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*遊園地殺人事件 ---- 一人の少年が遊園地を徘徊していた。 この少年には一部の人間以外には隠さなければならない重大な秘密がある。 ある日、遊園地で怪しい取引現場を発見したために毒薬を飲まされ小学生の体になってしまった。 正体が高校生探偵、工藤新一だとばれると周囲の人間にも危害が及ぶため隠さなくてはならない。 たったひとつの真実見抜く、見た目は子供、頭脳は大人。その名は名探偵コナン! 「殺し合いなんて堂々と馬鹿げたことをする奴がいるもんだぜ……」 コナンは冷静に状況を分析する。 幸か不幸か小学生の姿ならば、よほどの殺人者でない限りは相手の油断を誘うことができる。 これを利用すれば生き残ることは容易である。 名簿には知り合いの名前が数名書かれている。 心配ではないと言えば嘘になるが、全員殺人事件には何度も遭遇して慣れているはずだ。 どういうわけか彼の行く先々では毎回事件が起こる。 ドッキリ的な事件もあるが、大多数は殺人事件である。 それも一度だけではない連続殺人事件も何度も見てきた。 この状況でも冷静に対処できる精神があれば知り合いは全員問題ないはずだ。 それでも早く合流したいというのは変わらないが。 コナンは次に自分自身の所持しているものを確認する。 いつもより体が軽いと思ったら、博士からもらったアイテムの数々が装備されていなかった。 キック力増強シューズのみが馴染み深いアイテムだった。 「殺し合いに乗るようなヤローはこれで気絶させて、後はまともな人間に捕縛してもらえば問題ないな」 しばらく歩いているとスーツを着た男の姿を発見する。 見た目はどう見てもまじめだが、今まで出会ってきた殺人者にだってそんな人はたくさんいた。 つまり、人は見かけによらないということだ。 だが、なんとかしてコンタクトを取りたいとコナンは思った。 近くのゴミ箱から空き缶を手にし、男の近くを狙い、軽く蹴る。 カンッという音が響き、男が足を止める。 「ん?」 男は周囲を見渡す。 コナンはいつでも逃げられ、尚且つ相手に姿の見える絶妙の距離を保つ。 「へぇ、あんな子供まで参加してるとはね」 その男はこちらを眺めこそするものの、襲いかかってくる様子はない。 コナンはいつものように子供のような演技で男に声をかける。 「ご、ごめんなさい。たまたま落ちてた缶を蹴ったら人が近くにいるとは思わなかったんです」 「いいよ、いいよ。うまい具合に当たらなかったし」 男は缶を掴み、コナンの近くに近寄ると、空き缶をゴミ箱に戻す。 どうやら悪い人間ではないらしい。 「あの、おじさんは殺し合いに乗ってるんですか?」 「おじさんねぇ……そういうの地味に傷つくし、北岡って呼んでくれないかな? あ、俺弁護士の北岡秀一ね」 「ごめんなさい、北岡さん。僕は江戸川コナンって言います」 「ふーん、両親は推理小説がよっぽど好きみたいだねぇ」 そんな簡単な挨拶を交わし、お互いの情報を交換する。 会場で殺し合いを心待ちにしていた男はやはり要注意する必要があるらしい。 お互いの情報を交換する中で北岡は仮面ライダーの情報は隠しておいた。 存在そのものもそうだが、鏡の世界で同じように殺し合っていたというのは子供でも信じないだろう。 (あっちは13人だったのに、こんなに人数が多い殺し合いなんてやってられないよね、まったく) 永遠の命を求める北岡だが、この殺し合いに本気を出すくらいなら何とか現実に戻った方が早いと考える。 何よりもライダーバトルにも参加していた人間も何人かは参加している。 つまり、この状況で帰還することができればかなり楽に勝ち残れるということだ。 そのためにも早いところ切り上げたい。 同じ考えを持ってるであろう、例えば城戸のような人間を複数仲間にできれば御の字だ。 足手まといになるかもしれない子供の保護をしているのもそういう人間からの信用を得るためでもある。 ラッキーなことにこのコナンという少年は小学生とは思えないほど頭が回るらしい。 先程から交わしている会話もこの年の子供相手ならば伝わらないような内容にもかかわらず会話が成立している。 殺し合いに反対の姿勢と、互いに隠し事をしている似た者同士な二人は歩を進める。 彼らはこの時知らなかった。 この遊園地には魔物が住んでいるということを……。 【1日目 深夜/H-6 遊園地】 【江戸川コナン@名探偵コナン】 【状態】健康 【装備】キック力増強シューズ@名探偵コナン 【道具】基本支給品一式、ランダム支給品1~3 【思考・状況】 基本行動方針:殺し合いをしている人間を捕まえる。 1:北岡と共に行動。 2:知り合いと合流したい。 【北岡秀一@仮面ライダー龍騎】 【状態】健康 【装備】カードデッキ(ゾルダ)@仮面ライダー龍騎 【道具】基本支給品一式、ランダム支給品1~3 【思考・状況】 基本行動方針:殺し合いから脱出。 1:コナンと共に行動する。 2:脱出と対主催者の考えを持っているような人間を可能な限り仲間にする。 |038:[[目が覚めて]]|投下順|040:[[激突!仮面ライダー対魔弾闘士]]| |037:[[ぶつかり合う二人。笑]]|時系列順|042:[[シザースが残したもの]]| |COLOR(aqua):初登場|江戸川コナン|048:[[正義と忠義]]| |COLOR(aqua):初登場|北岡秀一|048:[[正義と忠義]]|
