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激突!仮面ライダー対魔弾闘士



これはイギリスのある民家での、少し昔の会話だ。

「ごめんね、パパとママをお仕事でしばらくお預かりするから」

その男は、笑顔で白波鋼一にそう言っていた。今思えば、彼に悪びれる様子があったとは到底思いがたい。
このときは、白波も、又この言葉の発言者──天地も後の事態を少したりとも予測はしていなかっただろう。
だから、こんな笑顔でいられた。こんな能天気でいられた。

「──でも大丈夫、君の誕生日までに必ずお返しするからね」

これに、昔の白波は笑顔で頷くだけだった。
父と母も、後ろでそれを温かい笑顔で見守っていたかもしれない。
そんな、幼き日の自分の姿を、どこかで立って眺めている。

天地のこの言葉は嘘だった。
父も母も、もうこの家には帰ってこない。

誕生日は、結局泣いて過ごした。今までのどの誕生日よりも、悲しい誕生日、悲しい日付だった。
天地が────
天地が、白波の両親を殺したのだ。

そう、それはずっと遠い日を傍観しているような悪夢。
悪夢。だが、これは実際に起きたことだ。昔の記憶だ。

「諸君らには、私の玩具となって、最後の一人になるまで《殺し合い》をしてもらう!」

だからこそ、この言葉くらいは夢であるべきだった。

──白波は今、市街地にいる。
少なくとも、あけぼの町ではない。白波も知らない街。ただ、何の変哲もないただの街だから、いつか寄って記憶にないだけかもしれない。
もし、この場所がどこなのか特定できれば、すぐにでも殺し合いから抜け出すために、あけぼの町に行く方法を考えたい。
何故なら、白波はその場所を──天地にとって大切な場所を破壊したかったから。
天地という男も、彼の愛するものも奪いたかったからだ。

(俺は、……何としてでもここから抜け出す!)

手っ取り早い方法を、白波は知っている。いや、この場にいる誰もが教えられている。
殺し合いに乗る──首輪がある以上、それ以外の方法に希望はないだろう。
帰るべき場所に帰る為に他者を犠牲にする。そのどこに矛盾があるものか。
今のところ、簡単にここから出られるとは思えないし、出る方法も全く思いつかない。
帰れるという保障が一番大きいのは、殺し合いに乗ることであった。

復讐のためなら、手段など選ばない。
天地への恨みは、心の奥深くまで続いている。
あの男がまだ呑気にあの街のどこかでラーメンでも食べているかと思うと虫唾が走った。
殺せ。
あんな嘘つきは──殺せ。

そのためにも、関係ないこの場所さえ消し去ってしまおう。
白波はデイパックを開け、リュウジンオーの装備以外に使えそうなものがあるかの確認を始めた。

★ ★ ★ ★ ★

(こうもまた、仲間が増えると今度は逆に襲われるんじゃないかって不安になるなあ……)

シンクは、都合よく街で出会った「本郷猛」という男を見て、そう思うのであった。
本郷はまた、美形の好青年で殺し合いに乗っていないという。矢は三本より四本。ただ、あまり増やしすぎると、もっと強い人に折らせようとするのでは?
……ともかく、都合よく仲間ができたことへの不安もあれど、シンクは素直に言えば、仲間が増えるのは歓迎だ。心細さも消える。

「ブリタニア軍のナイトオブラウンズ?」
「はい」

それと、この場にはスザクの世界ほど表立って世界の摂理が違う場所はない。シンクも先ほどからこの男のこの言動は気になっていた。
この挨拶はどこまでも通じない。たとえ改造人間や、魔法少女を知る者が相手でも。
とりあえず、本郷は「枢木スザクか、変わった名前だね」と適当に相槌を打った。

「鹿目さんに、羽田さんに、枢木さん。名前は覚たよ。よろしく」

さわやかな笑顔といい、マジで好青年だこいつ、早くなんとかしないと……。
とシンクは思っていたが、その願いは最悪の形で果たされようとしていた。
誰も気付かない中、──街の影には、彼らを見つめる仮面の男がいる。
その男が長いマントの中から取り出した、ウィンチェスターライフルなる銃は、密かに彼らを狙っていた。

