wavの作成方法




wavの作り方

BMSはFL、Cubase等のDAWから書き出したwavを
BMSファイルを編集するソフトウェア、BMSEで定義、配置して作成します。

このBMSEに定義するwavの書き出し方法には
通常の書き出しと「音切り」の二種類が有ります。



音切り



適当な長さでまとめて切り出した音色やループ素材を
woslicerII、EDISON等のスライサーソフトで連番のWavに分割する機能です。
シンセリード全般、ループ素材、オートメーションを掛けた音色を切る際に有効です。

特にwoslicerIIは高機能なのでドラム以外の大概の音色、
BMSを構成するwavの大半はこちらの音切りで作成する事になると思います。



wav書き出し



叩かせたい音を一つずつ残響音込みでDAWから書き出す(バウンスする)基本的な方法です。
ピアノ、ドラム等の音に向いています。
オートメーションを掛けた音色、ポルタメントを掛けたリードには向きません。

残響音込みで書き出している為に、プレー時にミスしてもぶつ切りになりにくい利点が有ります。
また、ベロシティ、長さが同じ音色の場合は一つのwavを繰り返し配置する事で
bmsファイルのサイズや定義数を節約出来ますが、
ogg圧縮による大容量のBMSが主流の昨今はあまり気にしなくて良いと思います。

wavの終端が0dbになっていないとクリックノイズ(ブチブチ音)が発生します。
残響音を含めて長めにwavを書き出して終端が0dbになるようにしてください。

また、
BGM等で1分を超える長さのwavをBMSEで定義すると解析BMS避けでLR2IRに登録出来ない作品になってしまいます。
長くとも1分以内の長さに収めてください。


最終更新:2012年01月03日 20:09