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*私たち、正義のために戦います ---- 「せっ! やぁっ!」 結わえながらも尚長い後ろ髪を揺らし、木刀は次の一本を打ち込む。 ここは一応警察署の受付──だが、剣二はうっかり「剣道」と口を滑らしてばかりに(正確にはリュウケンドー)、こうしてさくらの稽古に付き合わされることになった。 いくら何でも、こんな場所・こんな状況で稽古をしなくても……と思うところだが、さくらは熱心な剣術家である。……まあ、剣二も一応そうなのだが。 「いてぇっ!」 「あっ! ごめんなさい! つい力が入りいすぎちゃって」 勿論、さくらと一緒に稽古をするということは、剣二も棒を使って剣の技を見せている。 マシンガンの弾丸さえ斬りつくすほどのさくらと、まだまだ未熟な剣二では力に大きな差がある。確かに剣二は魔物を圧倒するだけの剣の腕を持っているが、交代で打ったり、受けたりを繰り返しているのだが、まだ剣二がさくらを相手に一本でも打てた試しはなかった。 というより、打ったらただではすまない気もする。さくらが使うのは木刀だが、剣二が使っているのは鉄パイプだ。しかし、剣二が本気で打ってもおそらく敵わない相手……どうしようもない。 さくらも、剣二に当てたのは今の一発が初めて。他は全て寸前で止められていたが、いくら何でも強すぎる。 「……鳴神龍神流。なかなか良い剣ですね」 「そうか? 俺結局やられっぱなしだよ……」 頭を抑えながら、二人は地面に座る。さくらの方を見ると、本当に海によく似ているのがわかった。 ……いや、強さはその姉弟子以上。剣術の鬼さえ越える……剣術の閻魔大王だ。 だいたい、袴姿のままとは随分と変わっている。せめてこの服装は変えてほしい──。 これが海との最大の共通点で、なおかつ暑苦しすぎる。この鍛錬で互いに相当な汗をかいているのだが、こんな凄い着物を脱ごうともしない。 いや、脱いだら裸になってしまうのか……。 「それ、人を護るための剣術ですね。──私にはわかります」 「……ああ、そうだな。これは人を護るための剣だ」 「そうですよね、鳴神さんは警官ですから」 普段は警察、実はSHOTのリュウケンドー……それが鳴神剣二だ。 その「普段」の方の姿を教えなければならない。 逆に、真宮寺さくらも普段は役者、実は帝国華撃団。 役者としての姿を剣二に教えている……まあ、これはいずれも当然のことなのだが。 「さあ、こんなところで休んではいらんねえ。さっさと人を護りにいくか!」 剣二も褒められてやる気を出したのか、左手のパーに右手のグーをぶつけた。 元々、感情の起伏が激しく、わかりやすい性格でもある。そんな剣二の様子を、さくらもまた微笑ましそうに見ていた。弟子でもできた気分のようらしい。 正義のために戦う戦士が二人、今になってようやくこの場所を出ようとしていた。 【1日目 黎明/E-6 あけぼの署】 【真宮寺さくら@サクラ大戦】 【状態】疲労(中) 【装備】木刀@現実 【道具】基本支給品一式、救急箱@現実、ランダム支給品0~1 【思考・状況】 基本行動方針:打倒主催者。 1:人々を護る。 2:大神さんを捜す。 3:鳴神さんと行動する。 4:帝国華撃団、鳴神さんの仲間を捜す。 ※不動銃四郎、ジャークムーンについて知りました。 ※鳴神龍神流の構えや戦い方について把握しました。 【鳴神剣二@魔弾戦記リュウケンドー】 【状態】オデコが痛い(絆創膏つき)、頭が痛い、疲労(大) 【装備】ゲキリュウケン&リュウケンキー@魔弾戦記リュウケンドー、鉄パイプ@現実 【道具】基本支給品一式、ランダム支給品0~1 【思考・状況】 基本行動方針:打倒主催者。 1:人々を護る。 2:不動のおっさんを捜す。 3:さくらには苦手意識があるが、一緒に行動する。 4:大神という人物を捜す。 ※本編序盤からの参戦です。白波やブラッディを知りません。 ※さくらを西園寺海と重ねています。 ※サクラ大戦のキャラについて知りました。 |064:[[Near the Boa constrictor]]|投下順|| |064:[[Near the Boa constrictor]]|時系列順|| |011:[[鳴神さんより大神さん]]|真宮寺さくら|| |011:[[鳴神さんより大神さん]]|鳴神剣二||
