◇兵法とTPについて◇

 ・兵法系スキルを修得しているキャラクターは、TP(タクティカル・ポイント)を消費して、戦局を優位に展開させることができる。
 TPは、キャラクター個人のポイントではなく、パーティ全体の共通ポイントとして用いる。 


<TPの獲得>
 ・TPを獲得する手段としては以下の5つの手段がある。

  ①戦闘が開始して、最初の〔兵法フェイズ〕のみ「1+(《ストラテジィ》Lv×2)点」獲得することができる。
   ※《ストラテジィ》修得者が複数居る場合は最大Lvのみ適用(暫定ルール)。 

  ②「イニシアチブロール」を行った際に、1d10のダイス目が低いとTPを得るチャンスとなる。
   ・1d10の結果が(現在のTP+《タクティクス》Lv×3)以下の場合、TPを1点獲得できる。
   ・TPが0以下の場合でも、1d10の出目が1の場合はTPを1点獲得できる。
   ・《マニューバ》を修得している場合に限り、1d10の結果が(現在のTP+《タクティクス》Lv×3)の半分以下の場合、TPを2点獲得できる。

  ③〔メインアクション〕の「状況の観察」を行うことで、TPを1点獲得することができる。
   ただし、同じPTに属する複数人が「状況の観察」を行っても、TPを得られるのは最初の一人分だけである。

  ④GMの設定した戦闘MAP上の重要ポイントを確保すると、TPを獲得することができる。
   ・後ほど参考例を追加します。

  ⑤GMの設定した条件をクリアすると、TPを獲得することができる。
   ・後ほど参考例を追加します。


<陣形について> 
 ・「兵法フェイズ」にTPを消費して「陣形」を発動することができる。
  「陣形」の効果は、宣言した瞬間から同じラウンドの〔終了フェイズ〕まで有効。

 ・「陣形」を発動するためには、兵法系《フォーメーション》を修得して、使用可能な陣形スキルを選択する必要がある。
  《フォーメーション》1Lvにつき、陣形スキルを2つ選択することができる。

 ・陣形スキルを修得しているキャラクターが複数居る場合、同時に異なる複数の「陣形」を発動させることができる。
  ただし、1人のキャラクターが受けることのできる「陣形」の効果は選択した1種のみに限定される。
  もちろん、この場合のTPは発動させた複数の「陣形」のコスト分だけ消費される。

 ※陣形の「割り込み」強化
  ・既に発動している陣形に限り、同じラウンド中であれば任意のタイミングで、追加コストを支払ってレベルを強化することができる。
   実際の運用においては、とりあえずTP1消費の1レベル防御陣形などで様子をみておいて、
   強烈な攻撃がパーティを襲った際に「割り込み」でレベルを上げて対抗することができる。


<速攻・移動系>

 《サドンアタック》(急襲)
  ・相手の不意をついて迅速かつ大胆な攻撃を行う陣形。

《ブリッツ》(電撃戦)
  ・敵陣の前衛を突破し、後衛に打撃を与える陣形。

《ディプロイメント》(散開)
  ・散開して、敵の範囲攻撃や射撃攻撃に備える陣形。

 《リトリート》(撤退) 
  ・総力で撤退を行う陣形。


<攻撃重視系>

《アサルト》(強襲)
  ・真っ向から全戦力をもって攻撃を行う陣形。

 《オンスロート》(猛攻)・・・アサルトと方向性が被っちゃってるので、完全に変更するかも?
  ・自軍の防御を捨てて、激しく相手を攻めたてる超攻撃的な兵法。

《サトゥレーション》(集中攻撃)
  ・敵1体に目標を定めて、集中攻撃を加えて撃破する陣形。

《シージ》(包囲戦)
  ・敵を包囲して、四方八方から攻める陣形。


<防御重視系>

《ファランクス》(密集防御)
  ・密集隊形の方陣で、味方同士が互いに防御を固める陣形。

《サークル》(防御円陣)
  ・防御対象を決定し、円陣で保護する陣形。

《ビシージ》(籠城戦)
  ・有利な地形に立てこもり、長期戦に持ち込んで敵の疲弊を誘う陣形。

 《ラストディッチ》(背水の陣)・・・連発できないように、使用制限を加えるか?
  ・自軍の退路を自ら断つことにより、決死の覚悟で戦いに臨む陣形。



<TP消費によるダイスの振り直し> 
 ・TPを2点消費することにより、ダイスの振り直しを行うことができる。
  ただし、2回目のダイス振りなおしはTP3点消費、3回目のダイス振りなおしはTP4点消費とコストが+1ずつ上昇する。
  この使用回数はPT全体で共通のものである。
  そして、使用回数によるコスト上昇は1回の戦闘の間のみ継続され、次の新たな戦闘の際にはリセットされる。
 ・《チャンス》を修得しているキャラクターはTPの消費量が1点減少する。

<TP消費による被ダメージの減少> 
 ・TPを3点消費することにより、受けたダメージを半減することができる。
  ただし、2回目のダイス振りなおしはTP4点消費、3回目のダイス振りなおしはTP5点消費とコストが+1ずつ上昇する。
  この使用回数はPT全体で共通のものである。
  そして、使用回数によるコスト上昇は1回の戦闘の間のみ継続され、次の新たな戦闘の際にはリセットされる。
 ・《ダメージコントロール》を修得しているキャラクターはTPの消費量が1点減少する。





<めもめも>
 ・1つのパーティに《タクティクス》《ストラテジィ》修得者が複数いた場合のボーナスをどうするか?
  とりあえず、今回は最大レベルのみ有効でルール作成を進める。後程、調整予定。
 ・残りの「陣形」スキルの効果が悩むところ(ー∇ー;)
  ・《オンスロート》を集中攻撃の逆で、攻撃目標をばらけさせると高いボーナスが得られるようにするか?
  ・《サドンアタック》は、先制能力+迂回による伏兵の効果?
  ・《ラストディッチ》は使用した次のシナリオは使用不可。で、高めの効果を?
  ・《リトリート》は被害を抑えつつ撤退するモードと、一目散に全力で逃げるモードあたりかな?
最終更新:2014年03月19日 01:27