*遊園地殺人事件 ---- 一人の少年が遊園地を徘徊していた。 この少年には一部の人間以外には隠さなければならない重大な秘密がある。 ある日、遊園地で怪しい取引現場を発見したために毒薬を飲まされ小学生の体になってしまった。 正体が高校生探偵、工藤新一だとばれると周囲の人間にも危害が及ぶため隠さなくてはならない。 たったひとつの真実見抜く、見た目は子供、頭脳は大人。その名は名探偵コナン! 「殺し合いなんて堂々と馬鹿げたことをする奴がいるもんだぜ……」 コナンは冷静に状況を分析する。 幸か不幸か小学生の姿ならば、よほどの殺人者でない限りは相手の油断を誘うことができる。 これを利用すれば生き残ることは容易である。 名簿には知り合いの名前が数名書かれている。 心配ではないと言えば嘘になるが、全員殺人事件には何度も遭遇して慣れているはずだ。 どういうわけか彼の行く先々では毎回事件が起こる。 ドッキリ的な事件もあるが、大多数は殺人事件である。 それも一度だけではない連続殺人事件も何度も見てきた。 この状況でも冷静に対処できる精神があれば知り合いは全員問題ないはずだ。 それでも早く合流したいというのは変わらないが。 コナンは次に自分自身の所持しているものを確認する。 いつもより体が軽いと思ったら、博士からもらったアイテムの数々が装備されていなかった。 キック力増強シューズのみが馴染み深いアイテムだった。 「殺し合いに乗るようなヤローはこれで気絶させて、後はまともな人間に捕縛してもらえば問題ないな」 しばらく歩いているとスーツを着た男の姿を発見する。 見た目はどう見てもまじめだが、今まで出会ってきた殺人者にだってそんな人はたくさんいた。 つまり、人は見かけによらないということだ。 だが、なんとかしてコンタクトを取りたいとコナンは思った。 近くのゴミ箱から空き缶を手にし、男の近くを狙い、軽く蹴る。 カンッという音が響き、男が足を止める。 「ん?」 男は周囲を見渡す。 コナンはいつでも逃げられ、尚且つ相手に姿の見える絶妙の距離を保つ。 「へぇ、あんな子供まで参加してるとはね」 その男はこちらを眺めこそするものの、襲いかかってくる様子はない。 コナンはいつものように子供のような演技で男に声をかける。 「ご、ごめんなさい。たまたま落ちてた缶を蹴ったら人が近くにいるとは思わなかったんです」 「いいよ、いいよ。うまい具合に当たらなかったし」 男は缶を掴み、コナンの近くに近寄ると、空き缶をゴミ箱に戻す。 どうやら悪い人間ではないらしい。 「あの、おじさんは殺し合いに乗ってるんですか?」 「おじさんねぇ……そういうの地味に傷つくし、北岡って呼んでくれないかな? あ、俺弁護士の北岡秀一ね」 「ごめんなさい、北岡さん。僕は江戸川コナンって言います」 「ふーん、両親は推理小説がよっぽど好きみたいだねぇ」 そんな簡単な挨拶を交わし、お互いの情報を交換する。 会場で殺し合いを心待ちにしていた男はやはり要注意する必要があるらしい。 お互いの情報を交換する中で北岡は仮面ライダーの情報は隠しておいた。 存在そのものもそうだが、鏡の世界で同じように殺し合っていたというのは子供でも信じないだろう。 (あっちは13人だったのに、こんなに人数が多い殺し合いなんてやってられないよね、まったく) 永遠の命を求める北岡だが、この殺し合いに本気を出すくらいなら何とか現実に戻った方が早いと考える。 何よりもライダーバトルにも参加していた人間も何人かは参加している。 つまり、この状況で帰還することができればかなり楽に勝ち残れるということだ。 そのためにも早いところ切り上げたい。 同じ考えを持ってるであろう、例えば城戸のような人間を複数仲間にできれば御の字だ。 足手まといになるかもしれない子供の保護をしているのもそういう人間からの信用を得るためでもある。 ラッキーなことにこのコナンという少年は小学生とは思えないほど頭が回るらしい。 先程から交わしている会話もこの年の子供相手ならば伝わらないような内容にもかかわらず会話が成立している。 殺し合いに反対の姿勢と、互いに隠し事をしている似た者同士な二人は歩を進める。 彼らはこの時知らなかった。 この遊園地には魔物が住んでいるということを……。 【1日目 深夜/H-6 遊園地】 【江戸川コナン@名探偵コナン】 【状態】健康 【装備】キック力増強シューズ@名探偵コナン 【道具】基本支給品一式、ランダム支給品0~2 【思考・状況】 基本行動方針:殺し合いをしている人間を捕まえる。 1:北岡と共に行動。 2:知り合いと合流したい。 【北岡秀一@仮面ライダー龍騎】 【状態】健康 【装備】カードデッキ(ゾルダ)@仮面ライダー龍騎 【道具】基本支給品一式、ランダム支給品0~2 【思考・状況】 基本行動方針:殺し合いから脱出。 1:コナンと共に行動する。 2:脱出と対主催者の考えを持っているような人間を可能な限り仲間にする。 |038:[[目が覚めて]]|投下順|040:[[激突!仮面ライダー対魔弾闘士]]| |037:[[ぶつかり合う二人。笑]]|時系列順|042:[[シザースが残したもの]]| |COLOR(aqua):初登場|江戸川コナン|048:[[正義と忠義]]| |COLOR(aqua):初登場|北岡秀一|048:[[正義と忠義]]|

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