が、直前で本郷とであったのは幸運としか言いようがない。
改造人間ゆえ、周囲のかすかな音にさえ敏感である彼が、ここにいたのは。

「……羽田さん、危ないっ!!」

突然、本郷が険しい顔を始めてシンクの身体が後方に吹き飛ぶ。
弾丸が本郷に当たったが、────これは跳ね返り地面に落ちる。怒号とその驚きにまみれて、シンクはその銃声を聞き流した。ここで聞いていれば、あと一瞬早く行動することはできただろう。
本郷の身体が強化筋肉に包まれている。手袋、長靴、ベルト、マフラー。どこを見ても一秒前の本郷とは全く違う姿に、誰もが困惑と恐れを抱いた。
何が起きたのか。
シンクは、自分が銃で狙撃されていたことなど、知る由もない。もはや、そんなことに気付くはずもなかった。
使い捨てられた弾丸が地面でへこんでいる。そこに目が行くはずもない。彼に聞こえたのは、それが跳ね返る音だけだ。

「え……?」

まどかも、又困惑の表情を浮かべた。
何が起きたのか、というより本郷が何をしたのか。それが気になった。
黒服と仮面の男に気付いてもいないのだから。
一方で、スザクは弾丸程度には気付いた。シンクを救った本郷よりも、まず銃を撃った相手を警戒するべきだというのも当然思った。
スザクは向こう側の光景に目を光らせ、シンクとまどかに言う。

「逃げろ!」

「スザクさんまで、なんで──」

「逃げるんだ!」

次の音は明確に聞き取れた。バキュンッ。
その命中先は、本郷の腕。今回庇ったのは、まどかの身体だった。片腕一つで弾丸を受け止めた本郷の姿に、誰もが驚いたが……そんなことより──

「逃げよう!」

一般人であるシンクとまどかに何ができるか。
銃声を聞いて、守ってくれる人がいて、逃げないわけにはいかない。
スザクも本郷も置いて、彼らはそれぞれが逃げたい方向に逃げていく。相手に合わせる余裕などなく、肩にかかった荷物を揺らし、必死に街を走っていく。

「姿を現せ! お前は誰なんだ──」

残ったスザクと本郷にあるのは、むしろ安心である。
一般人である二人は、正直足手まといだ。或いは、本郷はスザクについてもそう考えているかもしれない。
ともかく、身体能力も高く、それに見合うだけの勇気を持った二人がここに残るのもまた必然であった。
相手は仕方がなく、姿を現す。
影から現われたその男は、スザクの見覚えのある男──

「ゼロ!?」

仮面とマント。ゼロの特徴ともいえる二つの飾りを持った目の前の男──。
ウィンチェスターライフルを片手に、スザクの質問にも答えず彼は呟く。

「ザンリュウジン」
「リュウジンキー」

最初の二言──これは彼の変身に使うアイテムの名前であった。
まだ、スザクも本郷も彼が何をしようというのか気付いてはいまい。

──チェンジ・リュウジンオー──

「……斬龍変身」

彼の腕に装着された何かから、横に伸びるようにして両刃の斧が出現する。
この武具こそが、ザンリュウジンの変化した姿。
そして、ここにある黒の戦士こそがゼロの変身した姿──これこそがリュウジンオー。

「ゼロが……変身した!?」

これは、あのルルーシュなのか──雰囲気が違う。
むろん、ルルーシュでないとは言い切れないが、まだスザクは新たなゼロがルルーシュだと確信はしていない。半信半疑というところだ。はいえ、ルルーシュならばわざわざここでゼロの格好をすることはなさそうだ。
体育館にいたルルーシュは、確かにルルーシュの格好をしたまま。それなら、記憶を失っているフリをすればいいだけの話だ。黒の騎士団として行動するわけでもないのに、ゼロの格好をする必要なんてどこにもない。
ならばこのゼロは何者か。ゼロの姿から、マントもマスクも脱ぐことなく、また別の姿になっている。
完全に正体を暴く方法は遮断されているのかもしれない。

「……貴様らには、死んでもらう」

悪の魔法力と復讐心によるカクテルに酔ったリュウジンオーは、すぐに彼らを切り刻もうと前進していった。
ザンリュウジンの斧はヒットが長い。本郷やスザクの攻撃する暇も与えず、リュウジンオーはザンリュウジンを振り回していく。

(あれのヒットは長い……だが、そのぶん遠心力で動きが鈍る……!)

