• ヒヒイロカネ、日緋色金

昔、街道の国で採れていた鉱物。現在は鉱脈が枯れているため極少量しか採れない。

  • 通常銅と似たような見た目で採掘されるが、鉄や銅、銀などの不純物が混ざり合うとルビーのような
赤く少し透き通った鉱石に変化する。色合いはピジョンブラッドに近くなる。
変化する前の鉱物と変化後の鉱石は混ざり合うことはない。

  • 加工が難しく、火や熱した油で加工しようとするとすぐに不純物が混ざったり、うまく形成ができなかったり
とまともに加工できないことが多い。
変化する前の状態で加工、形成する場合、日の光でゆっくり温めながら加工し、形成し、自然冷却で冷ます。
日の光で温めている段階で綺麗な布でこするように研磨すると金のような輝きになる。

  • 街道の国ではお守りとしてよく持ち歩かれており、変化前の金色に磨き上げたヒヒイロカネを楕円もしくは円形
型にし、真ん中に不純物を混ぜた赤いヒヒイロカネをはめ込んだ装飾品がよく作られていた。
ピアスやネックレスにして持ち歩く人が多かったようだ。
最終更新:2014年10月23日 00:45