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「火災遷移②」(2011/06/14 (火) 07:44:45) の最新版変更点

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 延焼
-延焼の定義&br()下記燃焼拡大の推移が該当
--火災室から他の部位
--火災建物から隣接建物
#region
&blankimg(http://www47.atwiki.jp/kutk2/pub/%89%ce%8d%d0_%96h%89%ce/%89%84%8f%c4.png,width=151,height=71)
#endregion

-延焼要素&br()下記熱伝導の連鎖に因り誘引
--輻射熱
--気体対流
--熱導体
#region
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#endregion

-拡大要因
--可燃物の総量
--燃焼の継続時間
--熱伝導の速度
--付設開口部の状態
--可燃物の量/配置
--区画の構造
#region
&blankimg(http://www47.atwiki.jp/kutk2/pub/%89%ce%8d%d0_%96h%89%ce/%89%84%8f%c4%82%cc%8ag%91%e5%97v%88%f6.png,width=136,height=113)
#endregion

-延焼対策
--特定の建築物における制約&br()各居室の構造に対し規制
---壁
---床
---開口部
--防火区画の密閉に因る防止
---防火設備の開口部開放/密閉性能低下に因り低減
#region
&blankimg(http://www47.atwiki.jp/kutk2/pub/%89%ce%8d%d0_%96h%89%ce/%89%84%8f%c4%91%ce%8d%f4.png,width=213,height=113)
#endregion

 延焼過程/要素
-延焼過程概要
--開口部等防火措置の軽微な部分因り伝播
--延焼対象の未燃部分に着火

-火災の初期
--構成材の延焼に伴う火炎に因る可燃物への着火
--火災室/隣接室間の接炎/熱伝播に因る着火&br()下記要素に伴い誘引
---施工不良
---熱変形
---隙間

-火災の最盛期
--構成材内の熱伝導に因る材料内/裏面への着火
--火災室からの熱放射に因る隣室内可燃物への着火
--火災室開口部からの接炎に因る隣室内可燃物への着火

-防火性能の確定要素&br()性能下限に対し建築基準法に因り規制
--建築物の用途
--規模
--建築費用

 フラッシュオーバ
-フラッシュオーバ概要
--&bgcolor(yellow){特定期}における急激な火災の拡大
---温度が800～1000[℃]迄到達
---火煙が床面迄降下
--&bgcolor(yellow){燃焼過程}における急速な火災の拡大
#region
&blankimg(http://www47.atwiki.jp/kutk2/pub/%89%ce%8d%d0_%96h%89%ce/%83t%83%89%83b%83V%83%85%83I%81%5b%83o.png,width=151,height=70)
#endregion

-フラッシュオーバ遷移
--燃焼に因る空気の天井面下への堆積
--火炎の揺らぎに因り天井材等の加熱分解が加速
--可燃性の分解ガスが充満
--加熱に因りガラスが破損
--空気の流入に因る爆発的な着火

-フラッシュオーバ現象&br()下記要素に因り誘引
--局部から広範囲迄の燃焼拡大
--室内の火炎充満
--急激な温度上昇
--開口部からの火炎の噴出

 等価可燃物
-火災規模の確定要素&br()下記等の可燃物
--火災室
--収納/収容量
---壁
---天井
---床
---間仕切等の下地
---仕上材料
---建具
---家具
---書籍
---衣類
---その他

-&tooltip(等価可燃物){火災荷重}
--各可燃物に対し木材の発熱量として換算