだろうな。」 *「恐ろしいな・・・・・・」 *2「ああ、何でもヒノアラシをかばって捕まったんだとか」 *「ポケモンの癖に生意気な・・・・ポケモンに感情なんかいらねぇのによ。ポケモンは人間の道具であればいいんだ」 *2「そうだな・・・・・・さあ早く行こうぜ」 *「あぁ」 フレア《・・・・・・ロコン・・・ロンちゃん・・・》 ボオォォォォォォォォォォ!!! 火炎放射が壁に大穴を開けた。 となりの部屋はモンスターボール保管庫。 そこに白い袋を抱えた黒ずくめの男と手にモンスターボールを持った男が居た。 しかも胸には「R」のマーク。 *「うわ!何だこのヒノアラシ!!」 フレア《ロンちゃんを・・・・お母さんを返せっ!!!》 *2「仕方ねぇ!試作品だが・・・・・バクフーン!」 男はバクフーンを繰り出した。 そのすきに白い袋を持った男は逃げた。 だがそんな事フレアにとってはどうでもよかった。 ただ・・・コイツラを・・・・ フレア《殺してやる・・・・・・》 10話 「フレアのPC探検記 ~ルギアのルファ~」 ・・・・・・・・にらみあってどれぐらいたったのだろうか。 僕とバクフーンはいつまでもにらみあっていた。 バクフーン「・・・・グギャオォォォォォォォォォ!!!!」 バクフーンが雄叫びをあげて、右手に紫色の炎をまとわせたかと思うとそれで僕を殴ろうとしてきた。 僕はそれを避けて、火炎放射の用意をした。 「オイ、そいつお前の親だぜ。親子同士で殺し合うなんて可哀そうな話だよな。上も酷い事やるねーー。」 親・・・・・・? 眼の前に居るこのバクフーンが・・・・? バクフーン「グギャオオォォォォ!!!」 バクフーンは紫色の炎をまとって、僕に突進してくる。 僕はとっさの出来ごとに対応できず、まともにくらってしまった。 そして飛んだ先は黒ずくめの人間。 僕は「しめた」と思い、人間に向かって火炎放射を放とうとした。 「待て・・・・俺は上からの命令でやっただけだ・・・待ってくれ・・・・・・」 フレア《くらえ・・・・・・》 今までの・・・・・・・・             憎 し み の 炎 を ! ! ! 今まで出してきた中での最大級の炎の光線が黒ずくめの人間に飛ぶ。 その時だった。 *「ハイドロポンプ!!」 どこからか飛んできたハイドロポンプが僕に当たって炎を止める。 僕は壁に叩きつけられ一瞬だけ、川の向こうにあるお花畑を見た。 *「・・・・この子が・・・・未来を変える希望の光のうちの一つ・・・・「大いなる憎しみの炎をかかえる者」・・・・・・」 銀色の髪をして、紺色の瞳。 それに白一色のワンピース。 そんな格好の少女が現れた。 え・・・・・? 僕は疑問に思った。 未来を変える希望の光・・・? 大いなる憎しみの炎をかかえる者・・・・・・・? *「ロケット団はしつこいですね・・・・・伝説ポケモンは人に変化する事も可能なのですよ・・・・・・・・」 ロケット団下っ端「グ・・・・・・・・・・いい情報だな・・・・・・・」 *「ただし言わないでくださいね?命がおしいなら・・・・」 そういうと少女はどこからか取り出した、銀色の羽をロケット団下っ端の首に巻きつけた。 ロケット団下っ端「・・・・・・・・・・・」 *「さっきの情報を誰かに言うと、その羽が貴方の首をしめつけて窒息死します。どれだけ燃やそうが取ろうとしようがそれはとれません。」 ロケット団下っ端「チクショー!!」 ロケット団の下っ端は悪者には定番の捨て台詞をはくと、逃げて行った。 ・・・・凶暴化したバクフーン・・・・・・・多分僕の親を残して・・・・・・・ フレア《君は・・・・・誰・・・?》 聞こえるかどうかわからないけど僕は話しかけてみた。 ルファ「私はルファです。貴方は・・・・・・フレアさんですね」 フレア《う・・・・うん・・・君、僕の声聞こえるんだね》 ルファ「私はポケモンですよ。フフッ」 ルファが無邪気な笑みを浮かべる。 それにつられて僕も作り笑いをした。 フレア《え・・・・ポケモン?》 ルファ「信じられないかもしれませんが・・・・・・私はルギア族の者なのです。」 えぇぇぇぇぇぇーーーーー!!! ルギアに性別あるのーーーー!!!? しかも♀ーーーーー!!!!??? ルファ「フフッ・・・・・では私はこれで。」 すると、ルファはみるみるうちにルギアの姿になった。 ・・・・・・・マジすかーーーー(°д°) そしてルファの大きさのおかげでPCの天井が崩れ、大穴があいた。 ルファ《あ、あなたの母親は私が預かっておきますね。しばらくリライブする必要があるので・・・・ではまたの機会に・・・・・・》 いつの間にやら僕のお母さんがルファの背中にのっていた。 ・・・・・・・いつのまに・・・・・・・ 僕はつかれたので、セイが寝ている部屋へと戻る事にした。 あ・・・・・ ここで僕は重大な事に気付いた。      中 に 入 れ な い ! ! ! 仕方なく僕は落ちてきた穴を頑張って登り、部屋へともどったのであった。 ・・・・・・おかげで疲れが倍増した。 時計の針はもう、2時になっていた。 僕もセイが寝ているベットのとなりにある、毛布が一つ入っているかごの中で丸まって眠りについた。 今日はつかれた・・・・・・・・

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