他者を庇う行動

  • 他者を庇って攻撃を防御したり、代わりに自分が攻撃を受けたりするルールについてのまとめ。
 他者を保護するアクションを行う場合、いくつかの条件が必要となる。


 ①保護する相手を行動宣言時に「保護対象」として選択しているかどうか?
  ・「保護対象」とは「他者を庇う」際の共通ルールで、行動宣言時に保護する対象をあらかじめ宣言しておくことである。
   通常は「保護対象」は1体しか宣言できないが、《マルチターゲット》を修得することでスキルLvに等しい数だけ対象を増やすことができる。
   盾役にとって、《マルチターゲット》は、多くの敵を前線で食い止め、多くの味方を守るための基礎的なスキルといえる。

  「保護対象」の最大数=(1+《マルチターゲット》Lv)


 ②「保護対象」として選択していない場合、「庇う」相手を攻撃する相手を【ロック】しているかどうか?
  ・【ロック】を仕掛けている相手からの攻撃対象は自動的に「保護対象」扱いとなる。
   味方の全てを「保護対象」とするのは困難であるため、味方を庇いたくなるような強敵は積極的に【ロック】を仕掛けるのも良いだろう。


 ③射程距離や消費アクション、事前の行動宣言など、使用するアクションの個別条件を満たしているかどうか?
  ・これらは対応する行動によって異なるので、自身のもつ「庇う」行動をしっかりと把握すること。




《庇う》

  • 自分と同じ位置に居る「保護対象」を身を挺して庇う行動。
 スキル修得の必要はなく誰でも選択可能になっているのがポイント。

 《庇う》の手順は以下の通りとなる。

 ①行動宣言時に〔フルアクション〕を消費して《庇う》を宣言する。同時に「保護対象」を宣言しておくのも忘れないこと。
 ②「保護対象」が攻撃を受けた際、同じ位置(0m以内)に居る場合に限り、攻撃を全て代わりに受けることができる。
 ③範囲攻撃を受けた場合、《庇う》を行えるのは「保護対象」1人に対してだけである。
  その場合、「保護対象」は無傷で《庇う》を行っている者のみにその影響が与えられる。
 ④《庇う》を行うと自分のHPが0以下になる場合などは、任意で《庇う》を解除することができる。
  ただし、その場合、同一ラウンド中は《庇う》ことはできない。次のラウンド以降に、再び行動宣言しなおすこと。



《カバー》

  • 味方を保護し、代わりに攻撃を受ける技術。
 《庇う》よりも洗練されており〔メインアクション〕のみの消費で発動できる。
 そのため、同時に〔サブアクション〕による戦闘移動と〔パッシブアクション〕&〔ディフェンスアクション〕による防御が可能となっている。
 更に隣接している味方にも使用可能な点もポイント。

 《カバー》の手順は以下の通りとなる。

 ①行動宣言時に〔メインアクション〕を消費して《カバー》を宣言する。同時に「保護対象」を宣言しておくのも忘れないこと。
 ②「保護対象」が攻撃を受けた際、前後1m以内に隣接する場合に限り、攻撃を全て代わりに受けることができる。
 ③範囲攻撃を受けた場合、《カバー》を行えるのは「保護対象」1人に対してだけである。
  その場合、「保護対象」は無傷で《カバー》を行っている者のみにその影響が与えられる。
 ④《カバー》を行うと自分のHPが0以下になる場合などは、任意で《カバー》を解除することができる。
  ただし、その場合、同一ラウンド中は《カバー》を行うことはできない。次のラウンド以降に、再び行動宣言しなおすこと。

 ※《ランパート》を修得することで、有効範囲が前後(1+《ランパート》Lv)mとなる。



《エスコート》

  • 味方への攻撃を防御しつつ戦闘を行う護衛技術。
 行動宣言の必要なく隣接する味方への攻撃を〔ディフェンスアクション〕で防御可能になる。
 《庇う》や《カバー》とは異なり行動宣言と事前のアクション消費の必要がなく、
 さらに自身が代わりに被弾する行動ではないところもポイント。
 そのようにリスクが少ない分、対応する〔ディフェンスアクション〕をしっかり育てておく必要がある。