スザクの懐には、今折りたたみナイフしかない。拳銃もあるが、これはある意味こういう場で使い物にはならない──犬を捕獲するための銃だ。
銃が使えない以上、リュウジンオーの豪快な動きに出来た隙を見て、ナイフで首を取るか(あくまで、折りたたみナイフで首は斬れるわけもなく、首に押し当てるという意味で)。
だが、問題はその豪快な動きも上下ともに隙がないことか。
ともかく、避けてチャンスを待つしかない。

一方の本郷も、近接用の攻撃しかできない。後退したり、あるいは直前で避けたり。スザクと同じ戦法だ。
マスクを着用し、今の本郷がホッパー1の姿をしているとはいえ、ザンリュウジンの命中は避けたかった。このマスクもまた、スザクにはゼロを彷彿とさせる部分もあったが、形状もデザインも全然違うのですぐに気にならなくなる。
ホッパーの武器は己の肉体。相手の隙を見つけて攻撃するのが主流だが、相手も戦いなれているようで、斧をうまく、隙のないように回していた。

(このままだと埒が明かない)

敵の「避けるだけ」と「隙を狙うだけ」の戦い方には、攻撃も進まず苛立ちさえ覚える。
どうやら、リュウジンオーだけで戦える相手ではないらしい。
少なくとも、片側の飛蝗男は魔物か……或いは、

「貴様、S.H.O.Tか……」

S.H.O.Tは目的のためならば何でもする組織──白波にはそういう偏見も少しあった。
魔弾戦士のために白波の両親を犠牲にしただけでは事足りず、生態改造人間まで作ったというのだろうか。

「ショッカー? いや、俺は──」

何を聞き間違えたのか、本郷の動きがピタリと止まる。
好機。この機を逃すわけにはいかない。

「今楽にしてやる……ナックルキー!」

リュウジンオーの片拳に、マダンナックルが装着された。
敵にできた隙──それは、リュウジンオーがショッカーを怨む同士なのではないかという、本郷の勝手な誤解から生まれた隙。
マダンナックルが狙ったのは、マスクのクラッシャー部分と首との狭間あたりである。拳の多くは、クラッシャー部分に命中していた。
呼吸の問題もあること、また、ここはヘルメットをしたことからあまり頑丈でないと睨んだこと。
それがこのクラッシャー部分を狙った主な理由だ。

マダンナックルの一撃に、クラッシャーは割れて地面に破片が散らばった。
同時に口から血が吹き出る。リジェクションの反応がない彼だが、こんな攻撃を受けて生身の身体が痛まないはずもない。
口内の液体さえも、血の色で染まる。

「……グッ……」

だが、その右の拳を、ホッパーの両腕が硬く掴んでいた。
理由は簡単である。生身の人間であるスザクを逃がすためだ。身体能力は高そうだが、所詮は人間。彼ではリュウジンオーに敵わないと判断したのだ。
この程度の攻撃で、強くひるんでいるわけじゃない。むしろ、この一撃を食らった限りではショッカーの追っ手よりもまだ温いだろう。
今だヘルメットで隠れたその眼光は、リュウジンオーを睨んでいる。
リュウジンオーはその手を突き放そうとしたが、それはできなかった。改造人間の力だ。魔弾戦士でも簡単には
引き剥がせまい。

「枢木さん、今のうちに──」

逃げて、といいたかったが、スザクの取った行動は真逆。
この言いかけを、「倒せ」と早とちりし、真後ろからリュウジンオーに向かっていた。
走力は人を超えている。戦術パターンも尚、リュウジンオーを凌駕していることだろう。軍人と人間の差はあるはずだ。
同じようにリュウジンオーの姿で戦えば、スザクの圧勝に違いない。

だが、この場合はスザクは生身、白波はリュウジンオー。
背後の気配を感じられないはずもなく、スザクの眼前で左手の斧が振り下ろされた。
右手を掴まれた状態でも、左手にあるザンリュウジンは問題なく振り下ろせる。こちらの腕を残したのは、両腕を掴まなくてもスザクを逃がすことくらいできたからだ。
すっと、スザクの鼻の頭が切れて血が落ちた。
それはスザクが予想していたよりもずっと早い反応。
……馬鹿な。これがルルーシュなら、この反応速度はありえない。
どこかゼロを、まだ少しだけルルーシュとして見ていた部分があるらしく、自分のスピードに追いついたリュウジンオーの反応速度に、スザクは一瞬固まった。

無論、その硬直をリュウジンオーは利用する。
持ち手をもう少し下にすれば、スザクにも充分届く距離だ。真横一文字に、ザンリュウジンがスザクを斬ろうとした。

 ……だが、その時

『生きろ!』

──あの呪いが効力を表したのだ。
スザクの中の何かが、スザクを別のスザクに変える。

真横一文字に、弧を描くように振られた斧を前に、スザクは高く飛び上がる。
前方、本郷猛を盾にするように、自らの対角線に向かって……。

右手を掴まれたリュウジンオーは、スザクのいる側を向き──元の体勢に戻すと、真っ先に本郷を狙う。
当たり前だ。本郷より後方で、本郷を盾にしているのがスザクなら、まずはその盾を破壊してしまう。そうすれば、スザクは丸腰。すぐに倒せる相手になる。
本郷のどの部位を狙うかといえば、やはりまずは腕だった。腕を放してもらえれば、リュウジンオーは自由を得る。
だが、体勢の問題もあって腕は攻撃しにくい。それならどこか。──まずは右肩を落としてしまえば右腕に力は入らない。邪魔な鎖がひとつ消える。

