◇クリティカルヒット◇
・命中判定で、1d20の値が「クリティカル率」以下の際に、強力なクリティカルヒットが発生する。
この際、装備している武器によって様々なボーナスが得られる。
基本的に攻撃を強化する「アタッククリティカル(Aクリ)」1つ+状態異常を付与する「バッドステータスクリティカル(Bクリ)」1つを選択できる。
基本的なクリティカルヒットの効果は以下のようなものである。
<アタッククリティカル(Aクリ)>
(A1)『?倍』
・ダメージ決定時のダイスロールのダイス目を?倍できる。
武器の固定ダメージ、STR、スキル等の修正は含まない。
(A2)『最大』
武器のダメージをダイスを振らずに最大値にできる。
(A3)『追加』
・さらに、追加の攻撃を1回行うことができる。
※短剣に分類される系統の武器は、<特殊効果>でも「追加」を選択可能となっている。
<攻撃強化>と<特殊効果>の両方で「追加」を選択することにより+2回の追加攻撃を行うことが可能である。
(A4)『BS命中』 ※攻撃手段に関わらず、選択可能。
・攻撃に付与されている状態異常の命中率を強化する。
Bクリの効果として付与されたBSと、それ以外の効果で発生したBSの場合で内容が変化する。
(1)Bクリの効果として発生したBSの場合
・対象はBSに対するレジスト判定に「攻撃側のキャラクターLv」に等しいペナルティを受ける。
(2)それ以外の効果で発生したBSの場合
・対象はBSに対するレジスト判定に-4のペナルティを受ける。
(A5)『BS強化』 ※攻撃手段に関わらず、選択可能。
・攻撃に付与されているBSのLvを1段階強化する。
・Lvが存在しないBSには効果がない。
<バッドステータスクリティカル(Bクリ)>
(B1)『出血』
・刃により深い裂傷を与えて、相手を激しく出血させる。
・対象はVR判定を行い、失敗すると
【出血】1Lvとなる。
なお、
【出血】状態の対象に、さらに「出血」攻撃をすることで、
【出血】Lvが累積される。
(B2)『貫通』
・武器が深く突き刺さり、相手に深手を与える。
・ERによるダメージ軽減を無視してダメージを与える。
さらに対象はVR判定を行い、失敗すると
【重傷】1Lvとなる。
(
【重傷】状態のキャラクターは、あらゆる1d20判定に
【重傷】Lvに等しいペナルティを受ける。)
なお、複数の武器が「貫通」すると
【重傷】も累積していき、1d20判定へのペナルティも累積していく。
(B3)『遅延』
・この攻撃を受けた相手は、重い打撃によって強い衝撃を受けて、続く自身の行動にペナルティを受ける。
・対象はSR判定を行い、失敗すると
【スタン】状態となる。
ただし、判定に成功しても強い衝撃から、このラウンドのINIが0扱いとなる。
既にこのラウンドの行動を終えている場合は、次のラウンドのINIが0となる。
※
《ビートダウン》を修得していると、相手のレジスト判定に-4のペナルティが発生する。
(B4)『武装』
・対象が攻撃を行っている腕や、手にしている武器そのものを狙った攻撃。
腕を狙う場合と、武器そのものを狙う場合で内容が変化する。
(1)対象の腕を狙う場合
・対象はSR判定を行い、失敗すると
【腕壊】1Lvとなる。
(
【腕壊】状態のキャラクターは、腕を用いる1d20判定とダメージ判定に
【腕壊】Lvに等しいペナルティを受ける。)
(2)対象の武器を狙う場合
・対象はSR判定を行い、失敗すると装備している武器を落としてしまう。
武器の落下場所は、対象の1d6m後方となる。
※
《ディサーム》を修得していると、相手のレジスト判定に-4のペナルティが発生する。
(B5)『劣化』
・強い衝撃が相手の防具、装甲にダメージを与えて破損、劣化させる。
・対象はSR判定を行い、失敗すると装備している防具に合計で
【劣化】2Lvを割り振ることになる。
成功した場合でも、装備している防具1つに
【劣化】1Lvが適用される。
(
【劣化】1LvにつきAC+1のペナルティ。応急修理することでペナルティは打ち消される。)
※相手が完全に防具や装甲を用いてない場合は装甲の概念を適用しづらいため、代わりに
【重傷】1Lvを与える。
(B6)『後退』
・この攻撃を受けた相手は重い一撃により後へと吹き飛ばされる。
・「後退」を受けた対象はSRとVRのダブル判定を行う。
・どちらか1つの判定に失敗すると、
【よろけ】状態となって、1m後ろに吹き飛ばされる。
この際、吹き飛ばされた相手から
【ロック】されていた対象は全て解除される、加えて同一ラウンドに
【ロック】を行うことはできない。
・吹き飛ばされた先に他のキャラが居る場合、そのキャラと衝突する。
複数のキャラクターが存在する場合はランダムで対象を1体選択する。そのキャラクターはSR判定を行い、失敗すると、
【よろけ】状態となる。
・両方の判定に失敗すると強い衝撃によって
【スタン】状態となり1イニング分の行動を失う。
