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「消えゆくJ/暴れん坊闇将軍」(2011/08/19 (金) 02:41:38) の最新版変更点
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*消えゆくJ/暴れん坊闇将軍
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ジェラは会場にいた頃から殺し合いに乗ることを決意していた。
願いがあるからではなく、殺されないために他者を殺すのだ。
会場で殺し合いに乗っていることを宣言した人間がいたが、しょせんは人間、殺すことは容易である。
そんなことを考えているとき、草陰から何かが飛び出す。
臨戦態勢を即座に取り、これに対応しようとする。
「おはようございました!」
ジェラの目の前には意味の分からない言葉を言い放つ体の一部が金属と化している男が一人。
男の名はジェレミア・ゴットバルト。
ジェレミアはまだ精神が不完全な状態なために、まともな言葉が話せない体となっていた。
「お、お願いです!しししし死んで!死んでいただけますか!」
生身で攻撃を仕掛けるジェレミアの攻撃をジェラは簡単にこれを回避する。
本気を出すまでもないと判断したジェラは遊び気分でこれをあしらう。
そんな遊びを続ける二人は近くに迫る悪魔の姿に気付いてはいなかった。
「死ね…!」
その声が響いた次の瞬間にはジェレミアの右手は吹き飛んでいた。
異形の姿に身を包んだ怪物、闇将軍ザンダーがそこには立っていた。
「よくもよよよくもおおおおおおおおおお!!!」
精神の暴走と機械の体により、痛みは人間のものよりはマシだったかもしれない。
それ故に臆することなくジェレミアはザンダーめがけて走る。
ザンダーは情け容赦を一切せず、愛用の刀でジェレミアの腹部を貫く。
あらゆる不遇に見舞われ続けた男は最後に「ゼロォォォォオオオオオ!!!」と叫び、果てた。
「次は貴様だ」
ザンダーの口がゆっくりと開く。
そして、すぐさまジェラへと剣を降る。
だが、ジェラとて伊達に傭兵軍団の団長をやっているわけではない。
接近戦には自信がある。
すかさず愛用の武器である鞭を手にし、ザンダーを狙う。
その攻撃をザンダーは剣で防ぐが、鞭が剣に巻きつく。
この鞭はただの鞭ではなく、電流を流すことが可能である。
電撃攻撃が剣を伝いザンダーを襲う。
ザンダーの口が再びゆっくりと、大きく開く。
それは明確な怒りを表現する動作であった。
本来なら武器を捨てての肉弾戦をするのが正しい戦い方なのだろうが、ザンダーは違った。
電気の流れる鞭を片手で直接掴み、力の限りに引く。
「何!?」
それによりジェラはバランスを崩し、地面に倒れこむ。
すかさずザンダーは剣でジェラめがけて剣を叩きつける。
地面を転がりながら避けるジェラだが、いつしかそれも限界を迎える。
無情にもザンダーはそんなジェラにとどめの一撃を下す。
「私も結局はこっち側の存在……か……」
ジェラは最後の瞬間に、自分も滅ぼされる側の存在だったことを嘆いた。
「貰うぞ、お前たちの支給品を」
戦いが終わった後に悠然とザンダーはつぶやく。
二人分の支給品を回収した彼はその場を後にする。
彼は優勝し、ダークザイドを救うことだけを考えていた。
そして、この殺し合いには最大のライバルであるシャンゼリオンが参加している。
奴は普段ふざけているが、その気になればとてつもない力を発揮するため、油断はできない。
ガウザーと手を組み、シャンゼリオンを亡き者にしてやりたいところだが、プライドの高い奴ではそれも叶わないだろう。
よって、ダークザイドの未来のために何かができるのはこの場においては自らだけだ。
そのためにもすべての参加者を殺す……!
そう思った矢先、突如ザンダーの姿が人間、片桐一樹の姿へと変化する。
その現象に戸惑いながらも、すぐさま疑問の解を導き出す。
「この首輪が原因か」
会場にいた頃から忌々しいと思っていたこの首輪だが、制限まで付けられていてはますます邪魔だ。
後ろに立たれるのも気に障ることだが、首輪を巻かれることはそれ以上に苛立たしい。
なんとかして首輪を外さなければと考えるが、今は少しでも人数を減らすことに専念したい。
ダークザイドの姿に戻ることすらタブーならば、一人で勝ち残っていくのは厳しいはずだ。
だとすれば、使えそうな戦士を利用する他ない。
片桐はデイパックが三つあることを不審に思われるのを避けるため、一つにまとめる作業を開始した。
&color(red){【ジェレミア・ゴットバルト@コードギアス反逆のルルーシュ 死亡】}
&color(red){【ジェラ@重甲ビーファイター 死亡】}
&color(red){残り92人}
【1日目 深夜/G-9 草原】
【片桐一樹@超光戦士シャンゼリオン】
【状態】ダメージ少々、ザンダーに2時間変身不可
【装備】ジェラの電磁鞭@重甲ビーファイター
【道具】基本支給品一式×3、ランダム支給品1~3×2とランダム支給品0~1(一つのデイパックにまとめられています)
【思考・状況】
基本行動方針:優勝し、ダークザイドのための世界を作る。
1:利用できる戦士を探す。
2:シャンゼリオンを何としても倒す。
3:首輪をどうにかしたい。
※少なくとも「さらなるライバル」以降からの参戦です。
※人間の姿になった理由を首輪が原因だと確信しています。
|030:[[理性のない獣]]|投下順|032:[[ルリルリの割と真剣な悩み]]|
|030:[[理性のない獣]]|時系列順|032:[[ルリルリの割と真剣な悩み]]|
|COLOR(aqua):初登場|片桐一樹||