*私たち、正義のために戦います ---- 「せっ! やぁっ!」 結わえながらも尚長い後ろ髪を揺らし、木刀は次の一本を打ち込む。 ここは一応警察署の受付──だが、剣二はうっかり「剣道」と口を滑らしてばかりに(正確にはリュウケンドー)、こうしてさくらの稽古に付き合わされることになった。 いくら何でも、こんな場所・こんな状況で稽古をしなくても……と思うところだが、さくらは熱心な剣術家である。……まあ、剣二も一応そうなのだが。 「いてぇっ!」 「あっ! ごめんなさい! つい力が入りいすぎちゃって」 勿論、さくらと一緒に稽古をするということは、剣二も棒を使って剣の技を見せている。 マシンガンの弾丸さえ斬りつくすほどのさくらと、まだまだ未熟な剣二では力に大きな差がある。確かに剣二は魔物を圧倒するだけの剣の腕を持っているが、交代で打ったり、受けたりを繰り返しているのだが、まだ剣二がさくらを相手に一本でも打てた試しはなかった。 というより、打ったらただではすまない気もする。さくらが使うのは木刀だが、剣二が使っているのは鉄パイプだ。しかし、剣二が本気で打ってもおそらく敵わない相手……どうしようもない。 さくらも、剣二に当てたのは今の一発が初めて。他は全て寸前で止められていたが、いくら何でも強すぎる。 「……鳴神龍神流。なかなか良い剣ですね」 「そうか? 俺結局やられっぱなしだよ……」 頭を抑えながら、二人は地面に座る。さくらの方を見ると、本当に海によく似ているのがわかった。 ……いや、強さはその姉弟子以上。剣術の鬼さえ越える……剣術の閻魔大王だ。 だいたい、袴姿のままとは随分と変わっている。せめてこの服装は変えてほしい──。 これが海との最大の共通点で、なおかつ暑苦しすぎる。この鍛錬で互いに相当な汗をかいているのだが、こんな凄い着物を脱ごうともしない。 いや、脱いだら裸になってしまうのか……。 「それ、人を護るための剣術ですね。──私にはわかります」 「……ああ、そうだな。これは人を護るための剣だ」 「そうですよね、鳴神さんは警官ですから」 普段は警察、実はSHOTのリュウケンドー……それが鳴神剣二だ。 その「普段」の方の姿を教えなければならない。 逆に、真宮寺さくらも普段は役者、実は帝国華撃団。 役者としての姿を剣二に教えている……まあ、これはいずれも当然のことなのだが。 「さあ、こんなところで休んではいらんねえ。さっさと人を護りにいくか!」 剣二も褒められてやる気を出したのか、左手のパーに右手のグーをぶつけた。 元々、感情の起伏が激しく、わかりやすい性格でもある。そんな剣二の様子を、さくらもまた微笑ましそうに見ていた。弟子でもできた気分のようらしい。 正義のために戦う戦士が二人、今になってようやくこの場所を出ようとしていた。 【1日目 黎明/E-6 あけぼの署】 【真宮寺さくら@サクラ大戦】 【状態】疲労(中) 【装備】木刀@現実 【道具】基本支給品一式、救急箱@現実、ランダム支給品0~1 【思考・状況】 基本行動方針:打倒主催者。 1:人々を護る。 2:大神さんを捜す。 3:鳴神さんと行動する。 4:帝国華撃団、鳴神さんの仲間を捜す。 ※不動銃四郎、ジャークムーンについて知りました。 ※鳴神龍神流の構えや戦い方について把握しました。 【鳴神剣二@魔弾戦記リュウケンドー】 【状態】オデコが痛い(絆創膏つき)、頭が痛い、疲労(大) 【装備】ゲキリュウケン&リュウケンキー@魔弾戦記リュウケンドー、鉄パイプ@現実 【道具】基本支給品一式、ランダム支給品0~1 【思考・状況】 基本行動方針:打倒主催者。 1:人々を護る。 2:不動のおっさんを捜す。 3:さくらには苦手意識があるが、一緒に行動する。 4:大神という人物を捜す。 ※本編序盤からの参戦です。白波やブラッディを知りません。 ※さくらを西園寺海と重ねています。 ※サクラ大戦のキャラについて知りました。 |064:[[Near the Boa constrictor]]|投下順|066:[[闇のゲーマー]]| |064:[[Near the Boa constrictor]]|時系列順|066:[[闇のゲーマー]]| |011:[[鳴神さんより大神さん]]|真宮寺さくら|| |011:[[鳴神さんより大神さん]]|鳴神剣二||

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