さらに
【転倒】状態となって、1~3m後ろに吹き飛ばされる。吹き飛ばしの距離は攻撃側が決定して良い。
この際、吹き飛ばされた相手から
【ロック】されていた対象は全て解除される、加えて同一ラウンドに
【ロック】を行うことはできない。
・吹き飛ばされた先に他のキャラが居る場合、そのキャラと衝突する。
複数のキャラクターが存在する場合はランダムで対象を1体選択する。そのキャラクターはSR判定を行い、失敗すると、
【転倒】状態となる。
(B7)『朦朧』
・相手の頭部等を強打して、一時的に意識を失わせる。
・対象はVR+2の判定を行い、失敗すると
【朦朧】状態となる。
この判定の失敗度が-4を上回ると
【気絶】状態に陥る。
※
《スタンブロウ》を修得していると、相手のレジスト判定に-4のペナルティが発生する。
(B8)『転倒』
・相手の足を払って、転ばせる。
・対象はAR判定を行い、失敗すると
【転倒】してしまう。
※
《トリップ》を修得していると、相手のレジスト判定に-4のペナルティが発生する。
(B9)『拘束』・・・BS【拘束】が完成してから修正。
相手に武器が絡みついて身動きを封じる。この攻撃を受けた相手は、AGI・RESチェックを行い、失敗すると「拘束」状態に陥る。
(B10)『ダメージ強化』 ※攻撃手段に関わらず、選択可能。
・BS付与の代わりにダメージを強化する。
・(使用している武器の最大ダメージ÷5)+1点の追加ダメージボーナス。
(B11)『気絶』 ※《キリジュツ》を修得すると選択可能。
・鋭い一撃で気脈を絶つことにより、相手を昏倒させる。
・対象はSR判定とVR判定とAR判定の中から高いもの2つを用いてダブルチェックを行う。
このダブルチェックの両方に失敗すると
【気絶】状態となる。
1つでも成功した場合は何の効果を発揮しない。
(B12)『即死』 ※《キリジュツ》2Lv以上で選択可能。
・相手の首を刎ね飛ばしたり、急所を突くことによって一撃で絶命させる。
・対象はSR判定とVR判定とAR判定のトリプルチェックを行い、全て失敗すると
【死亡】状態となる。
<めもめも>
・さらにクリティカルに関するルール変更を進めてみました。おそらく、根幹部分の変更はこれで最後のはず!
・まず、クリティカルによる状態異常と部位狙いアタックオプションのルールを基本的に同じものにまとめました。
(例外的に剛力系の《ビートダウン》のみ、ダメージによるペナルティのままとしました。)
Aクリ(BS命中)+Bクリ(状態異常)=部位狙いアタックオプション の成功率になってます。
・名称変更したAクリのAは「Attack」の「A」、BクリのBは「Badstatus」の「B」です。
「攻撃強化」と「特殊効果」よりも呼びやすいかなとw
・「貫通」による【重傷】や、「劣化」による【劣化】も無条件ではなく、レジスト判定が追加されました。
・キリジュツによる「気絶」と「即死」のルール変更も、「キャラクターLv」をペナルティとする上での統合のためです。
個別に独自のペナルティ修正計算するのを避けるため+レジスト不可能の状況を避けるべくこんな形に。
・あとは装備による自動クリティカルや任意クリティカルのルールかにゃ?
ここから先は前のルール変更案めもめも。明日、さらに作業すすめよう( ´O)η
<各武器のクリティカル効果案まとめ>
短剣 :(3倍/追加)+(追加/出血/貫通/武装)
片手剣:(2倍/追加)+(出血/武装/後退)
両手剣:(2倍/追加)+(出血/劣化/武装/後退)
※ソード類は「追加」が<攻撃強化>枠になったことが弱体要素。
その代わり、「出血」「後退」を片手剣から追加。両手件には「出血」「劣化」を追加。
斧:3倍+(出血/劣化/後退)
※斧類は破壊力がウリ。武器特性のWクリティカルもあるので、爆発力も大。
槍:2倍+(貫通/武装/後退)
※槍類の基本はコレ。ポールアームの形状が多岐にわたるので、武器ごとに対応。
足元を払う攻撃で「転倒」、武器の長さを生かして相手の移動を封じる「鈍足」あたりもいいかも?
棍棒 :最大+(遅延/後退/朦朧)
杖 :(最大/追加)+(武装/後退/朦朧)
鎚矛 :最大+(遅延/劣化/後退/朦朧)
戦槌 :2倍+(遅延/劣化/後退)
大金槌:2倍+(遅延/劣化/後退/朦朧)
※棍棒類は破壊力が弱め。ただし、専用ともいえる「遅延」「朦朧」がウリ。
<クリティカルヒット系スキル>
・クリティカルヒットの効果を高めるスキル郡(適用された内容は削除済み)
新《ダブルアタック》
・「追加」使用可能な武器の場合は、追加攻撃の命中判定に+4、CH率+1のボーナス。
「追加」がない武器でも<攻撃強化>で「追加」を選択可能に。
あとは「劣化」対応のスキル作るかどうか、かなあ。《アーマーブレイク》あたりか。
「出血」「貫通」「拘束」は武器形状への依存度が高いのでボーナススキルは無しで。
最終更新:2014年03月03日 01:15