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今、そこにある闇



 毛利小五郎という男性の性格はわかりやすかった。おだてれば「だーっはっはっはっはっ」と高笑いし、美女を見れば調子に乗る。
 それはこの殺し合いでも同じこと。
 彼は蘭のためであっても、殺し合いに乗ることなどしない。一応フェミニスト気質なところがあるせいで、小夜子には一切の危害を加えるつもりはなかった。


「小夜子さん、この殺し合い……あなたはどう考えます?」

「どうって……?」

「俺には目的が見えない。俺はともかく、なんで娘の蘭やまだガキでしかないコナンのやつが参加させられたのか。……ありもしない玩具の為に殺し合いをしろ、だなんて」


 勿論、主催者の言葉も信じてはいなかった。
 小五郎の支給品は、「ヒーローマニュアル」という冊子のみ。スーパーヒーローの在り方が書かれているが、これが殺し合いの最中でどう役立つのかは考えもつかない。
 ……とにかく、武器のようなものは支給されていないのだ。

 小夜子の支給品も同じだ。
 支給されたのは、ガーベラの花の種と大量の不気味な絵。到底、これで殺人ができるとは思えなかった。
 これを支給するビッグバンの意図もつかめないし、本当に武器なんて支給されているのか、殺し合いをしているのか……? 疑問さえわいてくる。


「まあ、目的もなくこんなことを始める、人間の最下層みたいなヤツの仕業でしょうな……」


 ……こうして、適当な結論で事態を終えてしまうのも小五郎の性格だった。


「安心してください、小夜子さん。……あんたの会いたいっていう、橘っていう人は俺が見つけてみせますよ。職業柄、人探しなんて慣れてるんでね」

「……ありがとうございます、毛利さん」


 また、美女には絶対的な優しさを誇るのも小五郎の性格である。



★ ★ ★ ★ ★



「なるほど……」


 物陰からニヤリと笑って二人を見つめる男が一人。
 名前は石堀光彦。参加者についての情報、彼らの支給品。いずれもよく聞かせてもらった。
 あとは、うまい具合に二人を闇に誘い込んで味方につけるだけだ。

 橘朔也。
 毛利蘭。江戸川コナン。

 二人にとって大事な人間の名前はよくわかった。
 この連中を殺せば、彼らの心には「闇」ができる。
 凪もこの場にいるのだが、残念ながらまだ「時」が来ていない。ネクサスの光を奪うときまで、自由に遊ぶことにしよう。
 石堀は純粋にこの殺し合いを生き残るのではなく、どうせなら楽しもうと思っていた。

 他人が闇に狂い、殺し合う様を……。


 彼の本当の名は、ダークザギ。



【1日目 深夜/E-3 街】


【毛利小五郎@名探偵コナン】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、ヒーローマニュアル@超光戦士シャンゼリオン
【思考・状況】
基本行動方針:殺し合いからの脱出。
1:蘭、コナン、橘を捜す。
2:小夜子を守る。


【深沢小夜子@仮面ライダー剣】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、ガーベラの種@仮面ライダーTHE FIRST、リコの絵@ウルトラマンネクサス
【思考・状況】
基本行動方針:殺し合いからの脱出。
1:蘭、コナン、橘を捜す。
2:小五郎と一緒に行動する。


【石堀光彦@ウルトラマンネクサス】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】基本支給品一式、ランダム支給品1~3
【思考・状況】
基本行動方針:殺し合いに乗る。
1:殺し合いを楽しむため、小五郎や小夜子の闇を解放する。
2:そのためにもコナン、蘭、橘を殺す。
3:後は凪にデュナミストの光が回ってくるのを待つ。
※少なくとも凪がデュナミストになる前からの参戦です。
※小五郎と小夜子の交換した情報を立ち聞きしました。支給品や知りあいについて知っています。

018:モーレツに正義の味方 投下順 020:魔法少女リリカニ杏子
018:モーレツに正義の味方 時系列順 020:魔法少女リリカニ杏子
初登場 毛利小五郎 050:漆黒の怪人
初登場 深沢小夜子 050:漆黒の怪人
初登場 石堀光彦 050:漆黒の怪人
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