「グぁっ……!」

肩への一撃を、ホッパーはただ耐えるのみ。
一回、二回、三回と肩から火花を散らしても。
だが、思わず耐え切れなかった一撃が、もう片方の腕ごとガラ空きにさせた。
耐久性さえ歪ませた一撃が、右肩の骨を折り、左腕が右肩を押さえてしまったのである。

「枢木さん……君は──」

逃げろ、と言いかけて背後を振り向いたが、そこには既にスザクの姿がない。
少しだけほっとした。
どうやら、本当に逃げたらしい。最後まで伝わらないと思ったが……。

その時、本郷の身体が人間としてのものに戻った。
これは、本当に何故だかわからない。ホッパーの場合、自分の意思で戻らない限りは変身が解けることなどないはずなのに……。

(一文字、風見……俺は、先に、少し休む……)

ただ、目の前で死神のようなドクロマークが見えた気がした。だから、このまま目を瞑ればこの世界から意識は消えるんだとなんとなく悟ってしまった。すこし寂しい気もしたが、最後に、聞き分けの悪いヤツの命を救えただけ、自分の人生に価値はあったのかもしれない。
本郷は少し笑った。笑っている場合なんかじゃないはずなのに──。
ズサ。
リュウジンオーは残酷な殺し方など別に望んでいない。ここにいる人たちは自分に巻き込まれるようなものだから。
できる限り安らかに、逝かせてあげたかった。
心臓の一刺しで、本郷には死んでもらった。
それが苦しい死に方だったのか、それとも一瞬で逝ける楽な死に方だったのか、それは白波にもわからない。
この男はS.H.O.Tらしい。


S.H.O.Tが生み出した、悲しき生態改造人間──。

せめて、安らかに眠ってくれたなら、それがせめてもの救いだろう……。
いつか、花でも買って捧げてやってもいいかもしれない。良い花屋を知っている。

しかし、今はその時ではない。
ゼロの姿をしいた白波はリュウジンオーの変身を解いて、死体の傍らに落ちていたデイパックを拾う。
前に進み始めた。

【本郷猛@仮面ライダー THE FIRST 死亡】
残り91人

【1日目 黎明/B-2 市街地】

【白波鋼一@魔弾戦記リュウケンドー】
【状態】健康、ゼロの服装、リュウジンオーに二時間変身不可
【装備】ザンリュウジン+リュウジンキー@魔弾戦記リュウケンドー、ゼロの仮面とマント@コードギアス 反逆のルルーシュ、ウィンチェスターライフル(12/14)@現実
【道具】基本支給品一式×2、ランダム支給品1~3
【思考・状況】
基本行動方針:優勝し、元の世界に帰って天地に復讐する。
1:元の世界に帰れるなら何でもするが、帰れる可能性が高いので参加者を殺す。
2:殺人は少し申し訳ない気持ちもある。
3:スザク、シンク、まどかなどの捜索。
※参戦時期は第18話で悪夢を見てから。
※ホッパーをS.H.O.Tの新たな生態改造人間と誤解しています。

★ ★ ★ ★ ★


「ここは……」


まどかが走ってきた先に、もはや街並などなかった。
一面を覆う草っ原。どうやら、街を出て草原のエリアに来てしまったらしい。
後ろを見るが、誰の気配もない。シンクとも、スザクとも、本郷ともはぐれたし、それと引き換えに自分を襲った人間から逃げ切っていた。

「みんな、大丈夫かな……」

灯りのない街を見ていると、不安になった。
ああ、向こうの景色はなんと暗いのか。気分さえも沈んでいく。
そんなまどかの落ち込んだ顔に、何かが移りこんだ。
灯りだ。
それも、この草原の中から。
無意識に、その光をもとめて走っていた。

「テント……?」

「ん? 誰かいるのか?」

 テントの中から、メガネの男が顔を出す。ごく普通の中年男性を前に、まどかは少し警戒した。
 子供や女や老人に比べて、こういう相手は警戒の対象になりやすい。

「まあいい、入んな。悪いようにはしねえ。あんたも悪そうには見えないしな」

「……」

「警戒してんのか……無理もねえな。だが、聞いて驚くなよ! このウリバタケ様が今、この邪魔っけえ首輪を外そうと研究中よ! ガハハハハ!!」

テントの中をお、まどかが覗くと、そこには既にその辺から調達した段ボール箱が机代わりにされており、彼の支給品と思しき様々な工具が並んでいる。デイパックも雑に置いてあり、喰い散らかしたパンの袋が置いてあった。上には懐中電灯がつるされている。

