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いざ、神根島へ



アルビノジョーカーは、目の前の少女の死体に少しばかりにやついた。
これで、まずひとり。
アンデッドの二枚目のジョーカーである彼がゲームに乗らないはずはない。アンデッドの中でも彼の使う手は卑劣極まりなかった。
まあ、剣崎一真、橘朔也、上城睦月……旧世代のライダーも参加しているようだし、彼としてはあまり表立って行動したくはなかったのだが。
どちらにせよ、生き残るのにそれ以外の方法がないというのならその方法で生き残るのみ。
できればしばらくライダーとして戦って、旧世代ライダーが騙されるのも楽しみたかったが、あのビッグバンの言う玩具で14復活ができるのなら、それはそれで構わない。
彼は少女のデイパックの中身を探る。

……と、その時だ。
白の怪人は長髪の男性──志村純一の身体へと戻った。
まだここで行った殺人が誰に見られているかもわからないし、できれば怪人の姿のままデイパックの回収をしたかったところなのだが、どうやらそれは何か特殊な力によって遮られたらしい。
自らの身体が再びアルビノジョーカーの姿に戻ることはなかったらしい。

「この空間……いや、この首輪か? 厄介なことだな……」

一度変身すると、しばらく変身はできないらしい。
グレイブバックルも同様の制限を受けているかもしれないし、行動は慎重にすべきだということを悟る。
普段志村という善人の姿をしている以上、あまりそのアルビノジョーカーとしての姿を見せるべきではないな、と志村は思った。
先ほどは、橘さえ駆逐する気で平然と少女を殺したが、これからは変身制限の把握をしながら行動しなければならないだろう。
変身できない時間はひどく厄介なものになる。できることなら、その時間は他人と行動して安全の確保もしたいところだ。

(つまりは、俺は今までと同じように人間として行動した方が色々と得なわけか)

ステルス。
まるで迷彩服のように森林に隠れ、密かに首元を狙う方法が志村のお得意であった。
ともかくは、魅音の支給品をカバンに入れ、彼は立ち上がる。
彼女の支給品を確認したところ、時計型の麻酔銃や注射器が入っていた。
なるほど、ステルスというスタンスをとる彼にはおあつらえ向きな支給品だ。時計の形をした麻酔銃など気付く人間がいるはずもない。それを使って眠った相手の血を刈るのは難儀ではないだろう。
もうひとつの注射器は、……何の薬品が入っているかはしらないが、ともかく必要な時がくるかもしれないので所持しておこう。
もう一度言う。
彼はステルス。いつも誰かの背中を狙っている。万が一、殺し合いで彼に似た人間に会ったら気をつけて欲しい……。

★ ★ ★ ★ ★

「向こうの島は橋がないのか……?」

志村はマップと、眼前の景色を照らし合わせる。
前方に見えた島は、マップでも孤立しており、参加者が隠れるには絶好の場所ともいえる。
広さでいえば、あまり広くはないし、外部から敵が来る可能性も低い。
なるほど。
志村としても、あまり人の多いところは好みではない。それだけ、動きにくくなるからだ。
だが、人の少ない場所ならばそれだけ殺しやすい。

「近くに船はないかな」

『志村純一』の口調で彼は言う。
とりあえずあの島に向かってから、参加者を捜そう。
いなければすぐに戻るまでだ。そんなに大きな島じゃない。木々に囲まれていようと、アンデッドの聴力を前に参加者の捜索などたやすいことである。
あの島は志村という死神によって包囲されているも同じである。

それから、志村はすぐに小さなボートを見つけることができた。武装もしていなければ、何人も乗れるような代物でもない。
手で漕ぐのではなく、モーターがついているので面倒な作業もせずに済むようだ。
これからあの島で死体の山を詰む夢を見ながら、志村はボートを発進させた。

【1日目 黎明/G-2 ボート上】

【志村純一@仮面ライダー剣】
【状態】健康
【装備】グレイブバックル@仮面ライダー剣、ラウズカード(チェンジケルベロス(黄)、マイティ・グラビティ)@仮面ライダー剣、時計型麻酔銃@名探偵コナン
【道具】基本支給品一式×2、ランダム支給品0~2、C120+注射器セット@ひぐらしのなく頃に
【思考・状況】
基本行動方針:殺し合いに乗る。
1:まずは神根島に向かい、向こうにいる参加者を皆殺し。
2:制限があるため、ステルスとして行動する。
3:制限についての把握もする。
※参戦時期は正体を現す前(剣崎たちと顔を合わせて少ししたあたり)です。

059:崩落 の ステージ 投下順 061:能力を縛る輪
059:崩落 の ステージ 時系列順 062:打倒ビッグバン!それぞれの進むべき道
029:白の死神 志村純一
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