第五回「スエゾー」

今日もMFLモンスターズの時間がやってきました 第五回目です
今回は「スエゾー」を紹介します
MFLに限らずMFシリーズをやったことがないという方でも
知っている方が多いのではないでしょうか イクゾーじゃないですよ

モンスターファームシリーズほぼ皆勤賞

黄色いボディに大きな目玉 大きな口 なめたり ツバ吐いたり チューしたり
相手のガッツを奪うのが得意なモンスターというのは出演作が変わっても大体同じ

MFLでもその性質は変わらず 金銀パールの キンゾー ギンゾー パールゾーという
色違いモンスターも存在していました はい たぶんそんな感じでした

もはや語る必要もないほどメジャーなモンスターなのですが
MFLではかなりブラックなモンスターでした

スエゾーは MFLサービス開始からさほど経っていない頃実装され
ノラモンには全然効果のないガッツダウンに特化した技や
通常の物理攻撃を弱点を持つなど さほど評価されていなかったのですが
MFL末期 対人でのトーナメントが実装された時 その評価は一転します

とにかくブリーダーに1回 小技をぶつければもう 勝ちが確定する・・・
大袈裟なようですがそんなことはなく 本当にそんな暗黒の時代が到来したのです

というのもこのMFLというゲーム モンスターにはガッツは存在せず
ブリーダーにだけガッツがあるため ブリーダーのガッツを減らしてしまえば
モンスターは技を使うことはおろか まともに移動すらできなくなるのです

MFOのように モンスターだけを直線移動させることもできないので
攻撃を避けることすら困難

反撃しようにもこのスエゾー クイックダウン系の技を持っているので
技の準備中にもう一度クイックダウン もしくはブリーダーさんにガッツダウン技をかます
ブリーダーのガッツ回復速度よりも ガッツダウン技のガッツダウン量の方が上なので
それだけでまた相手は行動不可能になり まず 絶対に 勝てなくなります
絶対ということはないのですが まず無理です 本当です

黄色い目玉の本性はとんでもない厨モンスターで
プレイヤースキルも洗練された能力も必要なく 勝ちをかっさらっていけるので
それはそれは大流行しました

しかしそれは悪いことではないのです 同じルールの中で勝てるように戦うのは
何も悪いことではないのです むしろ推奨されるべきなのです
悔しかったら その高貴なるプライドを捨て 自分もスエゾーを育てればいいのです
そして超簡単にガッツダウン技で対戦相手の血管にダメージを与え勝てばいいのです
それなのにスエゾーやそのブリーダーに文句をいうのは間違っています

そこまでして勝ちたくないという男前は別の好きなモンスター使えばいいのです

とりあえずベニヒメソウよろしく コイツが最強で間違いないよ というモンスターですが
その影響力は対人戦だけに留まりません

というのもこのスエゾー その声のせいで議論を巻き起こしたことがあります
正確に言えば声が怖いのではなく 声を怖いと感じたブリーダーさんがおられて
スエゾーと一緒に遠征したくないなぁ という意思をパーティー募集の欄に書かれた所
お察し下さいということになります

私はこのときからシャイなアンチキショーだったので この「スエゾー禁止コメント」が
 「大豆アレルギーだから大豆食品禁止」「処理が重いから範囲技禁止」
と言うのと何が違うんだろうと思ったりしていて なんだかなぁ という感じでした

そんでもってMFL末期には 「このモンスター限定!」 という
逆に言えば そのモンスター以外全種類禁止するパーティーが乱立して
皆さん好きなモンスターに囲まれて楽しそうにプレイしておられたのですが
今思うと あの種族禁止バッシングは壮絶な前フリだったのかと思うほどです

このモンスターが居るところ必ず争いが起こる ブラックなモンスター

それがスエゾーなのです
最終更新:2011年12月01日 00:54
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。
添付ファイル