「まだアテはねえんだが、あんたが助手として協力してくれたら、少しは心強いかもな」

「あの……」

「ん?」

「あの、私、やります! あなたの助手!」

「おう! 引き受けてくれるか! んじゃあよう、もし必要なものがあったら街で捜してきてくれ。あとは必要なことがあったらその時に言う」

「わかりました!」

人の役に立つ事。それは、まどかが何より望んでいた事。
さっきはそれが出来なかったけど、今は違った。
この人の役に立てるなら、それで殺し合いを終わらせよう。

【1日目 黎明/A-1 草原・ウリバタケのテント】

【鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】疲労(大)
【装備】不明
【道具】基本支給品一色、ランダム支給品1~3
【思考・状況】
基本行動方針:殺し合いからの脱出。
1:美樹さやか、暁美ほむら、巴マミと合流する。
2:今はこの人(ウリバタケ)の助手として首輪解除の手伝いをする。
※契約しているかしていないかはお任せします。

【ウリバタケ・セイヤ@機動戦艦ナデシコ】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】基本支給品一色、キャンプセット@現実、工具箱@現実
【思考・状況】
基本行動方針:殺し合いからの脱出。
1:まどかと一緒に首輪を解除する。
2:必要とあれば、まどかに必要物の調達を頼む。

★ ★ ★ ★ ★

「ここはどこだ……?」

シンクは、街の中を彷徨う。
まどかともはぐれ、ここがどこなのか把握できない状態だ。

「ん……? あれは……」

眼前に、スザクの姿があった。どうしてよりにもよってコイツなのかはわからないが、とにかく声をかけよう。
本郷はどうしたのか、あの狙撃者はどうなったのか。
聞きたいことは多いし、それに一人でも人たいたほうが頼りになる。

「おーい、枢木さん!」

スザクは一度、シンクの方を向いてから別の方向を向いて走り出してしまった。
わざわざ、大声を出して呼びかけたというのに。避けられたようで嫌だった。
スザクという人間への苦手意識は、少し膨れる。まあ、今やスザクは目の前にいないのだが。

【1日目 黎明/B-1 市街地】

【羽田シンク@ヒーローズオペレーションF】
【状態】疲労(大)
【装備】なし
【道具】基本支給品一色、ランダム支給品1~3
【思考・状況】
基本行動方針:生き延びる。
1:どうしよう……。
2:まどかたちを捜したい。
※スザクの言うブリタニア軍などを妄想の中のものだと思っています。

★ ★ ★ ★ ★

(ダメだ、僕にはあの『呪い』がある──)

本郷を捨て駒に、戦況が不利になった瞬間撤退してしまった罪。
また、罪を重ねてしまった。

この殺し合いでは、もう戦うことができないらしい。
誰かを犠牲に生き残ろうとするだけだ。仲間を集めたって、きっと彼らを捨てて生き残ってしまうに決まっている。
保護するといいながら、自動的に信頼を裏切り死なせてしまう。そのうえ自殺さえできない。

誰かと関わるようなことは、しばらくやめたほうがよさそうだ……。

(僕はここでは、誰とも一緒にはなれない……!)

【1日目 黎明/B-1 市街地】

【枢木スザク@コードギアス反逆のルルーシュ】
【状態】健康
【装備】折りたたみナイフ@現実、犬捕獲用の拳銃@超光戦士シャンゼリオン
【道具】基本支給品一色、ランダム支給品0~1
【思考・状況】
基本行動方針:一人で主催を倒す。
1:仲間を集めれば裏切ってしまうので、人と関わらない。
2:ゼロ(白波)を倒したい。
※R2(まだ新しいゼロの正体を知らない時期)からの参戦です。
※今回会ったゼロがルルーシュでないことは確定だと思っています。
※『生きろ』のギアスがかかっているので、死の虞がある場合はあらゆる手段を使って生き延びようとします。

039:遊園地殺人事件 投下順 041:限りなく遠い世界
038:目が覚めて 時系列順 041:限りなく遠い世界
009:二次裏の宇宙少年 羽田シンク 041:限りなく遠い世界
009:二次裏の宇宙少年 鹿目まどか
009:二次裏の宇宙少年 枢木スザク
015:戦士の苦悩。燃え上がる正義 本郷猛 死亡
初登場 ウリバタケ・セイヤ
初登場 白波鋼一 080:爆発!爆発!大爆発!
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