|COLOR(aqua):初登場|ジェレミア・ゴットバルト|COLOR(red):死亡|
|COLOR(aqua):初登場|ジェラ|COLOR(red):死亡|
*消えゆくJ/暴れん坊闇将軍
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ジェラは会場にいた頃から殺し合いに乗ることを決意していた。
願いがあるからではなく、殺されないために他者を殺すのだ。
会場で殺し合いに乗っていることを宣言した人間がいたが、しょせんは人間、殺すことは容易である。
そんなことを考えているとき、草陰から何かが飛び出す。
臨戦態勢を即座に取り、これに対応しようとする。
「おはようございました!」
ジェラの目の前には意味の分からない言葉を言い放つ体の一部が金属と化している男が一人。
男の名はジェレミア・ゴットバルト。
ジェレミアはまだ精神が不完全な状態なために、まともな言葉が話せない体となっていた。
「お、お願いです!しししし死んで!死んでいただけますか!」
生身で攻撃を仕掛けるジェレミアの攻撃をジェラは簡単にこれを回避する。
本気を出すまでもないと判断したジェラは遊び気分でこれをあしらう。
そんな遊びを続ける二人は近くに迫る悪魔の姿に気付いてはいなかった。
「死ね…!」
その声が響いた次の瞬間にはジェレミアの右手は吹き飛んでいた。
異形の姿に身を包んだ怪物、闇将軍ザンダーがそこには立っていた。
「よくもよよよくもおおおおおおおおおお!!!」
精神の暴走と機械の体により、痛みは人間のものよりはマシだったかもしれない。
それ故に臆することなくジェレミアはザンダーめがけて走る。
ザンダーは情け容赦を一切せず、愛用の刀でジェレミアの腹部を貫く。
あらゆる不遇に見舞われ続けた男は最後に「ゼロォォォォオオオオオ!!!」と叫び、果てた。
「次は貴様だ」
ザンダーの口がゆっくりと開く。
そして、すぐさまジェラへと剣を降る。
だが、ジェラとて伊達に傭兵軍団の団長をやっているわけではない。
接近戦には自信がある。
すかさず愛用の武器である鞭を手にし、ザンダーを狙う。
その攻撃をザンダーは剣で防ぐが、鞭が剣に巻きつく。
この鞭はただの鞭ではなく、電流を流すことが可能である。
電撃攻撃が剣を伝いザンダーを襲う。
ザンダーの口が再びゆっくりと、大きく開く。
それは明確な怒りを表現する動作であった。
本来なら武器を捨てての肉弾戦をするのが正しい戦い方なのだろうが、ザンダーは違った。
電気の流れる鞭を片手で直接掴み、力の限りに引く。
「何!?」
それによりジェラはバランスを崩し、地面に倒れこむ。
すかさずザンダーは剣でジェラめがけて剣を叩きつける。
地面を転がりながら避けるジェラだが、いつしかそれも限界を迎える。
無情にもザンダーはそんなジェラにとどめの一撃を下す。
「私も結局はこっち側の存在……か……」
ジェラは最後の瞬間に、自分も滅ぼされる側の存在だったことを嘆いた。
「貰うぞ、お前たちの支給品を」
戦いが終わった後に悠然とザンダーはつぶやく。
二人分の支給品を回収した彼はその場を後にする。
彼は優勝し、ダークザイドを救うことだけを考えていた。
そして、この殺し合いには最大のライバルであるシャンゼリオンが参加している。
奴は普段ふざけているが、その気になればとてつもない力を発揮するため、油断はできない。
ガウザーと手を組み、シャンゼリオンを亡き者にしてやりたいところだが、プライドの高い奴ではそれも叶わないだろう。
よって、ダークザイドの未来のために何かができるのはこの場においては自らだけだ。
そのためにもすべての参加者を殺す……!
そう思った矢先、突如ザンダーの姿が人間、片桐一樹の姿へと変化する。
その現象に戸惑いながらも、すぐさま疑問の解を導き出す。
「この首輪が原因か」
会場にいた頃から忌々しいと思っていたこの首輪だが、制限まで付けられていてはますます邪魔だ。
後ろに立たれるのも気に障ることだが、首輪を巻かれることはそれ以上に苛立たしい。
なんとかして首輪を外さなければと考えるが、今は少しでも人数を減らすことに専念したい。
ダークザイドの姿に戻ることすらタブーならば、一人で勝ち残っていくのは厳しいはずだ。
だとすれば、使えそうな戦士を利用する他ない。
片桐はデイパックが三つあることを不審に思われるのを避けるため、一つにまとめる作業を開始した。
&color(red){【ジェレミア・ゴットバルト@コードギアス反逆のルルーシュ 死亡】}
&color(red){【ジェラ@重甲ビーファイター 死亡】}
&color(red){残り92人}
【1日目 深夜/G-9 草原】
【片桐一樹@超光戦士シャンゼリオン】
【状態】ダメージ少々、ザンダーに2時間変身不可
【装備】ジェラの電磁鞭@重甲ビーファイター
【道具】基本支給品一式×3、ランダム支給品1~3×2とランダム支給品0~1(一つのデイパックにまとめられています)
【思考・状況】
基本行動方針:優勝し、ダークザイドのための世界を作る。
1:利用できる戦士を探す。
2:シャンゼリオンを何としても倒す。
3:首輪をどうにかしたい。
※少なくとも「さらなるライバル」以降からの参戦です。
※人間の姿になった理由を首輪が原因だと確信しています。
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|COLOR(aqua):初登場|片桐一樹|058:[[倫敦、花咲き──]]|
|COLOR(aqua):初登場|ジェレミア・ゴットバルト|COLOR(red):死亡|
|COLOR(aqua):初登場|ジェラ|COLOR(red):死亡|