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コアミラーを破壊せよ



現在地はD-5の草原。
大好きなアニメの歌を歌い終え、デイパックの中身を確認したダイゴウジ・ガイは街を目指して歩き始めていた。
MAPを見る限りでは人が一番集まりそうなのは街。
ビッグバンが用意した褒美に釣られて殺し合いに乗った者に脅えている弱者がいる可能性が高い。
そんな事を正義の心を持つガイが見過ごせるわけがなかった。
それに、ガイは仲間とも合流したかった。
先程確認した名簿には共にゲキガンガー3を観賞し、感動を分かち合ったテンカワ・アキトの名があった。
彼もこんな馬鹿げた殺し合いには反対的なはずだ。できることなら早い段階で会いたい。

「待っていろよ、みんな。悪者なんて俺が退治してやるかな!」

そう言うと、ガイはまた好きなアニメであるゲキガンガー3のオープニングテーマを歌いながら走り出した。

ガイはまだ知らない。
自分の知っているテンカワ・アキトは180度変わった人間になったしまったことを。
ナデシコクルーがガイを故人と認識していることも。彼がそれを知る時は近いのかもしれない。


「もうすぐ街に着きますね」
「ええ」

闇の中、足を進める者が二人いる。
ゲームのコアを破壊し、殺し合いを止めようとしている城戸真司。
殺し合いには乗っていないが内に毒牙を潜めている鷹野三四。
二人は近くの市街地を目指して歩いていた。
そこで殺し合いに反対している賛同者を集めるつもりだ。
鷹野は内心でなるべく仲間を増やしたくないと思っているのだが…。

「見えてきたわね」

だんだん並び立つ建造物が二人の視界に映ってきた。
それから草原を抜け出し、街に足を踏み入れるのにそんなに時間はかからなかった。
城戸と鷹野が周囲を見てみるとスーパーや喫茶店、弁当屋が目につく。
それらは外から、店内で灯りが点いていることが確認できた。
しかし、人の姿はない。普通の人間なら気味の悪さを感じるだろう。

「ちょっと休憩したいわ。あの喫茶店に入りましょう。
 ゆっくり情報を交換するにも丁度いいわ」
「分かりました」

休憩を入れるため、城戸と鷹野の二人は近くの喫茶店に行くことになった。
城戸が店のドアを開けると綺麗な鈴の音が鳴った。
二人が椅子に腰をかけると、先に質問してきたのは鷹野だった。

「城戸くんの知り合いはここに連れて来られているの?」
「面識があるのは秋山蓮、北岡秀一、手塚海之、須藤雅史だけですね。鷹野さんは?」
「前原圭一、古手梨花、竜宮レナ、園崎魅音、園崎詩音、北条沙都子の六人。みんなまだ子供よ」

それを聞いた瞬間、城戸の表情は険しいものとなる。
この殺し合いには大勢の子供が参加させられている。
子供達は戦う力など持っていないだろう。
非力な者まで殺し合いに参加させるビッグバンへの怒りは高まった。

「子供まで巻き込むなんて許せないっ!」
「気持ちは分かるわ。だけど落ち着いて。今ここで怒っても何にもならないわ」
「…ですね……」

怒声を上げた城戸を鷹野が落ち着かせる。
そして、次の質問をぶつけた。

「もう一つ聞きたいんだけど城戸くんには何が支給されていたの?」
「ちょっと待ってくださいね」

尋ねられ、城戸はデイパックの中を漁る。
彼は目ぼしい物をテーブルに並べた。
――赤き龍の力を宿したカードデッキ。
――アンデッドハンターが装備している銃。
――生き物が描かれた三枚のトランプ。

「その銃は本物なの? 玩具っぽいけど…」
「気になるなら床に撃って試してみます」

城戸が右手に持った銃を床に向ける。
引き金を引くと同時に弾が発射された。
それはしっかりと命中し、床に弾創を作った。

「本物だったわね。ところで、城戸くんはそのカードケースについては何も知らないの?
 私にも色と紋章が違う物が支給されていたわ」

そう言って鷹野が黄緑色のカードデッキをテーブルに置いた。
それを見た城戸は目を大きく見開く。

「ベルデのカードデッキ!」
「これについて知っているようね」

これから先、浅倉のようなマーダーに襲われたら変身して彼女を護らなければいけない。
遅かれ早かれ仮面ライダーについて話すことになるだろう。
ならば、ここで彼女に仮面ライダーのことを話してもいい。

