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放送までのTimelimit



「誰もいないな…」

羽田シンクは住宅街から離れたコンビニまで来ていた。
店内の電気は点いているというのに店員の姿はどこにもない。
気味の悪さを感じながらも喉の渇きを癒すために飲み物売り場に向かった。
そこで手にしたポカリスエットを彼は一気に飲み干す。

片霧大作から逃亡する際に自身の荷物は全て失ってしまった。
その中には使えるような武器が入っていなかった。これが不幸中の幸いだろうか。
支給されていた腕時計は失ったが、店内に時計があるので時間は分かる。
時計の針はもうすぐ午前四時を超えようとしていた。
あと二時間と数分が経ったら死者と禁止エリアを告げる放送が始まる。
地図を失った今、放送を聞いてもどこが禁止エリアなのか詳しく分からない。

「MAPを調達しなきゃな。うっかり禁止エリアに入って死んだら洒落にならん」

ともかく地図を入手するには本郷やまどかのような協力的な参加者と出会う必要がある。
まあ、そう簡単に巡り会える可能性は低いだろうが。

ポカリスエットを二本手に取ったシンクはコンビニの外に出る。
空になったペットボトルをゴミ箱に捨て住宅街に向かっていく。
いつ襲われるか分からないこの状況。流石に武器なしでは心細い。
目に止まった家で刃物でも確保しておいた方がいいだろう。

「とりあえず、あの家で武器になりそうな物を調達するか」

シンクの視線の先には白い一軒家があった。二階建ての綺麗な家だ。
足を進め、シンクはその家のドアを開ける。まずは台所に向かって刃物を探す。

「あったあった」

彼の手には鞘付きの大きな包丁が握られていた。
マーダーに襲われたとしてもある程度は抗えるだろう。

現時点での持ち物はポカリスエットが二本と包丁だ。
ポケットには入らないため、これらを入れる物も欲しくなる。

「あれがあるなら……」

あることを思いついたシンクは家にある部屋を調べていく。
三つ目の部屋で服かけにぶら下がったベルトポーチを発見した。
彼が求めていたのはこれだ。ベルトポーチなら動きに支障が出ることもない。

「見つかって良かったよ」

腹部にポーチを巻いたシンクは持ち物を中に詰め込んだ。
ついでに机の上にあった腕時計も貰っていく。
見てみると時刻は午前四時半を過ぎようとしていた。
第一回放送までの残り時間は着々と減っていく。

シンクは協力的な参加者と合流するため、家を後にした。

【1日目 早朝/C-2 住宅街】

【羽田シンク@ヒーローズオペレーションF】
【状態】疲労(小)
【装備】鞘付きの包丁@現実
【道具】腕時計@現実、ベルトポーチ@現実、ポカリスエット×2@現実
【思考・状況】
基本行動方針:生き延びる。
1:協力的な参加者と合流。地図を調達する。
2:まどかたちを捜したい。
3:スザクに会ったら逃げた理由や本郷のことを尋ねる。
4:なるべく、知り合いやまどかたちを最優先。それ以外は信用できない限り合流はしない。
※スザクの言うブリタニア軍などを妄想の中のものだと思っています。
※基本的に、ゲームに乗らない人間にデイパックは不要と考えています(マップは調達したい)。

078:Discovery(後編) 投下順 080:爆発!爆発!大爆発!
078:Discovery(後編) 時系列順 080:爆発!爆発!大爆発!
071:狙われたビーファイター!? 羽田シンク
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