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おぜうさまに呼ばれたい
おぜうさまにクズ呼ばわりされたい
笑顔で言われたいね、でもそんな事言われたら俺泣いちゃうからね、泣いちゃうからね本当に
「子供はクズの方がいい」みたいな良く分からない論理があるんだって なんでも、ある程度デキの悪い子供の方が
両親の手をいい意味で煩わせるために家庭内の円満を保つんだってさ 初めて聞いた時コメントに困ったよ
そんなことまで考えないと家族の関係って取り持てないものなのかなと思ってね 中身の無い乾いた笑いしか出なかった
一方のおぜうさまはうんうんと頷いて、なんだか知らないけど深く感心している様子 それってどうなの、と突っ込むか
突っ込まないかという選択が俺に擦り寄ってくるよ だけどおぜうさまが考えてる事はある意味斜め上とも言える事でね
「旦那もだらしないくらいが丁度いいわよね」って言ってきたんだ まあおぜうさまらしいと言うか、また始まったと言うか
はいはい旦那旦那って言って流してやってもいいけどちょっとだけ食いかかるよ 旦那って言うのは俺を示してるとして
どこらへんがだらしないんだ、という事 こればかりはちょっとハッキリさせておかないと行けない気がしてね
おぜうさまに聞いてやる、眉をひそめてね おぜうさまは「何も間違ったことは言ってない」と言いたげな表情で
見せつけるようにくるんと回って見せるんだ 自分でこう言うのも変な話だけど、自分はだらしなさとは無縁の存在だと思ってる
むしろだらしないのはおぜうさまの方なんじゃないかと思わされてしまうよ つい昨日の出来事を目を瞑って思い返してみると
朝も中々起きてくれなくて困ったし、パジャマは脱ぎ散らかしっぱなしだし、こたつから出てきてくれないかと思ったらまた寝てるし
朝ごはんできたよって言ってこたつに頭まですっぽりのおぜうさまを起こそうとしたら俺までこたつに引き込まれそうになったしね
あれ、おぜうさまのお世話をしてると言うよりは「おぜうさまに仕えている」って言った方がわかりやすいような生活だねこれ
そんな事をおぜうさまに伝えたら「ただあなたに甘えてるだけよ、悪い?」という開き直った正当化をぶつけられてしまったよ
悪い、と言いそうになったけども冷静に考えたら全然悪くないよ俺はそういう所に喜びや充実感を感じているんだうふふふふ
論点を勝手にズラしてしまったような気がしたからおぜうさまに俺がだらしないと思う理由を聞いてみることにした
くすくすと笑ってね、手で口元を隠しながら「だって、あなた、我慢しろって言ってもすぐに果てちゃうじゃない?」って言われるの
ああそういう事か、そういう風に言われると何かが折れたような、言葉が返せなくて完全に負けたようなそんな気分に陥るよ
「だらしないというか、情けない?」みたいに口先だけで俺を弄ぶおぜうさま ついついごめんなさいって言っちゃうんだけど
おぜうさまは別に悪い事じゃないって言ってくれるんだ 弄り甲斐がある方がおぜうさまにとっては嬉しいんだって
「手がかかるお花の方がなんとなく愛おしいと思わない?」って言われて妙な納得を感じてしまうんだ
それに対して「そうだねおぜうさまは手がかかるね」って返したら、「そういう事じゃない」って言われて怒られてしまったよ
ごめんねって言いながらもまだまだ手のかかるおぜうさまに水をあげる作業だよ こりゃあ愛おしいね!ね!おぜうさま!
うふふふふふふふ