ER(属性抵抗)
- ACとは別にダメージを緩和するファクターとして、属性抵抗(エレメント・レジスタンス:略称はER)が存在する。これは、命中してしまった攻撃のダメージを緩和する防御能力値であり、装備している防具や修得しているスキルによって求められる。ただし、魔法的な防御要素であるため、ERの上昇は安易には望めない。ERによるダメージ緩和のルールは以下のようになる。
①対応する属性の攻撃を受けた場合、レジスト判定があるのならば、ER+1につきレジストに+1のボーナスを得る。
②対応する属性の攻撃を受け、ダメージを受けた場合、ERに等しいダメージを軽減することができる。
①と②の効果は重複し、レジスト判定があるダメージ攻撃を受けた場合は、まずダメージを①のボーナスを得てレジスト判定を行ってダメージの減算処理を行ってから、さらに②のボーナスを得てダメージを軽減することができる。ERによるダメージ軽減処理は最終的なダメージに対して行われる。
<例1>:炎へのER+2を持つキャラクターが、5レベル術者によるマハリト(ダメージは4d6+5で、結果21点)を受けた場合、まずER+2によるレジストボーナス+2を得てレジスト判定を行う。これに成功すると受けるダメージは10点に半減。そこから更にERの数値2点のダメージを軽減し、最終的に受けたダメージは8点になる。
EPが+数値の場合、ボーナスとして適用されるが、マイナス数値の場合は弱点として適用され、上記とは正反対のペナルティを受けることとなる。つまり、ER-1ごとにダメージが+1増加。加えて、ER-1につきレジストに-1のペナルティを受ける。
属性の分類について <<現在、ERそれぞれのバランスを考えて、再調整中。>>
- 属性は、以下の12種から成り立っている。<単一属性><混合属性>等の分類は概念的なものであり、ルール的に互いの数値が干渉しあうことは無い。
<単一属性>:全てのものの基礎となり、根幹となる力。特に「火」「水」「土」「風」は物質の構成要素である四大元素として扱われる。
「火」:火の精霊に属する力。活発、攻撃、破壊のイメージ。
炎や高熱、爆発によるダメージが、ここに分類される。
BS(「炎上」)
呪文(炎のダメージ呪文、STRに関わる呪文)
「水」:水の精霊に属する力。生命力、循環のイメージ。
酸、激しい水流によるダメージが、ここに分類される。
BS(「麻痺」、「金縛り」、「吸精」「脱力」「病気」)
呪文(疲労回復、状態異常回復系の呪文、生命力を奪う呪文、麻痺を与える呪文、動きを止める呪文)
「土」:大地の精霊に属する力。安定、堅固、圧力のイメージ。
岩石や地震によるダメージ、打撃武器や格闘による物理的ダメージが、ここに分類される。
BS(「重圧」「石化」)
呪文(VITに関わる呪文、物理防御に関わる呪文)
「風」:風の精霊に属する力。迅速、自由、翼のイメージ。
疾風、竜巻、鎌鼬によるダメージ、酸欠による即死攻撃が、ここに分類される。
BS(「沈黙」)
呪文(風のダメージ呪文、大気に関わる呪文、AGIに関わる呪文)
「聖」:聖は法の力。光、誕生、浄化のイメージ。光が影を生み出すように、聖と魔は表裏一体であり同じ力を源とする。
他に分類されない純粋な魔力が、ここに分類される。
BS(「閃光」)
呪文(神聖な力、光に関する呪文、魔法に対抗する呪文、蘇生呪文。)
「魔」:魔は混沌の力。闇、死、汚染のイメージ。光が影を生み出すように、魔と聖は表裏一体であり同じ力を源とする。
他に分類されない純粋な魔力が、ここに分類される。
BS(「闇霧」「盲目」)
呪文(混沌の力、闇に関する呪文、情報に関する呪文、即死呪文。)
「心」:精神に属する力。
精神に作用するダメージがここに分類される。
BS(「朦朧」「睡眠」「恐怖」「混乱」「恐慌」「魅了」「憎悪」)
呪文(精神に作用する呪文)
<混合属性>:精霊の力が交わることにより生まれた属性。
「雷」:「風」と「火」が融合して生まれた力。瞬間、精密のイメージ
電撃、火花によるダメージが、ここに分類される。
BS(「ショック」、「スタン」)
呪文(雷のダメージ呪文)
「木」:「地」と「水」が融合して生まれた力。成長のイメージ。
