ハイランダー(HIGHLANDER):血の盟約に従う究極の戦士



<説明>
 ハイランドと呼ばれる高地に古の時代より伝わる幻の秘儀と卓越した戦闘技術を修めた戦士、それがハイランダーである。
 戦場においてハイランダーは、味方にとって頼もしい存在であり、敵からも敬意を払われる存在である。
 それはハイランダーは「盟約」を重んじるからである。
 ハイランダーの誇りにかけて交わされた約束は、決して破ることは許されず、自らの命よりも優先されるのである。
 サムライの道が主君に仕えることであるならば、ハイランダーは自ら交わした約束に対して、その身を捧げるのである。
 「善」でもなく「悪」でもなく、「契約」を重んじる。
 高地という過酷な生活環境において、生活の糧を求めて他の土地で傭兵として出稼ぎに赴く者は多い。
 そういった文化背景の元で、いわば最高の傭兵ブランドである「ハイランダー」が「契約」を遵守することは、
 高地で暮らす民全ての生活問題に関わる極めて重要なことなのである。

 生命の流れを制御するハイランダーの秘儀は、伝授の際に肉体を極めて酷使する。それは常人ならば間違いなく死に至るほどである。
 そのため、ハイランダーを志す者は、完全なる肉体を持つことが必要となる。
 また、「盟約」を重んじるハイランダーの名を汚す恐れのある者も伝授を許されない。
 ハイランダーを名乗ることを許された者は、究極の戦士として誇りある戦い方をしなければならないのである。
 もし、「ハイランダーの掟」を破る者が現れた場合は、他のハイランダー達によって粛清がなされるであろう。

<必要条件>
 【体力】、【生命力】、【敏捷度】が種族の最大値

<成長修正>
 【体力】+3、【生命力】+2、【敏捷度】+1

<最大HP>
 1d12+6(+1d12)

<成長ランク>
 Iランク 2レベルになるのに必要な経験値1300点

<戦闘能力>
 白兵戦HL:(Lv÷2+2) 白兵戦MA:(Lv+1)
 射撃戦HL:(Lv÷2+2) 射撃戦MA:(Lv+1)
 体術:<B>

<初期スキル>
 戦闘系2p、剛力系3p、敏捷系1p、巧手系1p、防御系1p、兵法系2p、技術系1p、冒険系1p、学術系1p
 《共通語(読み書き)》2Lv

<Lv上昇時に得られる専門スキルポイント>
 戦闘系+1p、剛力系+1.5p、敏捷系+0.5p、巧手系+0.5p、防御系+0.5p、兵法系+1p、技術系+0.5p、冒険系+0.5p、学術系+0.5p

<転職時初期スキル>
 《共通語(読み書き)》2Lv(修得していない場合)

<転職後、過去の最大レベルを超えるまでにLv上昇時に得られる専門スキルポイント>
 戦闘系+0.5p、剛力系+1p、兵法系+0.5p

<装備制限>
 基本的に全ての武器・防具が使用可能。

<特殊能力>
 ・《ブラッドパクト》と《デスペラートコンバート》は1Lvから使用可能。
 ・《スピリットシールド》と《ハーベスト》は4Lvから使用可能。
 ・《ソウルパクト》は8Lvから使用可能。

 ①《ブラッドパクト》(血の盟約):己の生命力を激しく燃やすことで、瞬間的に爆発的な力を得る。
  ・行動判定の直前に《ブラッドパクト》を用いることで、以下のボーナスを獲得する。
   ・戦闘に関わる1d20判定に「(キャラクターLv÷5)+2」のボーナス。
   ・物理攻撃のダメージに「+キャラクターLv」のボーナス。
   ・ただし、即座に現在HPの10%のダメージを自動的に受ける。
    このダメージはいかなる手段を用いても軽減することはできない。

 ②《デスペラートコンバート》(窮余の変換):生命力を活力へと変換することで、疲労を誤魔化す。
  ・【疲労】Lvの上昇が発生する状況において、〔割り込み〕で《デスペラートコンバート》を宣言することで、
   最大で「キャラクターLv」に等しい値まで、【疲労】Lvの上昇を軽減することができる。
   ・ただし、即座に軽減した【疲労】Lvの2倍のHPダメージを自動的に受ける。 
    このダメージはいかなる手段を用いても軽減することはできない。

 ③《スピリットシールド》(霊気の盾):生命力を霊気の盾として身体に纏い、防御力を高める。
  ・〔行動宣言フェイズ〕に《スピリットシールド》を宣言することで、
   このラウンド中に受けた攻撃によるダメージを「キャラクターLv」に等しい値だけ軽減することができる。
   ・ただし、〔終了フェイズ〕にその効果は失われて、同時に現在HPの20%のダメージを自動的に受ける。
    このダメージはいかなる手段を用いても軽減することはできない。

 ④《ハーベスト》(収穫者):倒した相手の活力を自らのものとする。
  ・倒した相手のLvに等しいHPを即座に回復することができる。
   「倒した」とみなされるのは、以下の場合である。
    ・敵のHPの4分の1以上をハイランダーが削った上で、とどめの一撃を決めた場合。
    ・敵のHPの半分以上をハイランダーが削った場合。

  ※相手を殺して吸血鬼的に生命を吸収している訳ではないことに注意。
   互いに命を賭けて刃を交えることで、ぶつかり合う生命の力。
   それを戦いに勝利することで活力として取り込んでいるのである。

 ⑤《ソウルパクト》(魂の盟約):生命力の流れを支配することで、人間の限界を超えた動きを可能とする。
  ・〔行動宣言フェイズ〕に《ソウルパクト》を宣言することで、このラウンド中、以下のボーナスを獲得する。
   ・戦闘に関わる1d20判定に「(キャラクターLv÷10)+1」のボーナス。
   ・物理攻撃のダメージに「+(キャラクターLv÷2)」のボーナス。
   ・ただし、〔終了フェイズ〕にその効果は失われて、同時に現在HPの20%のダメージを自動的に受ける。
    このダメージはいかなる手段を用いても軽減することはできない。


<めもめも>
 ・旧版ハイランダーは、特殊能力もこれといってない単純な上位戦士的な存在だったのですが、大幅アレンジしました。
  新世界樹のハイランダーが、あんこくw入ってるのをみて、それを参考に(*'-')b スキル名がそのせいで厨二ぽくw
  コンセプトとしては、バーサーカーとは異なり、リスクを計算して戦うリスクアタッカーです。
  HP消費することで攻撃力を大幅に強化できるので、発動のタイミングや仲間の回復呪文のリソースと相談しつつ。
  現在HPの割合消費スキルが多いため、現在HPが減れば減るほど、消費コストは低下していきます。
  当然、その分だけ死亡するリスクが増大するので、使うタイミングが重要になるはずです。
  現在のデータは、とりあえずのアイデア的なものなので、これから本格的に練り上げていきます。

 ・旧版ハイランダーのように戦場で味方の士気を高める、戦争の花形的なクラスは、ウォーロード、ジェネラルみたいな別クラスに!
最終更新:2013年09月16日 13:47