能力
解説
オープン発動でATを自分の山札×2あげ、
勝利時発動で手札にリフェスのカードが2枚以上あれば相手の手札を1枚山札の上に戻すことができるカード。
ステータスは03-30-20-04と、AGI寄りの
基本ステータスにAGI1足りていない。
そのぶんをスキルで補っているカードである。
「相手のカードを山札の上に戻す」能力は、他のTCGでは優秀な能力として語られることが多いのだが、
LHでは
ダメージボーナスの存在があるため、他のゲームほど大きく語られない。
とはいえ、2ドローされるところを1ドローにするため(他のゲームでは1ドローされるところを0ドローにする)、
ある程度は使える能力である。
条件は手札にリフェス2枚とかなり楽。
回復の粉で補わなくても、リフェス多めのファイルなら発動は容易である。
そして、何よりこのカードで目を引くのは、
オープン発動。
AT+山札×2という、なんとも中途半端な数値である。
このユニットと対戦し、ATが1の位まで出て驚いた人も少なくないはず。
(とはいえ、2回殴って勝つ程のATでもHPでもないため、1の位は切り捨てて考えた方がわかりやすい)
LHは30枚のファイルで戦うため、ATの期待値は自身のATを含めると50(20+15×2)。
優勢ならレベル3でAT100をAGI4でたたき出す、計算上は優秀な能力である。
しかし、ALの物語上でもライバル関係にある、
聖光の剣士『ラフィーレ』の存在が立ちはだかる。
AT期待値こそシンシアが勝るものの、相手はレベル3で最大AT120をAGI4先攻でぶちかましてくる。
さらに、ラフィーレは
バルカファ修正のついでにこっそり修正され、GETSP6のときは
オープン火力まで効かなくなってしまった。
お互いにリフェス高GSPを安く勝ちにいけるカード同士なので、かち合うことも少なくない。
(ちなみに、この対決では
バトルコメントが発生する。
このマッチングで
バトルコメントを初めて見た、と言う方も多いのではないだろうか)。
だが、直接対決は先攻持ちのラフィーレ確定勝利。見るも無残である。
対策は
バウンス、
グリモアで焼く、オープン無効化、後攻付加、
プロテクト、
攻撃不可。
好敵手の設定ながら、サポートを仰がなければ必敗の悲しさ……
さらに、先頃の豆まきプレゼントで配られた
光の弓『フィスターア』までもがライバルとして登場。
その両方を止められるため人気が出始めた
剛勇無謀『ヘルキュレイス』でもきっちり止まる。
非優勢に活路を求めても、平均AT50、最高値になる初手で20+(30-5)×2=70と、不安といえば不安なステータスである。
っていうか、非優勢には
夜歩く者『ルザ』がいるじゃないか!
……書いてあることが強そうな割に、採用率がぼちぼち程度に落ち着いている理由がお分かり頂けただろう。
とはいうものの。
序盤に活躍を期待されるデザインのカードであり、序盤にはHPの高いユニットはSP管理上出しづらい。
また、
【真教】が全体的に強化されたため、持ち場が全くないわけではない。
……と言っていたところに、運営から子供の日プレゼントとして3枚配られたため、一気に株が上昇中。
行けるぞシンシア!
ちなみに複製原画も存在し、ユニット自身の人気は割と高い。
カード背景
コンボor必殺コンボ
山札のカードを一気に増やし、シンシアの火力を上昇させる。
コンボと言うよりはシナジーである。
関連ファイル
関連カード
関連用語
収録
第4弾『聖域の魔獣』パック 、第4弾『聖域の魔獣』ボックス 、女性キャラカード、複製原画販売中!
最終更新:2011年05月17日 13:22