大地と水のもたらす活力に関する力、それと反する体を蝕む毒、あとは木々を操る呪文が、ここに分類される。
BS(「毒」)
呪文(傷を治す呪文、毒のダメージ呪文)
「氷」:「水」と「風」が融合して生まれた力。停止、死のイメージ。
冷気、凍結によるダメージ、生命活動を停止させる死の呪い、がここに分類される。
BS(「凍結」)
呪文(氷のダメージ呪文)
「金」:「火」と「土」が融合して生まれた力。自然を傷つけるもの、物理的、人工的なもののイメージ。
刃による物理刺突ダメージがここに分類される。
BS(「重傷」「出血」)
呪文(「金」は呪文とは相反する存在であるため、ほとんど存在しない。)
<”無”属性>:4大元素の力が溶け合った究極の属性。
「無」:4大元素の全ての属性を複合して成り立ち、かつ、それらの影響を受けない独自にして唯一の属性となっている。アリクスによるダメージがここに分類される。「無」属性は究極の属性であり、ERは存在しない。
<複合属性の扱いについて>
・「無」属性を含めると12種に分類される属性であるが、その中に分類することのできない同時に複数の属性が複合した要素を持つ攻撃も存在する。例を挙げれば、炎をまとった魔法の剣による攻撃は、高熱による「火」属性と剣そのものの斬撃による「金」属性を合わせ持つし、ハダルニによる尖った氷の飛礫(つぶて)は、氷の低温による「氷」属性と尖った飛礫の衝撃による「土」属性を合わせ持つ。このように2種以上の属性が複合した場合は以下のように表記する。
<「A」「B」↑>
「A」と「B」のうち、防御側にとって有利なERの数値を用いて、ダメージを緩和する。
<「A」「B」↓>
「A」と「B」のうち、防御側にとって不利なERの数値を用いて、ダメージを緩和する。相手の弱点を突くタイプの複合属性である。
<「A」「B」+>
「A」と「B」のERを合計した値を用いて、ダメージを緩和する。そのため、防御側のERの影響を強く受ける。通常はERによる防御効果を二重に受けるため効果が減ぜられることが多いが、弱点属性が重なった場合は劇的な効果を発揮するだろう。
<めもめも>
+
|
... |
<魔術師呪文>
「火」7/7「水」0/0「土」7/5「風」7/3「聖」8/2「魔」17/3「心」5/7「雷」6/6「木」0/0「氷」6/6「金」0/0「無」0/1
1レベル呪文
ハリト(火/火)、トルツ(風)、バフェロ(風)、フェロ(土/土風↓)、コルドゥ(魔)、デュマピック(魔)、ニグレフ(土)、カティノ(心/心)、ゲネス(心/心)
2レベル呪文 モリフォ?
メリト(雷/雷)、モリフォ?(雷/雷)、リグレフ(火/火)、フィスグレフ(聖)、ハダルニ(氷/氷土↓)、バトルツ(風)、ディルト(魔)、モグレフ(土)、ボラツ(心/心)
3レベル呪文
モリト(雷/雷)、マハリト(火/火)、コルツ(聖)、ダルグレフ(氷/氷)、マトルツ(風)、ノルドゥ(魔)、ソコルフィック(魔)、モーリス(魔/心)、カンティオス(心/心)
4レベル呪文
ツザリク(魔/聖魔↑)、フォリト(雷/雷)、ラハリト(火/火)、マリグレフ(火/火)、ダルト(氷/氷)、ラトルツ(風)、リトフェイト(風)、メロール(魔)、ロクド(心/心)
5レベル呪文
マフォリト(雷/雷)、ハリオスト(火/火)、バコルツ(聖)、パリオス(聖)、マダルグレフ(氷/氷)、マダルト(氷/氷)、マフェロ(土/土風↓)、ヴァスカイア(魔/魔)、ソコルディ(魔)
6レベル呪文 ロカラ?
ロカラ?(土/土)、ラザリク(雷/雷)、マコルツ(聖)、ジルワン(聖/聖)、ラダルト(氷/氷)、ティルリトフェイト(風)、ハマン(魔)、マモーリス(魔/心)、マモグレフ(土)
7レベル呪文 バフェピック? フィクフィシト? マソコルディ削除?
ティルトウェイト(火/火)、ラコルツ(聖)、マバコルツ(聖)、フィクフィシト(魔/無)、バフェピック(土/土風↓)、マロール(魔)、マハマン(魔)、マソコルディ(魔)、マウジウツ(魔/魔)
<僧侶呪文>
「火」4/3「水」9/5「土」5/0「風」4/4「聖」16/6「魔」11/6「心」5/0「雷」1/0「木」6/0「氷」1/0「金」0/0「無」0/0
1レベル呪文 バディオス?