 《エスコート》の手順は以下の通りとなる。

 ①《エスコート》は行動宣言しておく必要はないが、「保護対象」を宣言しておくのを忘れないこと。
 ②「保護対象」が攻撃を受けた際、前後1m以内に隣接する場合に限り、〔ディフェンスアクション〕を消費した行動を用いて守ることが可能となる。
  ただし、《ブロック》《ガード》《パリィ》のみが使用可能であり、他の〔ディフェンスアクション〕を使用することができない。
 ③範囲攻撃を受けた場合、《エスコート》を行えるのは「保護対象」1人に対してだけである。
  加えて、味方に《エスコート》を行うと、自身への攻撃に対しては〔ディフェンスアクション〕を用いることはできない。

 ※《ランパート》を修得することで、有効範囲が前後(1+《ランパート》Lv)mとなる。



《ミサイルカバー》

  • 射線上に割り込んで遮蔽物となり、味方への射撃やブレスによる攻撃を妨害する技術。
 魔術師などの防御性能に難のある後列の仲間を遠距離攻撃から守るために使用する。
 得られるボーナスが極めて高いため、後方で待機する仲間が居る場合は有用なスキルである。

 《ミサイルカバー》は以下の手順で行う。

 ①行動宣言時に《ミサイルカバー》を宣言する。同時に「保護対象」を宣言しておくのも忘れないこと。
 ②「保護対象」が射撃やブレスによる攻撃を受けた際、攻撃側と「保護対象」の間に自身が位置している限り、ACに-8、レジスト判定に+8のボーナスを与える。
  加えて、その味方に対する攻撃に対して、《カバー》《エスコート》が可能となる。 
 ③範囲攻撃を受けた場合、《ミサイルカバー》を行えるのは味方1人に対してだけである。
 ④なお、攻撃側が望むならば攻撃目標を「保護対象」から《ミサイルカバー》を行っている者に変更してもよい。



《エリアカバー》

  • パーティーが魔法やブレス等のダメージを与える範囲攻撃に襲われた際に、素早く前に出て代わりに受け止め、後方にいる仲間への被害を抑える技術。
 仲間を襲う範囲ダメージ攻撃を軽減する強力なスキル。
 《エリアカバー》は以下の手順で行う。

 ①行動宣言時に、〔ディフェンスアクション〕1回分と「保護対象」1体分を消費して、《エリアカバー》を宣言する。
  これで同一ラウンド中に《エリアカバー》を1回だけ発動させることができる。
  複数回の《エリアカバー》を発動待機させたい場合は、あらかじめ、その回数分のコストを消費しておくこと。
 ②パーティーが範囲ダメージ攻撃を受けた際、まず、本人がその攻撃に対して、レジストを行う。
 ③レジストに成功すると、仲間への範囲攻撃のダメージを(1+スキルLv×2)×10%軽減することができる。
 ④レジストに失敗しても、仲間への範囲攻撃のダメージを(スキルLv)×10%軽減することができる。
 ⑤ただし、《エリアカバー》による被ダメージ軽減の対象となるのは、
  攻撃側から見て《エリアカバー》を行ったキャラクターの後方(同じ位置もOK)に位置する者に限られる。 
 ⑥《エリアカバー》を実際に発動させると、【疲労】Lvが+2される。
  発動待機の段階では【疲労】の増加は発生しない。

 ※本人には《エリアカバー》のダメージ軽減のボーナスは得られないことに注意。ただし、同時に他の〔ディフェンスアクション〕を行って自らへのダメージを緩和させてもよい。



<めもめも>
 ・とりあえず、解りづらいルールぽいのでまとめページを(*'-')
 そのうち、NPCつかってキャラチャ風チュートリアルぽいのをつくってみまふ。 
最終更新:2013年09月03日 19:47