「ええ、話すと長くなるんですが……」

城戸は語りだす。
カードデッキは仮面ライダーに変身するための道具であることを。
13人の仮面ライダーが己の願いを賭けて戦うライダーバトルのことを。
そして、コアミラーを破壊すれば殺し合いが終わることを。

「俄かには信じられない話ね……」

鷹野にとって城戸が話の内容はあまりにも非現実的なものであった。
だが、彼の表情からしてまんざら嘘とも思えない。
言っていることが嘘か否か確かめてみる価値はある。

「だから私の目で確かめてみるわ。あなたの言っていることが真実かどうか」

そう言って鷹野は立ち上がり、窓ガラスにカードデッキを掲げる。
そうして、Vバックルという名のベルトが彼女の腹部に巻かれた。
バックルにデッキをセットすると黄緑の残像が鷹野を中心に幾重も重なり、仮面ライダーベルデが姿を現す。

鷹野は仮面の下で驚愕の表情を浮かべずにはいられなかった。
それは至極当然のことである。
彼女の世界には『変身する戦士』などいないのだから。

「本当に驚いたわ……」

変身を解いて鷹野は先ほどまで座っていた椅子に腰を下ろす。

「城戸くんが言っているコアミラーを破壊すれば殺し合いは止まるのよね?」
「ええ、現状じゃどこに配置されているか分からないんですが…」
「じゃあ、探しに行きましょ。情報交換も終わったことだし」

情報の交換を済ました二人は今いる喫茶店を後にした。

【1日目 黎明/E-5 街の喫茶店付近】

【城戸真司@仮面ライダー龍騎】
【状態】健康 ビッグバンに怒り
【装備】龍騎のデッキ@仮面ライダー龍騎、アンデッドハンターの銃(3/4)@仮面ライダー剣、ラウズカード(ダイヤ10~Q)@仮面ライダー剣
【道具】基本支給品一式
【思考・状況】
基本行動方針:このゲームのコアを破壊し、殺し合いを止める。
1:殺し合い反対の賛同者を集める。
2:とりあえずは三四と行動する。
3:コアミラーを探す。
4:他ライダーとのことは保留。
※TVSPの「殺し合いを止める」終了後より参戦です。東條の名前は知りません。
※この殺し合いにもコアがあると思っています。
※殺し合いがループされていると感じています。蓮、手塚、須藤もそれに巻き込まれて蘇ったと考えています。

【鷹野三四@ひぐらしのなく頃に】
【状態】健康 仮面ライダーベルデに二時間変身不可
【装備】「エンフィールドNo.1MkIスター・改(6/6)@サクラ大戦、カードデッキ(ベルデ)@仮面ライダー龍騎
【道具】基本支給品一式、ランダム支給品0~1
【思考・状況】
基本行動方針:とりあえずはうまく生き残る。
1:現在は殺し合いに乗らず、城戸と行動する。
2:なるべく仲間の人数を増やしたくはない。
3:コアミラーを探す。
※少なくとも部活メンバーに本性を表す前からの参戦です。
※仮面ライダー龍騎(SP)の世界と参加者について知りました。


「やっと着いたぜ!」

ダイゴウジ・ガイは市街地に足を踏み入れる。
最初に目に止まったのが喫茶店から出て来る男女の姿。
とりあえず、接触してみよう。
ガイは「お~い!」と叫びながら二人に向かって走っていった。

【1日目 黎明/E-5 街】

【ダイゴウジ・ガイ@機動戦艦ナデシコ】
【状態】健康、シャンバイザーつけてます
【装備】シャンバイザー@超光戦士シャンゼリオン
【道具】基本支給品一式、ランダム支給品1~3
【思考・状況】
基本行動方針:殺し合いには乗らない。
1:悪しきを挫き弱きを救う。
2:あの二人(城戸と鷹野)と接触してみる。
3:アキトと合流したい。
4:とりあえず、コレ(シャンバイザー)かっこいい。

062:打倒ビッグバン!それぞれの進むべき道 投下順 064:Near the Boa constrictor
062:打倒ビッグバン!それぞれの進むべき道 時系列順 064:Near the Boa constrictor
028:輪廻 城戸真司 075:俺たちも、正義のために戦うぜ!
028:輪廻 鷹野三四 075:俺たちも、正義のために戦うぜ!
016:正義の仮面 ダイゴウジ・ガイ 075:俺たちも、正義のために戦うぜ!
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