バディオス?(水/水)、ディオス(木)、カディ(水)、コルドゥ(魔)、バミルワ(魔/魔)、ミルワ(聖)、カルキ(土)、ポーフィック(土)、カルピック(聖)
2レベル呪文 マニフォ?
マニフォ?(水/水)、ディアルコ(水)、カルディ(水)、カカル(心)、カンディ(魔)、マツ(土)、モンティノ(風/風)、カツ(心)、カルフォ(魔)
3レベル呪文 バディアル?
バディアル?(水/水)、ディアル(木)、ラテュモフィス(水)、ラテュマピック(魔)、ロミルワ(聖)、バモーリス(聖)、バダルツ(氷)、バマツ(土)、バリツ(火)
4レベル呪文 バディアルマ? マカルピック?
バディアルマ?(水/水)、ディアルマ(木)、カディドール(心)、コルフィス(聖)、リクロス(心)、バフォリツ(雷)、マポーフィック(土)、バリコ(風/風)、マカルピック?(聖)
5レベル呪文
バディ(魔/聖魔↑)、ディ(聖)、マディアル(木)、ラニフォ(水/水)、リトカン(火/火)、バモルディ(魔)、モガト(聖)、ラカルキ(聖)、ロルグレフ(聖/聖)
6レベル呪文
ラバディ(魔/聖魔↑)、マバディ?(魔/聖魔↑)、マディ(木)、マリクロス(心)、ハリリク(火/火)、カカメン(火/火)、ロルキ(聖)、ロルト(風/風)、ロクトフェイト(聖)
7レベル呪文 カドルト? ディオスドールの代わりの呪文。
カドルト(聖)、バカディ(魔/聖魔↑)、ラディアル(木)、マリクト(魔/聖魔↑)、ラカルオス(聖)、マバリコ(風/風)、リセツト(聖)、イハロン(聖)、ディオスドール(廃止)
<錬金術師呪文>
「火」4/2「水」5/4「土」4/1「風」8/3「聖」6/2「魔」21/2「心」2/4「雷」0/0「木」8/4「氷」2/2「金」0/0「無」1/1
1レベル呪文
コルドゥ(魔)、デスト(魔)、ノーリス(心/心)、モノロイト(風/風)、ナグラ(水/水)、ノティクレア(木/木)、オスロ(火)、バオスロ(水)、ポーバ(風)
2レベル呪文 ソピック(風)?
ノーフィス(聖)、カルコ(魔)、ソピック?(魔)、ディルクレア(魔)、リクレア(火/火)、ナグース(水/水)、フィスクレア(風)、ディクレア(木)、ポンティ(風)
3レベル呪文 ジオフィック(風/「心」)? ロルフィック(金)?
ロカリト(魔)、マデスト(魔)、ジオフィック?(風/心)、ダルクレア(氷/氷)、カティクレア(心/心)、ディオスロ(土)、マオスロ(火)、ロルフィック(魔)、マポーバ(風)
4レベル呪文 ダーリス(魔/魔)?
ディルフォ(魔)、バノカ(聖)、フォフィック(聖)、マノーフィス(聖)、ダーリス(魔/心)、カニクア(木/木)、マディクレア(木)、バポンティ(土/土)、マポンティ(風)
5レベル呪文 マソピック(風)? ガルディ(聖水木)?
フィクドラ(魔)、マソピック(魔)、マリクア(火/火)、マニクレア(水/水)、ラニクア(木/木)、モルフィス(水)、ディアルロ(木)、ガルディ?(魔)、ラオスロ(魔)
6レベル呪文 マカニト(風木)?
