藤子不二雄Aブラックユーモア短篇集
あらすじ
ひとつミョーな漫画を描いて,人をおもしろがらせてみたい!…という著者が長年かきためてきた怪奇・恐怖漫画の集大成。日常生活の中にひそむ人間の陰の部分に光をあててみた作品群(中央公論新社愛蔵版1巻書籍詳細ページより)
概要
著者のいわゆる“ブラックユーモア短編”を集成した選集。収録作のうち「魔雀」(『
ヤングコミック?』1970年1月13日号掲載)、「無邪気な賭博師」(『ヤングコミック』1972年6月28日号掲載)、「一本道の男」(『ヤングコミック』1973年2月14日号掲載、初出および中公愛蔵版の題名は「盲滅法の男」)の3編が麻雀もの。愛蔵版では2巻『ぶきみな5週間』、文庫版では1巻に3編とも収録されている。
単行本
備考
- 3編とも初出はすべて「藤子不二雄」名義。「藤子不二雄A」の「A」は正確には「○にA」である。
- 文庫版は愛蔵版からのダイジェスト収録で、各巻の構成も変更されている。
- 本書のほかにも、「魔雀」は『藤子不二雄Aのブラックユーモア1 黒イせぇるすまん』(小学館)に、「無邪気な賭博師」「一本道の男(盲滅法の男)」は『藤子不二雄Aのブラックユーモア2 無邪気な賭博師』(小学館)ほか複数の短編集に収録されているが、本項では3編同時に収録されている中央公論社版のみを取りあげた。
最終更新:2011年07月07日 01:04