獏<バク>
あらすじ
どうせ、この世は弱肉強食――。優しさだけでは生きては行けぬ。力のないものは、その牙の餌食に。力のある奴だけが闊歩する権利を持ち合わせているのだ。しかし――ここに、冥府魔道を突き進む、悲しい眼をした一人の少年がいた。獏<ばく>……、人の夢を喰らい生きる獏。これが、その少年の名だった――。(1巻表4より)
獏(ばく)は麻雀を打つ。生き抜くために打つ。一摸一打に、命をかけて打つ。「卓」という、せまい世界の上で行われる「麻雀」という「遊戯」が、とてつもない重みと深みを作り出してゆく。その渦の、まさに真只中で、今日も獏は麻雀を打つ。己れの夢のために、大人の夢を食いながら……(2巻表4より)
単行本
レーベル名 |
出版社 |
判型 |
巻数 |
奥付 |
近代麻雀コミックス |
竹書房 |
A5 |
未完2巻 |
1巻・1983年10月30日初版 2巻・1983年12月30日初版 |
備考
- 1巻巻末には福地泡介?の解説を収録。
- 単行本は14話まで収録。
最終更新:2011年06月12日 03:20