カルドゥ(魔)、ラソピック(魔)、ログレフ(魔)、バモクア(水/水)、マカニト(魔/聖魔↑)、ニルグレフ(土)、フィスニコ(土)、カディオス(木)、マングレフ(魔)
7レベル呪文
マバノカ(聖)、ジルフェ(聖)、カルノバ(魔)、マダルクア(氷/氷)、バディクレア(魔/聖魔↑)、グレニクア(木/木)、ラカニト(風/風)、ラロルフィック(魔)、アリクス(無/無)
基本は、メイジ、プリースト、アルケミスト呪文でERバランスを考える。けど一応、ドルイド呪文と超能力者呪文も暇なときにバランス検証予定。
<ドルイド呪文予定>
「火」0/0「水」0/0「土」0/0「風」0/0「聖」0/0「魔」0/0「心」0/0「雷」0/0「木」0/0「氷」0/0「金」0/0「無」0/0
「火」4「水」3「土」4「風」8「聖」6「魔」16&1「心」2&1「雷」0「木」4「氷」5「金」8「無」1
1レベル呪文
オスロ(火)、バオスロ(金)、ナグラ(水)、ポーバ(風)、ノティクレア(金)、コルドゥ(魔)、ノーリス(心)、モノロイト(風)、デスト(魔)
2レベル呪文
リクレア(火)、ノーフィス(聖)、カルコ(魔)、フィスクレア(風?)、ポンティ(風)、ソピック(魔)、ディクレア(木)、ナグース(氷)、ディルクレア(魔)
3レベル呪文
ダルクレア(氷)、カティクレア(心)、マポーバ(風)、マオスロ(火)、ロルフィック(金)、カリフィック(魔)、ディオスロ(土)、マデスト(魔)、ジオフィック(風)
4レベル呪文
カニクア(金)、フォフィック(聖)、バノカ(聖)、マノーフィス(聖)、マポンティ(風)、バポンティ(土)、マディクレア(木)、ディルフォ(魔)、ダーリス(心&魔?)
5レベル呪文
マリクア(火)、ディアルロ(木)、モルフィス(水)、マソピック(魔)、ラニクア(金)、ラオスロ(金?)、マニクレア(氷)、フィクドラ(魔)、ガルディ(魔?)
6レベル呪文
バモクア(水)、カディオス(木)、ログレフ(魔)、マカニト(魔?)、マングレフ(魔)、ラソピック(魔)、フィスニコ(土)、ニルグレフ(土)、カルドゥ(魔)
7レベル呪文
マダルクア(氷)、ジルフェ(聖)、アリクス(無)、カルノバ(魔)、ラカニト(風)、マバノカ(聖)、バディクレア(氷)、ラロルフィック(金)、グレニクア(金)
<旧データでの感想>
- それぞれの元素属性でERを高めるという観点と、《エレメンタルマスター》の価値を考える。まずは全体のイメージで、余裕あるときに呪文系統別も(゜ー゜;)
「火」STR(ER○ スキル○):強力なダメージ呪文と火力補助呪文。ER、スキル共にそれなりに役立つはず。
「水」STA(ER× スキル△):状態回復、蘇生などがメインで、攻撃呪文の数がかなり少ないため、ERの意味は薄い。スキルも呪文数が意外と少ないので微妙そう。
「土」VIT(ER◎ スキル○):防御呪文がメインであるが、一部の攻撃呪文と「重圧」系呪文も。ERは対呪文以外に、物理ダメージにも有効なので◎。スキルはぼちぼち役立ちそう。
「風」AGI(ER○ スキル◎):風のダメージ呪文、飛行、速度に関わる呪文と多岐にわたり、呪文数が意外と多い。ER、スキルともに役立つはず。
「聖」PIE(ER× スキル○):魔法を弱める呪文、神聖な力、光の呪文など数は多い。対人攻撃呪文がほとんどないのでERを上げる意味は微妙。スキルは呪文数が多いので○。
「魔」I.Q(ER◎ スキル◎):情報系呪文、混沌の力、闇の呪文など圧倒的な呪文数を誇る。ERは食らうと嫌な呪文が多いので有効。スキルは呪文数が極めて多いので◎。
「心」PER(ER○ スキル○):精神に関わる呪文。ERは食らうとハマる呪文が多いので有効。スキルもぼちぼち役に立ちそう。
「雷」DEX(ER○ スキル×):強力なダメージ呪文、以上!数も少ないな・・・これw ERは電撃は攻撃手段としてメジャーな方なので有効。スキルはメイジなら○。後はいらないw
「木」HP (ER× スキル△):HP回復呪文と木を操る呪文。ERはvsドルイド呪文だなあ、これ。スキルはそれなりに。うーん、「毒」を「金」に移したけど、「木」に戻すべきかも。
「氷」 (ER◎ スキル○):氷のダメージ呪文と麻痺や即死呪文。ERは食らう頻度と致死率を考慮して◎、スキルはぼちぼちいい感じ。
「金」 (ER○ スキル△):毒のダメージ呪文とバディオス系呪文。ERは刺突攻撃にも有効なので○、スキルは独特な呪文が多くクセがあるのに注意。メイジは1つも呪文がないのでとらないようにw
・FF11ぽく、元素でイメージできるステータスは無理かw
・こうしてみると、雷のダメージ呪文があるのはメイジだけなのね。ドルイドの雲系呪文を一部差し替えて、雷雲の呪文つくるかな。フォリクレア('∇')
|
最終更新:2013年10月13日 19:47