本人や家族に周知したいこと…福祉避難所、被災障害者相談センター、自閉症支援専門スタッフの設置→自治体に聞くと良い
自閉症の人が避難所にいけないのは・・・
1 いつもと違った場所、騒がしいなど様々な刺激が苦手
2 周りの状況、他人の気持ち、「暗黙の了解」が読めない→俗にいう空気が読めない行動
3 行動の事例→走りまわる、大声、発言で相手を怒らせる、環境が変わって夜も騒ぐ
以上3つの理由から
中越沖地震の実例から・・・
- 避難所では音や温度など環境のコントロールが難しい。時間設定の困難から自閉症者の雑居利用は困難。
避難できない場合でも町内会などが要援護者を把握している場合があり、日頃の地域との関係を活用できた。
- 自閉症の人の家族は緊張の連続で疲れが、後日出る。小さいことでも遠慮しないで相談センターに支援を求めよ。
- ショートステイができても、渋滞で送迎が困難で利用できない人も。
具体的な生活の配慮(わがままではなく、障害の特性が理由なのを理解してください)
- 自閉症の人が分かりやすいような居場所を分かりやすく設置・説明(パーテーション・座布団などの区切りを利用)
- 簡易トイレや洋式トイレの利用→こだわりがある人も
- 食べ物は感覚が過敏で偏食の激しいひともいます。
- 物資は個別配給→順番を守ることが難しい
- 入浴の付き添い
- 情報の連絡も直接本人・家族に
最終更新:2011年03月15日 16:08