『カオスシード』


<基本設定>

  • カオスシードは「混沌」に属する神「闇に嘲笑するもの」がもたらした、「自らの欲望を具現化させる力」を秘めた結晶体である。
 世界に撒かれた「混沌の種」、これがカオスシードの名前の由来となっている。
 ただ、「混沌」=「悪」という訳ではない点には注意が必要である。「混沌」自体は、様々な「変化」や「進化」をもたらす力であり、
 「自らの欲望」は言い換えれば「自らが望む夢や願い」であり、自分がこうありたいという「希望」なのである。

  • カオスシードの誕生は、500年前の魔神戦争の時代まで遡る。
 主神レプロスがこの地に降臨する際に持ち込んだ「創造の宝珠」の欠片がカオスシードである。
 「闇に嘲笑するもの」の策略により、一方的な条件をつきつけられて光の神々は休戦協定を結ぶこととなった、その条件の1つが「創造の宝珠」の譲渡である。
 そして、「創造の宝珠」は砕かれ、その欠片は世界中に撒き散らされることとなる。
 その理由は、「人間の本質を見定める」ことである。自らの欲望を叶える力を手に入れた者がどのような行動をとるのか?
 「人間の本質とは善なのか?悪なのか?人間自身に全てを委ねてみようではないか?」この賭けが休戦協定の条件の2つ目となっている。

 ・なお、「創造の宝珠」も宇宙創成の魔筆である「コズミックフォージ」が変化して分割された姿である。
  「コズミックフォージ」は正しい場所で正しく用いられない限り、願いを叶えると共にその願いにふさわしい「報い」をもたらす。
  その「報い」は、たいていの場合、使用者の願いを皮肉めいた形で歪めて叶えることが多い。 


  • がせWIZキャンペーン中で、カオスシードによる影響を受けた事例は以下のようなものがある(後ほど、追加予定)。

 ・マリエル・ゴールドヴァレーが短期間で成長する間に、急速に様々な知識を獲得する能力を具現化させた。
  ・ホムンクルスとして生み出された彼女は、培養液に満たされた水槽の中で生活する幼年期に、外の世界を渇望していた。
   その外の世界に関する好奇心や知識欲が、カオスシードの力を引き出して人並み外れた記憶能力を彼女へと与える。

 ・コモドラゴン(コモ村の沸騰谷に生息する巨大なトカゲ。毒を持ち、蒸気を吐く。)の「ブラッディ・ブラッキー」と呼ばれる固体がカオスシードの力で巨大化。
  通常の固体よりも圧倒的な戦闘力を得る代わりに凶暴化して、同種の仲間を次々と襲って共食いしていく。

 ・ポルト村のチャナッパ草を育てている畑に埋まっていたカオスシードの影響で、通常のウサギが凶暴化してヴォーパルバニーに「変質」した。
最終更新:2013年06月14日 23:21